「とりあえずヘッドホンアンプ」by ヒロ

基板をケースに固定して、配線を整えて完成です。40WのRコアトランスはこれにはスペックオーバですが、まあいいでしょう。
余ったトランスの出力はMUTING回路に供給します。MUTING回路には12Vのリレーを2つ載せました。左右独立とかいった洒落た目的ではなく、2回路のリレーより1回路のリレー2個の方が安かった(@50円)からです。つい安い方に目が行ってしまいます。





Nさんからいただきました。2005.6.26







ディスクリート・オペアンプ基板評価ボードを使ってプリアンプを製作してみました。
ディスクリート・オペアンプは、A1〜A6を組み立てて色々と音調を楽しむようにしています。電源部には、汎用電源基板 TYPE Bを左右独立で使ってICには高音質タイプのLT1085、1033を採用しています。アッテネータがRMG抵抗を用いた23接点のL-Padタイプです。A3、A4を組み立て時K117GRを無作為に使ってみましたがDCバランスが取れず結局Idを測定し選別してバランスしました。
ただしA3のバランス調整VRを回しきるとQ3〜4、R4〜5が損傷するので注意が必要です。発振防止のC1は、A1〜3:22P、A4が200PF、A6:なし となっています。肝心の音ですがゆっくりと確認することになりますが今回のA3〜A6の方が確実にランクアップしているようです。
プラグインタイプ式評価ボードのメリットは、オペアンプ基板の調整が簡単に行えることで中々いいです。

とのことですが、作るの早いですね。私もこんな感じのプリを目指していたのですが、先を越されちゃいました。
どのディスクリ基板が良いかの評価はこれからの楽しみですね。

追加で比較データをいただきました。周波数100kHz、200mV/divです。


tatebaさんからいただきました 2005.7.6

ヒロさんの云われるように、デヂ○トで買ったタカチ35*23*5.5cmにNOSDAC2-LiteとLM3886詰め込んでプリメインにしてみました。
スペース足りないのでDAC上に電源基盤ギリギリ載せて納めてます。
まだ配線途中ですが稼働しながら発熱等チェック中。
色が好きなので、電解はすべてミューズになってます。
次はディスクリ オペアンプA3・A4に挑戦です。


とのことです。このケースは内容積も大きくて、加工もし易く私も気に入っています。 放熱の穴をどこにあけるか悩みそうですね。


東京都のKさんからいただきました。2005.7.7


久々にまたコテを握って楽しまさせて頂いてます。
完成間近のNOS2lightの写真を送付させていただきます。
見てのとおり、常用のケースに収めるのに苦労してます。
NOS2の基板は組み込んでみて初めて、その大きさを実感いたしますね。
ディスクリA3基板を差して、オフセットの調整を行おうと出力にテスターをあてたところ、DC漏れが15Vもありました。(大汗)
慌ててチェックしたところ、NOS2light基板側のR29,R30を付け忘れていました..
抵抗をつけて再度確認したところ、正常?にオフセットの調整は出来たのですがA3基板大丈夫だったかなぁ..
今日は時間切れで音だしまで出来なかったのですが、明日アンプに繋いで音出しするのが怖いです..
無事に音が出てくれれば良いのですが..


とのことです。「音だしの緊張」、これいいですね〜。でも練度の高いKさんなら大丈夫!

NOS2Lite音出ました。なんかメチャクチャ鮮度が高くて高速な感じがします。
部品数が少ないDACというのは、こんな感じになるのでしょうか?
取り敢えずOPA134PAで聴いてます。
これでも十分満足という感じですが、ディスクリ基板で駆動した時の音も気になるので、これから部品調達にアキバに行ってきます。(笑)
(今週は有給消化の為、休暇を取ってます)




NOS2Liteの最終形を送付させていただきます。
一週間のエージングを経て、現在、ディスクリA4基板で聴いています。
OPA1発の時は、非常に元気で明るい音ですが、ディスクリ基板に切り替えると雰囲気が変わり、繊細でシルキーな感じになりました。
DAC1794Dのような切り付ける鋭さはないですが、さらりと上品に散乱する高域が何とも印象的です。
ご参考までに、I/V抵抗はNS2B、その他の抵抗はフィリップスの金皮です。
ディスクリ基板の部品構成でどのように音が変わるか試したくなりましたので、A3基板を追加注文させていただきました。
今度はニッコーム辺りで組んでみようかと思っております。


完成ですね。ディスクリ基板は定数によっても変化しそうですから、泥沼に陥る可能性もあります。お気をつけください(笑)。


「陰でつかうADC」 by ヒロ 2005.7.17

TUNERの出力をADするためにつかいますので、小型にまとめました。
入力はACアダプターを使いますが、内部で5Vを生成し、その5VをつかってDC−DCコンバータでアナログ用の正負15V電源をつくります。
このDC−DCコンバータは現品.comで買ったものです(@200円だったかな?)。
前面パネルは電源LEDと入力レンジオーバのLEDです。
ADC基板の左右のレンジオーバ出力をダイオードORにしたのちに、電流制限抵抗とともにLEDに接続しています。



<約150×115mmのケースに収めています>


<5Vto15Vのコンバータを2個つかって正負電源をつくります>


<ACアダプター入力のところは空中配線>


<表裏パネルともシンプルに!というより、これ以上何かをつけるのもスペースがない>


NKDさんからいただきました 2005.7.18

HPA音の良さに感動しました。
談話室の皆様に質問しまくって組み立てた物ですか、投稿してもよろしいでしょうか? 
よろしくお願い致します。

25年ぶりの組立でしたが、おかげ様で完成しました。
Rさん おすすめ?! 、板抵抗に交換したのが効いている気がします。
大き目のケースですが、高さ40mmの電解は無理がありました。

とのことです。MUTINGリレーはないようですが、ポップノイズはいかがですか?





Nさんからいただきました 2005.7.18/2005.7.25

評価用マザーボードを2枚使いA基板を取り付けたMM専用CR形フォノイコライザーです。
当初MCも使える設計がDCバランスの安定度からMM専用にしてMCの場合はトランスを併用しています。
各基板で動作確認しましたがA6を除いて問題なく動作しています。
現在の基板は、音質面でゆったりとし情報量が多く気に入っているA4の2段構成です。
A4基板の位相補正用コンデンサは、NFRをHigh-Gainに設定しているためか初段が22PF後段が4PFで安定しておりプリアンプに比べて容量を減らさないと発振します。
High-GainアンプでもRコアトランスの低漏洩磁束構造によりでハムなどのノイズ全く感じられません。
タカチOS70-32-23アルミケースを縦に使い前作DAC、Priとデザインの統一化を計りました。
安定化電源を2組使い左右独立で供給するようにし、電源ICは音質面で有利な1085、1033を使用しています。
 
HPA基板を使ったminiパワーアンプも写真も添付しました。TAD2402や友人のJBLのモニター4343など大型SPも迫力十分に鳴らす実力に参りました。発熱が心配なので今では2周り大きい放熱器に付け替えています。
 
とのことです。ディスクリ基板は、なかなか使いこなしが難しいようで、OPと等価というように単純には扱えないようです。
私も、DAC8D SUPERの出力段につかって、いろいろと実験すべきことが多くなりました。






町田のHさんからいただきました。 2005.7.18

転職・引越しで、しばらく作れませんでしたが、この連休でHPAとADCの仮組みが出来ました。
以前、現品comで買った大きなコンデンサーを使おうとして、大きなケースになってしまいました。トランジスタは、指定通りC1815, A1015 で GR グレード,軽く選別してhfe 280-300,アイドリング電流はとりあえず 40mA です。ノイズも、電源投入時のポップ音も皆無です。
WaveGene で正弦波を作り音量をあげていくと、音が歪んできましたがアンプのせいではなく、ヘッドホンがぶるぶる震えて音が歪んでいただけでした。
ケーブルの長さ・配置もいい加減で、基板も固定していませんが、ハムノイズものっていないので、これはこのままにして、夏休みには、はやりの8cmスピーカを作り(樽スピーカの真似?)、HPA基板で小出力アンプか、パワーアンプ基板を作りたくなってきました。

とのことです。それにしてもでかいコンデンサですね。50V-15000uFとありますが、容量の割に大きいコンデンサって概して特性がいいんですよね。でも、どうやって固定するのでしょう?






NGAさんからいただきました。 2005.7.18

 R.さんバージョンでHPAが完成しました。悩んだ末、トランジスタは結局2SA872A/2SC1775AのEランクにしました。電源部とアンプを独立させています。
電源は鉛蓄バッテリー±12Vと3端子の±12Vの2系統ありまして、アンプ部とはスピコンでの接続です。キャノンの4pinコネクタがアンプ部のフロントパネルにありますが、これはAKGのK1000というヘッドホン用です。
ボリューム右側のコネクタには出力保護の抵抗は無しになっていて、左側の出力端子にはDALEの120Ωを入れていています。
この120Ωは短絡保護を目的とした物では無く、CORDAの120Ω端子と同様の目的で入れました。120Ωの端子を使うと音量は低くなりますが、高域のピリピリするヘッドホンと相性が良くなります。
ER−4BやATH−10VTGではこれまで聞いてきた安価な市販ヘッドフォンアンプとは比べるまでもなく明らかに階梯が上で、SCD−1のRCA出力の音に近く、フラットでいながら音数が多く想像以上の音です。
バッテリー駆動の音は大変良好で、癒し系の色っぽい音が出ます。3端子を使うと元気でダイナミックレンジが広く感じますが、色っぽさは出ないです。

市販のヘッドフォンアンプは値段ばかり高いくせに真っ当な物が無く、やっとヘッドホンに見合うアンプが見つかったという感じです。

(恥かしいので写真館への公開は無しでお願いしたいのですが。。。)

ということですが、力作なので無理矢理掲載をOKいただきました。バッテリードライブと左右対称の綺麗なレイアウトが印象的です。
パワトラの交換が簡単なようになっている点も特徴です。

# ヒロさんバージョンとR.さんバージョンで基板を作るつもりでしたが、
# ヒロさんバージョン用のエミッタ抵抗を買い間違えてしまった為、ヒロさん

# バージョンのレビューは後日掲示板にでも。。。

楽しみにしてます!

 

 




Wさんからいただきました。2005.7.26

無事鳴らせることが出来ました!
SSOPの半田付けはかなり手こずりましたが何とかなりました。
とてもいい音で鳴っていて、本当に自分で作ったものかと感動しております。
R1を取り付けるのを最後まですっかり忘れ、どうして鳴らないのかと3日ほど悩みましたが、取り付けたら嘘の様に鳴りました(笑)
その他にも3.3Vのレギュレータにピン互換のないLM1117T-3.3をそのままつけて通電して壊してしまったかと、ひやひやものでした・・・。
まだバラックの状態なので、今後ケースに入れて電源トランス化も挑戦したい所です。


とのことです。ものすごく立派なSW電源ですね。トランスよりいいかもしれまんよ!




MOUさんからいだだきました。2005.07.28

NOSDAC2がようやくケースに収まりました。
ケースは定番のタカチのOSの70-32-23を使ってみました。
このケース端まで使おうとすると結構苦労します。
ネームプレートはオーブンで焼くと縮むプラ板を使いました。
これも歪んだりしてなかなか大変でした。
入力は光と同軸の2系統用意してみました。
+-5Vのヒートシンクはかなり発熱するので、パソコン用のヒートシンクを切って作ってみました。
高さが倍位あるのですが、効果はあまり無さそうです。
一番下のオペアンプ基板は半固定抵抗を底に付けて底板に穴を開けて調整がしやすいようにしています。
シャーシ加工が大変でしたが、箱に入ると愛着が湧きますね。


とのことです。それにしてもこのケースの中におさまりましたね。
NOSDAC2のアナログ部にまったく部品がないところみると、最初からディスクリートねらいなんですね。




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