DAC4499を仕上げる 〜新しいデバイスは楽しみですね、の続編〜 2019.11.24

すこし長くなってきたので新しいページに切り替えました。

ディスクリIVの検討(続)

いろいろなFETを試してみるには、いちいち半田付けするのも大変なので、
ソケットをつけることにしました。


入力FETの部分にソケットをつけてFETの交換を容易にしましょう。


DUAL FETの2SK2145(BL)もサイドチャレンジです。

あれ、2SK2145も問題ない?

FETをソケット切り替えにして、2SK2145を挿してみたら、問題なく動きます。
あれ?と思ってパターンをみたら、パターンの方に間違えがあるのを気づきました。
半田面に急遽DUAL FETのパターンを増設したので、チェックがおろそかになったようです。
修正方法については後述するとして、まずは色々なFETをチェックしてみましょう。

チェックの中で位相補償の有無がでてきますが、下図の青色の部分になります。



FETのチェック結果!

FETの種類 位相補償なし 位相補償あり
220Ω+0.1uF
2SK2145
BL

DUAL FET

発振します。

発振が防止されています。
2SK30A
Y

発振なし。

発振なし。
2SK369
Y

発振あり。

発振がすこし残っています。
2SK170
BL

発振あり。

発振がすこし残っています。
2SK246
GR

発振なし。

発振なし。

つかうなら、2SK2145(BL)を位相補償ありでつかうか、あるいは2SK30Aや2SK246をつかうのが良さそうです。

2SK2145のDUAL FETをとりつける場合は下図のようになります。
簡単なところで間違えてしまいました。

裏面にDUAL FETのパターンがあるので、そこにとりつけ。


部品面は黄色線をカットして、青色の線をジャンパー。
青色線はシルク上のドレーンに接続されています。


DAC4499をシンプルファンクションモードで動かす! 2019.12.7

さて、DAC4499の制御ソフトを仕上げていきましょう。
まずは、基本となるシンプルモードでのプログラムから組みます。DAC4499の使い方としては
DAIがないこともあり、DIV5142やSRC4137と接続して動作させることを念頭においているので、
あえて複雑に制御する必要もないかな〜と思ったりしています。

シンプルファンクションモードではJP8が設定がメイン

シンプルファンクション(SF)モードではJPが設定の主役になります。
全部で8個のジャンパーがあり、一番右のM0を開放にすると、シンプルファンクションモードで動くことになります。

JP8でのジャンパー設定で各種の設定を行います。

ジャンパー設定と機能をまとめると

M0 動作モード設定 OPNE(H) シンプルファンクションモードで動作
M1 構成設定 (M2,M1)
 H  H  DUAL STEREOモード
       2つのDACを個別に動かします。
       4ch出力になります。

 H  L  STEREOモード
       2つのDACをそれぞれモノで動かし
       ステレオで動作させます。

 L  H  モノラルモードL
       2つのDACを両方ともLチャンネルで動かします。
       ステレオとするためには2枚のDAC4499が必要です。

 L  L  モノラルモードR
       2つのDACを両方ともLチャンネルで動かします。
       ステレオとするためには2枚のDAC4499が必要です。
M2
M3 入力選択 入力設定がマニュアルとなっているときに、入力の選択を行います。
入力設定が自動になっている場合は無視されます。

H PCM入力

L DSD入力
M4 入力設定 入力信号の自動判定を有効にします。
H  自動判定(入力信号のPCM・DSDを自動判定します)
L  マニュアルで入力(PCM、DSD)を選択します。
M5 フィルター設定 PCMでのフィルター設定

M5=SLOW
M6=SD
M7=SSLOW
に対応。(下表の0は開放(OPEN)、1は短絡(SHORT)です)。

M6
M7

AK4499にはDACが2つあるので、それぞれに音量調整用のVRをつけられるようにしています。
音量調整が必要ない場合は、音量調整端子をVDDに固定します。

シンプルファンクションモードではLCDは不要なのですが、一応ジャンパーを切り替えたときに
動作を確認するためにもLCDに状態を表示をさせるようにしておきす。


シンプルファンクションモードでの動作テストの様子です。


LCDの表示の様子です。入力選択はAutoになっており、DSD入力の2.822MHz(DSD64)と
判定されています。



ちなみに出力は全部で4CHあるので、4CHのオシロがあると確認が便利です。

信号レベルを確認しておきましょう!

標準的な4ch出力させた場合の出力を確認しておきしょう。
まず、最終的な出力ですがおよそ振幅で5Vになります(ほぼデータシートに沿った定数です)。
3.5Vrmsですから結構高めです。あとで標準的な2Vrmsに変更したほうがいいかもしれないですね。

最終的な出力です。3.5Vrmsになります。

確認したかったのはIV変換後の出力振幅です。AK4499の電流出力は36.4mAppあります。
IV抵抗は330Ω(データシートは360Ω)なので、12.0Vppになります。実測すると11.5Vppでした。
この原因は電源電圧が5Vを下回っていたためです。

IV出力時の振幅は約12Vppです。

で、IVアンプとなるOPアンプはVcc/2の電圧を基点としているので、
OPアンプに流れる電流は正負対象で約18mAになります。
まあ、このくらいならOPアンプでも大丈夫ですね。
動作の基点を1.9Vにすると、IVアンプの出力オフセットがキャンセルできるので、一度試してみましょう。
ちなみに、基点を0VにするとOPアンプではドライブは難しいでしょうから、面倒でもIVアンプに一定の動作
基点を設ける必要があります。


IVアンプの基準電位は2.5Vです。

DAC4499をフルファンクションモードで動かす! 2019.12.13

亀の歩みで進んでいましたが、ようやく煮詰まってきました。
概要としては
 ・最大4枚のDAC4499(4個のAK4499)を制御
   ※8chステレオで動かすことから、左右独立でさらに正負出力までDAC独立した動かすこともできます。
    普通の用途なら、最大2枚しか使うことはないかと思いますが・・・・
    そのために、AK4499のDAC1,DAC2の動作モードを位相を含めてきめ細かくセッティング可能としています。

 ・DSD&PCMは自動判定
   ※入力信号からDSDとPCMは自動判定するモードを加えています。もちろんマニュアル設定も可能です。
    この機能はシンプルファンクションモードでも可能です。
    DSDの周波数も自動設定です。

  ・赤外線リモコンで制御可能
  ※いるかな〜?という気もしましたが、パネルにスイッチ加工をするのが面倒な場合も考えられるので、設けました。

LCDの画面は次のようになります。

FRONT PAGE メイン画面です。
音量、入力状態、
フィルターの種類を表示します。

ATT(VR)のVRは可変抵抗での音量調整。
ATT(SW)とあれば、スイッチでの調整。

INP(M)のMはマニュアルでの入力設定
INP(A)はPCM/DSDの自動切換えです。
入力設定 入力を自動・手動を切り替えます。
手動時にはPCM、DSDを設定します。
入力フォーマット設定 PCM入力時のフォーマット設定です。
右詰、左詰、IISが選択できます。
フィルター選択 AK4499のもつ6つのフィルターから選択します。
音量設定 VRで設定するか、スイッチ設定するかを選択します。
スイッチ設定にすると、赤外線リモコンでも調整できます。
音量オフセット設定 メインのボリュームに対して、4枚のDAC4499と、AK4499内の
2つのDACの音量のオフセットを調整します。マルチチャンネル用
のアンプに接続する場合を想定しています。
モード設定 No.0〜3の最大4枚のDAC4499を制御できます。その接続状況を指定します。
ONとあれば、接続ありで、−−であればなしになります。
LR-LRとあるのは、DAC4499の動作機能での

LR-LR :2チャンネル分でのステレオ(計4ch)
LL-RR:各DACをモノラルで使用し、ステレオ出力(2ch)
MONOL:2つのDACをLチャンネルのみで動作(ステレオにはDAC4499が2枚必要)
MONOR:2つのDACをRチャンネルのみで動作(ステレオにはDAC4499が2枚必要)
位相設定 AK4499の出力位相を設定しいます。
AK4499のDAC1,2のL,Rそれぞれの位相が設定できますので、最大4枚で16個の位相を調整可能です。
N:NORMAL(正位相) I:INVERT(逆位相)
赤外線リモコン学習 赤外線リモコンの学習メニューです。
赤外線リモコン有効設定 赤外線リモコンの有効・無効を設定します。
初期化 強制的にPIC内部を初期化します。


試聴してみましょう! 2019.12.15

ソフトもできてきたので、ここらで試聴してみることにしました。

構成は
CDP → SRC4317 → DAC4499 → OPAのIV基板(DAC4499用) → プリアンプ(EVC1972T)→ 高精度アンプ→ スピーカ
としています。

試聴に用いたCDは懐かしのユーミンを選びました。この曲を聴くと、スキーを思い出すほど、聞き込んだ覚えがあります。
あのころは若かったな〜。いま、スキーなんか行ったら、おそらく2,3回滑ったら足が動かなくなって、コーヒ飲んで佇んでいるでしょう(笑。

で、最初に音楽が流れたときの印象は
「あったかいな〜!」
という感じを受けました。まあ、鳴らしている曲は音源も含めて古いし、なんせ曲のイメージがあるのでそう思ったのかもしれません。

比較すると、DAC1704-4D(PCM1704)に比べると、やっぱり暖かいです。以前に聞いたES9038PROを用いたDAC9038Dは、かなり
シャープな印象がありましたが、DAC4499は暖かさを感じます。ひょっとして使っているOPアンプが4580DDだったりするからかな?

まあ、冬場の寒い時期なので暖かい音は歓迎です(笑。


メインシステムの前に作業台をおいて試聴の準備です。


久しぶりにユーミンのCDを引っ張り出してきました。「ア〜カプルコへ〜」懐かしいな〜!!
再生は384kHzで行っています。


試聴はメインスピーカで行います。最近、お遊び用のスピーカ+サブウーハ(メインSPのウーハだけ使用)
の構成も意外といけることに気づいてお気に入りで聞いています。

ちょっと脇道・・・試聴環境整備 2019.12.18

いつもバラック状態で試聴するときは、アンプの裏側に回ってケーブルをつないだりと、結構面倒なことが多いのですが、
アクリルの端材があったのでラックの前面にSPDIFとアンプ入力端子を設けました。これで、いちいちアンプの裏側に回る
(それにラックを動かさないといけない)ことが無くなる予定です。


ラックの前面にSPDIFの入出力端子とアンプの入力端子を設けました。

でも、作ってすぐに気づきました。ついでに、プリアンプの出力端子もつくればよかったと!
そうすれば、パワーアンプの評価も簡単にできるようになります。そうなれば、スピーカ端子も
設けないといけないな〜

ああ〜もう一回作り直しかな〜???

今回の工作はなんとなく短命(企画倒れ?)に終わりそう・・・

本道に戻って・・・・

オフセットを試してみましょう!
 2019.12.19

AK4499のIV変換は基本的にはAK4499のVCOM(2.5V)を動作点として行います。
IV変換基板(DAC4499-IV(OPA))でも、DAC4499からVCOM信号を受けて、それを動作点として
IV変換回路を動かしています。繰り返しになりますが、備忘録代わりに動作点の電圧を変化させたら
IV変換回路の出力がどうなるかを実測しておきましょう!

(1)まずは標準のVCOM(2.5V)
まずはDAC4499のVCOMを用いてIV変換回路を動かします。
この場合、IV変換回路の出力は2.5Vの動作点を基準にして振れています。
OPアンプの出力は正負18mAで対称となります。
18mAの出力は、結構流れているほうですがOPアンプの最大電流はおよそ30mA程度はありますから、
とくに問題はありません。ちなみに、いま搭載しているOPアンプは4580DDです。
@25円と財布にやさしいです(笑


DAC4499-IV(OPA)の設定はVCOMです(これが標準)


出力は2.5Vのオフセットが乗っていますが、オペアンプの出力は正負18mAで対称

(2)オフセット電圧を変更(まずは1.9V)

オフセット電圧を変更するには、追加で分圧回路を実装します。
DAC4499のVAAから5V電圧を受けているので、それを次のような組み合わせで
VRにてオフセット電圧が1V〜3Vまで変化できるようにしました。

5V(VAA)−−2kΩ−−2kΩVR−−1kΩ−−GND

それでオフセット電圧を1.9Vに設定すると、IV出力の振幅はGNDレベルを中心にして、
正負で約5.8V程度で振れています。ポイントはGNDレベルが中心ということで、
たとえばバランス出力を出す場合は、こうするのが好都合だと思います。
OPアンプから流れ出る電流は非対称になり、負側が大きくなります。それでも
24mA程度ですから、まあ問題ないでしょう。といっても、許容値の80%程度ですから
あまり余裕はありません。


オフセットを変更できるように部品を追加で実装しました。


オフセット1.9Vにすると、IV出力はGNDレベルを中心に振れます。
ただし、OPアンプの負荷電流は負側に大きくなります。


(3)オフセット電圧1Vにしたら・・・・

オフセット電圧を1Vまで下げみると、IV変換後の振幅は負側の領域が大きくなります。
それに、OPアンプに流れる電流が負側で30mA以上になってしまって波形が歪んでいます。

オフセット1VではOPアンプの出力が歪んでしまいます。

(4)オフセット電圧0Vだと・・・

これはOPアンプが燃えるのが怖いのでヤっていません(笑。
PCM1794やPCM1704ではGNDを基点にIV変換を行っていましたが、
それらのIV変換回路は使えないですね。以前のものが使えれば、
良かったところもあるのですが・・・・


こういいう形のIV変換回路はつかえそうにありません。

あ!
 そういえば、動作点を変更できるIV基板もいくつか作った覚えがあります。
ちょっと探してリストアップしてみると、
 ・RENEW POWER-IV-C
  これはオフセットが変更できるだけでなく、出力段がパワーアンプ並みにディスクリート構成になっていました。

 ・RENEW POWER-IV-B
  これも可変オフセットに対応です。さらに出力段もパワーアップされています。

 ・RENEW POWER-IV-A
  これもオフセット可変ですね。これも出力段がパワーアップされています。

いづれもDAC9018DやDAC9038Dを意識した設計になっているので、オフセット可変あるいはオフセット対応にしていた
とようです。忘れているな〜。

それ以前のRenew Discrete IV Convertor についてはGND基準のIV変換回路になっていますね。


複数基板の一括制御の確認

フルファンクションモードでは4枚のDAC4499を連携してつかうことができますが、
まずは2枚でテストです。マストをNo.0にしておいてスレーブのアドレスをNo.1〜No.3に変更して
動作テストです。気になったのは、I2C通信ケーブルが長いので通信エラーが発生しないかな〜
とおもいましたが、大丈夫のようです。まあ、ノイズ耐性を高めるためにもI2Cのプルアップ抵抗は
1kΩと低めのものを用いています。、

複数基板(2枚ですが)の連携テストです。


スレーブをつないで、問題なく制御できます。


DIV5142とフルに接続する場合は、DAC4499を4ch出力モードにすれば2枚で事足りますが、
贅沢にやろうとすれば、DAC4499を2chステレオ出力モードにして4枚使うのも手かな〜・・・・

そろそろ・・・
 製作マニュアルを書いて、週末にはリリースにかかりたいと思っています。

あ、その前に!
 現状のIV回路(DAC4499-IV(OPA))は4ch出力モードになっていますが、これを2chステレオモードあるいは
モノラルモードで動くかを確認しておきましょう。

(1)2CHステレオモードへ変更!

2chステレオモードに変更するにはDAC1あるいはDAC2をどちらもモノラルモードにして、2つのIV出力を合算
するすればOKです。

DAC2側を2chステレオモードに変更するための改造です。


まずは不要な抵抗をとりはずして、合算のためのジャンパーを接続します。

ただし、合算するだけだと出力が倍になるので、そのままだと出力が過大になります。
そのため、差動増幅回路の帰還抵抗を600→300Ωと半分にして、ゲインを1/2にします。


単純に合算させると出力が倍になって10Vくらいの振幅になってしまいます。


引っこ抜いた抵抗を移設して、パラ接続。これで抵抗値は半分にします。


これで出力振幅は元にもどりました。

これで、ゲインの設定はいいのでDAC1側も同じように修正しておきます。


DAC1,DAC2の両方ともセッティング完了です。

2CHステレオモードにするには、DAC1をLチャンネル、DAC2をRチャンネルのモノラルに設定です。


2chステレオモードで使用する場合のセッティングはLL-RRにします。

ちょっと気になるのは・・・・

差動増幅器のOPアンプの電流容量が足りるかな〜という心配です。
出力振幅が5Vほどありますが、帰還抵抗が300Ωになるので単純に考えると17mAの電流が流れます。
この程度の値なら問題ありませんが、さらにモノラルモード、すなわち1枚でLあるいはRにセッティングすると
帰還抵抗はさらに半分の150Ωになるので、単純に考えると電流は倍の34mAになるかもしれません。

それを防ぐには、合成抵抗(1200Ω)を含めて全体の抵抗をもっと高くすればいいのですが、
ノイズ耐性を高くするためにもできるだけ低い値にしたいものです。それに、いまから基板の抵抗を変更するもの
結構大変です。

ということで、まずは帰還抵抗に流れる電流を測定してみました。正確には帰還抵抗の両端の電位を測定してみました。
実測すると帰還抵抗の両端に加わる電圧は最大で4V程度になります。そして帰還抵抗の値が150Ωとすると、OPアンプの負荷電流は
最大で27mAくらいですね。まあ、OPとしては問題ない範囲ですが、ちょっと大きいかな〜。


負側の帰還抵抗の電圧は最大で4Vです。抵抗値が150Ωとし27mA流れます。

モノラルモードで動かす場合は合成抵抗は2400Ωにして、帰還抵抗は300Ωにした方がいいでしょう。
そうれすれば、OPアンプの定格の半分程度の電流に抑えられるので、余裕がでてきます。

再び脇道・・・試聴環境整備再トライ 2019.12.20

ちょっと前につくった各種入出力の端子でしたが、スピーカ端子もほしかったし、ラインアウトもほしかったと後悔。
ということで、さっそく実戦使用することなく作り直すことにしました。加工はCNCをつかうので、あっという間に大きな穴が
必要なRCAジャックの加工もできてしまいます。
 スピーカ端子は以前に秋月で買った100円の4Pをつかいました。これは、裏面にスポンジがついています。
スピーカエンクロージャにつかうなら機密性が保てるのでいいのですが、とりつける相手がアクリルなのでやわらかいため
ネジを締め付けるとアクリル板がひん曲がります。ということで、スポンジをはがしました。そうすると、端子の+−の表示が
でてきました。これをつけるくらいならなんでスポンジなんかつけたの?という気がしてきましたが、どうやら裏面はスポンジを
とってもちょっと段差があります。そのため、スポンジなしでネジをしめつけるとスピーカ端子自体が曲がりそう。そのため、
段差を吸収するためにスポンジをとりつけたのでは?と邪推しています。でも、結局段差があるとアクリルにとりつけられないので、
結局厚紙をつかって段差は補正しました。
 
 完成後は、やはりスピーカを鳴らしてみたいということで、最近つくったPiPA142を接続してみました。小さいDクラスのアンプですが
メインのスピーカを元気一杯ならしてくれます。ネットワークは3次の3WAYのものなのでアンプの負荷としてはきついとおもうのですが、
ものともせずに鳴らしてくれます。VOLUMIOで音量50程度で結構な音がでてきました。


ちょっと前につくった各種入出力の取り出し端子。スピーカやラインアウトもつければよかったと後悔。



早速作りなおしました。



スピーカ端子は秋月で100円で買った4ピンの端子です。


裏面にはスポンジがついていますが、これが邪魔でネジを締めるとアクリル板fが曲がります。


スポンジを削ると端子の+−の表示がみえますね。なぜスポンジをかぶせたの?


早速実戦使用! PiPA142を接続してメインスピーカを鳴らします。

こんな小さいアンプでも結構な音量がでてきます。

また本題にもどらなくっちゃ!

マニュアル作成しました。リリースします。 2019.12.21

週末をつかってマニュアルを作成しました。亀の歩みでしたが、リリースします。

基板名 機能 製作マニュアル
DAC4499 AK4499を用いたDAC基板 DAC4499Manual.pdf
DAC4499-IV(OPA) DUAL OPアンプによるDAC4499用のIV変換ならびに差動合成基板 DAC4499-IV_OPA_Manual.pdf
DISC-DIFIV ディスクリート構成の1アンプでのIV変換、差動合成基板 DISC-DIFIV_Manual.pdf

価格は頒布のコーナを参照ください。


RENEW POWER-IV-Bとつないでみましょう! 2019.12.22

IV回路においてOPアンプのオフセットがかけられるIV基板の一つにRENEW POWER-IV-Bがあるので
これにつないでみましょう。これはDAC9038Dの検討のときに作成したIV基板の一つですが、
MUTE回路が搭載されていますので、この接続の相性も確認しておきたいと思います。

修正箇所は
 修正の必要な箇所は大きく2つです。
1つはIV抵抗の変更です。もともと24Ω程度のIV抵抗が付いていますが、低すぎるのでこれを130Ωに変更しました。
本来、DAC4499-IV(OPA)とコンパチの出力にするには180Ωにすべきなのですが、すこし出力レベルも下げたかったの
と、部品箱で最初に目がついたのが130Ωだったからです(笑。

2つはDAC4499のIOUTに接続するための端子だしです。

まずはもともとの回路の一部はこのようになっています。

RENEW POWER-IV-Bの回路の一部です。

この回路を以下のように修正します。IV抵抗をとりはずして、外部のIV抵抗を通じて出力するIOUTPとIOUTNを作ります。

実際の基板の改造はこのようになります。


これは改造前の状態です。


IV抵抗をとりはずします。測定したら33Ωをつかっていました。


IV抵抗は基板のユニバーサル部に実装し、あわせて出力ピンを設けました。


裏面はこのようになっています。

この改造をCH1、CH2の両方に行います。

DAC4499と接続

DAC4499のDAC1と接続してみましょう。接続のマップはまずはこのようにしてみました。




jじつは上の表ではCH1のDAC4499の出力とRENEW POWER-IV-Bとの入力位相が反対になっています。
これは、じつはわざとであり、このほうが配線が順に並ぶのでややこしくなかったからです。
この接続の結果はどうなるかは簡単に想像がつくと思います。

動かしてみましょう!

出力を観測すると、予想通りLRで位相が反対になっています。


接続した状態です。


位相がわかりやすいように、パルスを入れています。
反対ですね。

位相を両方あわすためには、配線を入れかえればいいのですが、ソフトでも設定ができます。
これはフルファンクションモードに限定されるのですが、DAC1側のLあるいはRのどちらかを反転させてやれば
位相は揃います。


DAC1の位相を片チャンネルのみ反転(INVERT)します。


位相がそろいました。

本来は位相が揃うように配線すべきですよね。ということで、本来あるべき配線に書き直しておきます。
また、2枚のRENEW POWE-IV-Bをつかって4CH出力モード出力する場合もふくめて表にしておきましょう。



ちなみに出力レベルは

正弦波をいれて確認しておくと、振幅で約4.5Vくらいかな?
IV-Bの差動アンプのゲインが2倍になっているのを忘れていました。本来は3V程度にして2Vrmsくらいにしたかったのですが・・・
まあ、いいでしょう。 IV抵抗値は75Ω程度がいいでしょう。

出力レベルは振幅で4.5Vです。

RENEW POWER-IV-BのMUTEも動かしてみましょう。

IV-B基板のJP1をEXT(外部)側に設定してP15のINにMUTE信号(DAC4499の基板P6)を入れます。
そうすれば、電源投入後に数秒たってからリレーが動作します。こうしておけば、IV-BにPICマイコンを
搭載する必要はありません。

MUTE信号の入力です。

ベースプレートに組み付けてみました。 2020.1.1

アクリルの端材をつかってベースプレートにDAC4499とDAC4499-IV(OPA)をとりつけました。

これをつかって、FESP5142と接続しています。 2020.1.2

フラウファンクションモード時のJP8の設定追加がありました。 2020.1.22

下記のご指摘をいただきました。


このご指摘をいただいて、出先なのでスマホで配線パターンのPDFをみていて原因がわかりました。
タクトスイッチを基板端子から取り出さず、直接JP8にとりつけソフトを開発を行っていましたが、
JP8と基板端子間の配線で、ずれがあることに気づきませんでした。確認不足です。


タクトスイッチをJP8から直接接続してソフト開発していたのが、
ミスの原因でした。


修正方法(フルファンクションモード)

一番手間のかからない方法は下記になります。フルファンクションモードでは
JP8-0を短絡させると同時に、
JP8-1(PIC側)はJP8-5(PIC側)に接続
JP8-2(PIC側)はJP8-6(PIC側)に接続

JP8-3,4,7:開放
とします。このとき、TERM(項目切り替え)とPARA(パラメータ設定)のスイッチが
入れ替わります。
 修正方法については製作マニュアル(R5以降)にも記述しています。


フルファンクモードでのJP8の設定


フルファンクションモードでのスイッチ機能

具体的な修正例は下図のようになります。


フルファンクションでのスイッチの取り付け状態


フルファンクションモードでのJP8の設定


全体図

修正がありますが、よろしくお願いいたします。

(つづく?)