Hさんからいただきました。 2006.1.3
ヘッドホンアンプがとりあえず完成したので、写真と共に見ていただきたく思います。とりあえずというのは、筐体右にスペースがありますが、これは拡張用のためで、追って基板を作って組み込もうと考えています。
【電源部】
ディスクリート基板
ドライバ:2SC2320&2SA999
出力制御:2SC2336&2SA1006
抵抗はススム1/4WとMPC2Ω
電圧の制御ができるよう、用意されている半固定VRのパターンを生かしました。
【アンプ部】
SLIM基板
ドライバ:2SC2320&2SA999
終段: 2SC2336&2SA1006
抵抗:ススム1/4W 一部ニッコーム、MPC2Ω
DCカット:ERO
アイドリング:とりあえず50mA
指定通り作っただけですが、終段の石は放熱フィンに固定しました。発熱はほとんど感じません。石の制振化には役立っているかも?
【ケース】
タカチ HY70-43-23BB
【使用回路】
R.氏のトランジスタバージョン
【諸々】
ドライバの石は一応テスタで選別をしました。コネクタはすべてノイトリックを奮発しましたが、これが仇になりました(汗)
かなりの大穴をあけなくてはいけません。
【謝辞】
R.氏には回路と実装についてアドバイスをいただきました。
小椋氏にはケースの大穴加工と写真には見えませんがスパイクの製作をしていただきました。両氏には深く感謝します。
とのことです。空きスペースに何が入るのか楽しみですね。
京都のMさんからいただきました。2006.1.10
とのことです。オペアンプのソケットを活用してIV変換を変更させるのは便利そうですね。でも余ったビシェイがちょっと勿体ないかも。
mouさんからいただきました。 2006.2.12
ASRCようやく完成致しました。
ちょっと配線が見苦しいのですが、良かったら見て下さい。
何とかタカチのHEN型ケースに収めようと基板を斜めに固定してみました。
電源トランスは基板の下にトロイダルが入っています。
フロントパネルのLEDは、電源SWの上は入力周波数とアンロック、真中は出力チャンネルセレクト、
右は出力周波数となっています。
DIR1703の#2,#3,#27pinが基板上に出ていたので助かりました。
まだ出来たばっかりなので、これからゆっくり試聴してみたいと思います。
とのことです。いや〜この実装密度はちょっと真似しがたいものがあります。
パネルのスイッチはエンコーダかな?かなり薄手のもののようです。
神奈川県のT.Aさんからいただきました。2006.2.17
先日購入した「お勉強DACV」が音出しに至ったので、ご報告いたします。(写真1,2)
5VラインのOSCONは220uF、15Vラインは100uFです。Caパターンには47uFのOSCONを取り付け、基板裏で足の間に0.1uFのチップフィルムコンデンサを並列接続しています。その他のケミコンにも、この方法でチップフィルムを仕込んであります。アナログ部の抵抗はすべてニッコーム、
LPFのコンデンサはポリプロピレンフィルムVishey KP1830を使用しています。OPampはOPA134を選択しました。
デジタル部はループフィルタにポリプロピレンフィルム、水晶発振器にはスチコンを搭載しました。これらは高周波での安定性に優れているので、ある程度はジッタ低減が期待できると思います。それにしてもPPコンは大きいです(^_^;)
小さな3.3VレギュレータはTA48M033で、リップルリジェクションとノイズレベルの点で一段優れています。(写真3)レギュレータ発振防止のため、出力直後のCpは取り付けず代わりに基板裏で33uFタンタルコンデンサを接続しました。低ドロップレギュレータでは、セラコンでも発振することがあるそうです。
電源回路はダイオードに0.1uFフィルムコンデンサを並列接続し、スイッチングノイズ低減を図っています。(写真4) 平滑コンデンサは汎用品の
6800uF、出力デカップリングは MUSE 2200uFです。リファレンス電圧のデカップリングは1000uFに増量してあります。
その他細かい点ですが、電源、DACデジタル部ともに抵抗はすべて1/4W金属皮膜を使用、SSOP以外は無鉛ハンダで組み立て、デジタル部のCpを除いてセラミックコンデンサを排除などの工夫があります。
本格的なマルチビットDACの音を聞くのは今回が初めてですが、低域の豊かさが特徴だと思いました。床がビリビリ振動します!マンションなので苦情が来そうです(^_^;)かといって不自然に強調される感じではないですね。また音の余韻や残響も良く表現されていて、雰囲気のある音楽になりました。今後はOPamp交換、リクロックやDSIXなどを試してみたいと思います。
キット製作は色々と勉強になりますし、技術も磨けます。いつも良いものを提供して下さって本当に感謝しています。
とのことです。それぞれの部品にかなりこだわりがある構成で、OSコンもふんだんでコストがかかってますね。
しかし写真が綺麗です。どんなディジカメでとられたのかな?
カメラはごく普通のコンパクトデジカメです。ただ、接写ではストロボを使うと綺麗に撮れないので、三脚を使ってストロボ無しで撮影しています。
部品はできるだけ安く入手するよう工夫しているので、実のところそんなにコストかかってません(^_^;) フィルムコンや47uのOSCONは、現品.
comさんで安価に調達できました。
という御返事もいただきました。
和歌山のNさんからいただきました。2006.2.20
PCM1704 DAC8D SUPERの製作
最初は、PCM63 DAC8D SUPERのDAC基板のみ1704に交換する予定でしたがPCM63Pが勿体無いので新たにスペア基板DAI TypeB、IV&LPF基板を活用することにしマザボードとPCM1704基板を追加して製作しました。
・製作にあたっては
1 ASRCを同一筐体に収めDi入力を4回路とする。
2 PCM1704を8パラ差動で使用する。
3 アナログ電源をこれまでと同様音質の良いLT1085、1033とする。
4 ケースはシャーシー付としケース外(底板)のビス孔加工をなくす。
5 IV&LPFをパッシブ+A3基板の構成とする。
6 ASRCのFsは32K、44.1K、48K、88.2K、96KとしASRC出力端子を取付ける。
7 RE-CLOCK回路を付加する。
8 電源トランスは2台使用する。
などにしました。
ケースは、タカチ電機のSL99-37-23SSとしAC-37-23シャーシーを10mm浮かして固定し、DAC部とトランスを上部に下部にはASRC基板を取付けています。
片側のトランスで余っている7V×1をASRC用電源にしました。
・結果
ASRCを内蔵したことで4入力対応となりサンプリング周波数を切替えて容易にできるので便利です。PCM1704の8パラ差動はゴージャスで高級機の音を堪能することができます。
これで製作したDAC8DがPCM61(18Bit)、PCM63(20Bit)、PCM1704(24Bit)の3台となりますが出てきた音は微妙に変わるのでなかなか面白いです。
とのことです。SL99の少し高さのあるケースをつかってASRCを裏側にとりつけるとスッキリ収納できますね。私もこの手でいこうかな。
#私のところもDAC8D用のPCM63PのDACカードが16枚も余ってしまいました。なんとかした〜い!
JA1WBY さんからいただいきました。2006.2.25
「ASRC + R-2R
DAC」が完成いたしましたのでご報告いたします。
1:部品はまったくのノーマル品です。
2:ASRC-PTを少し改造しましたので参考になればと思いまして写真(4枚)をお送り致します。
(入力信号でのビットレート表示機能、LED表示)
必要があればHPからGETして下さい。ここでも他力本願。
とのことです。木製ケースがポイントですね。ステイン等で塗装したらぐっと渋くなりますよ、と煽ってみたり(^^)V
COPYさんからいただきました。2006.3.18
ASRCの完成写真を送ります。
特に特別なこともしておりませんが、入力は同軸2、光2の4系統、同軸のひとつにじんそんさんの「あれ(DSIX?)」を導入しております。
出力はすべて同軸で2系統をそれぞれパラで合計4出力にしております。
写真の左側がサンプリング切り替え、右側が入力切替です。
それなりにコンパクトにまとまったと思っております。
複数のDACを使っているので、このASRCはまさに使い勝手の良いアイテムとなりました。
なんかそれぞれのDACが、アナログのカートリッジのようで、好みの音楽に合わせて合うDACを切り替えて使用出来ます。
次は真打ちのDAC1704-4Dですね。
これはトランスを別筐体にしようと思っております。出来る限りコンパクトを目標に頑張ります。
それではまた報告致します。ありがとうございました。
とのことです。基板サイズから推測するとケースサイズは210×160mmくらいでしょうか。コンパクトに収まってますね。
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