川崎市のHさんからいただきました。 2005.1.29

DAC1704-4Dを差動出力ではなく、8パラで組んでみました。IV変換は抵抗1本(ヴィシェイ)によるパッシブタイプ、ローパスフィルターはCR1段(デール+SEコン)としクロックに三田電波の高精度水晶発振器を使用しました。DACまわりのチップコンは積層フィルムを使用しましたが、リフロータイプでハンダ付けの条件がきびしく取付に気を使いました。 音は生々しく、分解能が高く、今後、エージングが進むのが楽しみです。


とのことです。8パラ仕様は初めての投稿ですね。外付けクリスタルは別電源で、また基板レイアウトも最短で接続できるように工夫がしてあります。




横浜のHさんからいただきました。 2005.1.29

 セットの構成はDAC1704S-Nの左右別電源仕様です。
 今回の製作のコンセプトは、PCM1704を最高ランクのKを使い、電源を左右別で、2 トランス構成にして、現状でのベストと思われる構成を採用することにあります。とは言っても一部の部品は一般品を使っています。
 抵抗はニッコーム、IV変換はスケルトン、電解は、BG、フィルタはSEコンを使用して見ました。
 基板をいただいてから、部品集めや、トランスの発注を行ったため、すごーく時間が掛かってしまいました。
 前に作った左右同一電源構成のDAC1704S-Nと比較すると、音場が広く余韻が消えていく感じがとても良くでます。聞き方によっては、過剰なエコーのようにも聞こえることがあり、しばらくエージングをして様子を見ようと思います。
 あとの一台は、来月以降に組み立てようと思います。次は電源を別シャーシに組んで、電源系をもう少しいじって見たいと思います。ということで、当初のコンデンサの音の違いを調べるという路線からは外れて行きそうですね。


とのことです。BGを多用したとなるとOSコンよりコストが掛かっていそうです。電源基板の整然としたコンデンサの並びがカッコいいですね。




千葉のKさんからいただきました。 2005.2.11

DAC1794Dが完成しました。(下にあるのは去年の夏に私が初めて自作の道に足を踏み入れるきっかけとなったトライパスのデジタルアンプです)
OPA627BPやNS-2BのIV抵抗等パーツ構成は標準的なものです。
四街道のS様の入力セレクターと連動してLEDが切り替わる機能を真似してみました。同軸は青、光は緑に光るようにしてみました。
足はOgu様からお譲り頂いたSUSスパイクを装着しています。
この他にパワーアンプ基板やオペアンプ基板もお譲り頂いたので、プリアンプやパワーアンプも作ってみたいと思っています。

とのことです。なぜかクリスタルの近くに8Pのソケットが付いているようですが何につかうのでしょう?気になります。





Kさん@横浜からいただきました。

のんびり作っていたDACがようやく完成したので、投稿します。
じんそんさんのも含めて何台か作成して、気に入ったのをケースに入れようと考えていました。優柔不断でひとつに決められず、結局4台全部をケースに入れてしまいました。写真ではわかりにくいですが2段重ねになっています。
DAC1704S-Nで入力信号を切り換え、セレクタの出力を他の3枚のDACボードに接続してます。
 構成は以下の通りです。

【電源】
・Rコアトランス
・汎用電源基板S

【DAC】
・DAC1704S-N
・DAC1794D-N
・TDA1543の4パラ(じんそんさん)
・AD1851+OPAMP IV(じんそんさん)

【パーツ】
 アナログ側にOSコンを使ったくらいで、他はほとんど格安の通常部品です。パーツに対する知識が乏しいのが最大の理由です。
どういう効果が期待できるか知った上で使いたいと思ったので。

【感想】
 肝心の音の方は、どれもよい音です。正直なところ差がよくわかりません。簡単に切り換えて比較できるのですが、違いを認識できる耳になっていないのでしょうね。
 PCのサウンドカードの同軸出力を接続し、iTunesのロスレスで圧縮した音を聞いてますが、とても心地よくスイングしてくれてます。
CDプレーヤーも接続してますが、これまた差がわかりません。

 実用的で楽しい基板を提供してくれてありがとうございました。


とのことです。16bitや24Bit、マルチビットやΔΣまでいろんなDACの音が楽しめて博物館のようですね。




川崎市のHさんからいただきました。

DAC1704-4Dです。クリスタルは外付け、IV変換は抵抗によるパッシブタイプ、差動アンプは対称差動入力のA-2基板を使用してディスクリートで組みました。電源トランスの数が多いため2階建て構造になりました。本来、電源部を2階に組込むべきなのですが穴あけを間違えて電源が1階になってしまいました。心配した熱のこもりも大したことないのでそのままにしてあります。

 8パラ仕様のような馬力のあるぶ厚い音は出ませんが繊細さと力強さが程よくバランスした良い音です。特筆すべきは空間表現というか、音の奥行き方向の表現力が卓越しているように思いました。
 

とのことです。抵抗IVで差動増幅がディスクリートという構成です。よく見ると抵抗はビシェイかな??
それにしてもフルサイズ(400mm超幅)のケースが使えると実装に余裕があります。






2005.3.9 TADSHINさんからいただきました。

愛用機のSCD-1を凌ぐべく、ケースの剛性と制振を主眼に物量を投入しました。
タカチの430x430x99を13tのコーリアンで補強しました。
シャーシーはコーリアンにタップを切り、底板とステンレススパイクのメンバー材もいれるとコーリアン39mm厚あります。
総重量はコーリアンインシュレーター込みで23kgになりました。
所々に貼ってあるネジの頭はステンレス製の自作レゾナンスチップです。
次のアップグレード用として1704-4Dの基板用のタップも切ってありますので基板が完成すれば比較的簡単に換装できます。
レイアウトは準モノーラルコンストラクションとし、電源は左右とデジアナ分離です。
12V用は安井章氏のフォノイコライザー用の流用で、ACのノイズフィルターも安井式です。
見えないコンデンサーは裏側に取り付けてあります。
DAC部とアナログ部への給電はなるべく左右同条件になるようにしました。
もちろん1704はK、627はBP、ピンジャックはWBTです。
ここまでやったらSCD-1、DP-75の音を抜きました。
特筆すべきはSCD-1の解像度とレンジ感を抜き、DP-75の滑らかさと厚みより上な事です。
次は1704-4DでD-01にチャレンジです。


とのことです。ここまで物量投入された1704S-Nは初めてでしょうか。SCD-1よりコストが掛かっていたりして・・・・
広いシャーシを使うと実装も余裕がでてきます。でも、やっぱりでかい!

 


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