和歌山市のN様からいただきました(Page3に改造前の写真があります)

 


お譲り戴きましたデスクリートopアンプ(Type A)を自作アンプに組み込みました。回路は、オリジナルのまま抵抗をR1=3.3KΩ R2=470Ω に設定しました。抵抗は手持ちの安価な金皮(1%)に使いました。元のOPアンプはOPA627APですが変更後はよりワイドで力強い音に変わりました。今後、プレート抵抗などに取り替えて音質の変化を試してみたいと思います。タイプB組み立てて色々と試験してみたい考えています。ケースにピッタリと収まりルックスも良く気に入っています。」とのことです。ぎりぎり基板が収まりましたね。もう1つの基板(A-2)との比較も楽しみにしています。


日野市のF様からいただきました。

   


「ちょっとづつ部品を集め、週末空いた時間で、こつこつ作成し、やっと完成しました。一発で鳴ったときは、感慨もひとしおでした。今も良い感じで鳴っております。CDプレイヤー内蔵のDACより力強くボーカルが全面に出てきて大変気に入っております。(中略)ケースに入れた完成写真を貼付します。なるべく小型になるように、トランスやDAC基板を立てております。ぎりぎりで入りました。なかなかこんなことする人はいないでしょう。(笑) また、今後、他の基板(1704S?)に装換しやすいよう、電源出力はコネクタにしてみました。」とのことです。いままでで一番小さいDAC4Dですね。省スペースな実装は私も1票を投じます!


川崎市のH様からいただきました。

   

「A-1、A-2の比較用の1台作ってみました。(アドバイス頂いたエミッタ抵抗と保護用に抵抗を追加しましたが、トランジスタは換えていません)  なんだかプリアンプのような大きさになってしまいました。配線がぐちゃぐちゃなのは不本意なのですが、素人製作でハムを拾ってしまい、この微妙な配線位置でないとハムが止まらないというのはご愛嬌という感じです。ヘッドフォンでの比較視聴では、余り差が出ないだろと思っていたのですが、これがかなり音に差があります。A-2は声の帯域に押し出し感があり艶があります。対してA-1はフラットで落ち着いた鳴り方をして、人によって好みが二分しそうです。
大体音の傾向が掴めましたので、今度はでDELE CMF55やNS2B Vishay VSRを使い、終段のTrも交換し、A-1でコンパクトな本番ヘッドフォンアンプを作ってみるつもりです。」
とのころです。私もこんな感じで作ろうと思っていましたが、先をこされちゃいました。

「ノートパソコンの横にさりげなく置いて使用したかったので、電源はHeadroom(世界一有名なヘッドフォンショップ)のCosmicを参考に昇圧型DC-DCコンバーターを載せて、USBの+5Vから電源を取れるようにしています。可能な限りコンパクトにしたつもりです。深く考えずにVisay VSR、DELE NS2B,CMF55、SANYO OSコンと有名所を投入しました。音は、フラットでいながら全帯域がシームレスに繋がっていて密度感もあり良い感じです。」とのことです。このサイズいいですね。出張にも使えそうです。


神奈川のK様からいただきました。

「NOSDACを4階建てで8パラ化しました。チップのパスコンには10μFの電解をパラで取り付けて強化し、さらに放熱の為にCPUクーラーのジャンクから切り出した物を載せています。また、レギュレータのヒートシンクを熱伝導シートで2階建てにして無理やりケースに密着させています。」とのことです。さすがに4階建てだと発熱も大きくて、放熱板は必須でしょうか。また電源用の放熱板の下側がどうなっているかは、なかなか想像をかきたてますね。


和歌山市のN様からいただきました

LM3886パワーアンプ基板を使ってパワーアンプを作成しました。電源に重点を置くことにしカットコア形トランス、SBD(10A)、セラファイン・コンデンサの使いました。生々しくワイドレンヂな音はとてもICとは思えないものです。次は、パワーアンプ基板と比較してみたいと考えています。とのことです。トランスの2次出力が27Vなので、かなり出力でそうですね。それにしてもトランスがでかそう。  PS. 電源入力近くにあるタイマーみたいなものは、ミューティング用でしょうか?

東大和市のT様からいただきました
  

「(DAC4D)使っている部品が違うので一概には言えないと思いますが、音の傾向は8パラと同じだと思います。が、しかし、うまく表現できないのですが、スケール感というかマッタリ感と言うか。。。8パラにはないものがあります。なぜだか、気持ちがよくって自然と大きな音で音楽を鳴らしたくなってしまうような感じです。今は昼間はDAC4D、夜はDAC1704を使っています(DAC4Dは家人から低音が響くとクレームがつきました^^;)。それと、今はAV用(スカパーとBSDのチューナ接続用)に小型のケースで入力をフル装備した物を作っています。タカチのOSシリーズのケースってチューナと同じ幅のものがないんですね(悲280mm幅がないので、260mm幅で妥協です^^」とのことです。うーーん、DAC4Dと1704の違いがわかるとは、ご家人の耳は肥えていそうですね。私の耳なんか、8cmフルレンジ並の帯域の狭さです(え、8cm以下だよって?)。


R.さんからいただきました。(パスコン効果のシミュレーションPDFがあります)



「DAC4Sが完成しましたので、写真館に投稿します。今回いろいろいじった点は
・チップコンにはセラミックは使用せず、オーディオ的に特性の優れたPPSフィルムコンの 0.1uFを使用しています。
・デジタル、DAC系の電源部には機能性有機電解コンデンサーを使用しています。
・デジタル部のチップコンにはOSコン10uFを並列に接続しています。
・DAC部のチップコンにはタンタルコン33uFを2階建てで接続しています。
・TC9245Nのアナログ系の電源ピンの直近にチップコンとOSコンを追加しています。
 アナログ系はノイズや電源変動に非常に敏感なVCOが接続されているためです。
・74HC04は電源電圧の変動によるジッターの増加を抑えるため、高速な74VHC04に交換しています。
・アナログ部はあっさりと、LPFは1次、OPアンプはOP275GPで部品点数を少なく済ませています。
 LPFはもう少しきちんとさせるべきだと思いますが、可聴帯外の折り返しノイズの増加と、可聴帯内の素直な群遅延特性を秤にかけて、どっちもどっちならアマチュアらしく、コストの安い方をとりました。

今回、DAC4Sを製作するにあたりPspiceを勉強して、LSIから見た電源インピーダンスを計算させてみました。
ファイル「non01uF.pdf 」は、デジタル部に機能性有機電解を使用した場合のインピーダンスです。ESRが非常に低いため、パスコンと共振を起こしてDACの動作影響がありそうな周波数でパスコンが死んでしまっています。(グラフの0dBが1オームです。)
これを解消するため、パスコンにOSコン10uFをパラに接続したのが、「OS10uF+01uF.pdf」です。ピークが多少が抑えられて、通常の電解コンを使用するよりは良好な状況です。
non1uF.pdf 」と、「OS10uF+1uF.pdf」は同じことをパスコンの容量が1uFの場合で計算させてみました。パスコンの容量が大きくなると、電解コンのESRが低くても共振の影響は受けにくいようです。NOSDACならDAC部は迷わずこの組み合わせにするところですが、今回8fs固定なので動作周波数に対応してパスコンの容量は0.1uFとしました。先ほどの計算からOSコンをパラに実装したいところですが、スペースの関係でタンタルコンを使用してみました。こういう用途では計算上はOSコンと差は出ませんでした。他にも、3端子レギュレーターを上手に使用する回路構成とかも研究していたりします。
DAC1台製作するのに、こういうことをやっているので、DAC-1704Nは手がつけられません。いやー楽しいですね。」
 いやー、SPICEは確かに便利なツールですが、ここまでされる方は希有ですね。


大田区のK様からいただきました。



「やっと完成しました。いつものケースに何とか入りました。DAC3兄弟状態です。
ラックに入りきらないので、ケース幅に合わせてDAC専用3段ラックでも作ろうかと思っています。
今回、RSのトロイダルトランスを使いましたが、このトランスは線がやけに短く、配線するのが非常に面倒くさかったです。もう使いたくないです。 ^^;)
トロイダル特有の「うなり」を予想し、サブシャーシにトランスを載せ振動分散効果を狙ったのですが、通電させてみると全くうなりませんでした。苦労してアルミ板切り出したのに..
音は、何せ通電数時間ですのであれですが、DAC4Dをハイスピードにしたような強烈な印象を受けました。DAC4Dと気分で使い分けるには好都合かもしれません。」 
とのことです。こんなかわいいトロイダルトランスがRSにあったんですね。Kさんからの投稿をたくさんいただくので、専用のコーナを設けたほうがいいかもしれませんね。