ちょっと Tea Time!? 失敗したあ〜(PICO2,SDR受信機) 2024.10.17

秋旅行から帰ってきて、大体後かたずけも終了。
となると、また色々と面白いものがないかと秋月をみていて、衝動買いをしてしまいました。
で、あとで失敗した〜と気付いてしまいました。


色々と衝動買いです。でも、半分は失敗でした。

PICO2ってどうやって動かすの?

PICOの大容量高速版であるPICO2が出たのは、旅行前に知っていました。
最初はPICOでバイナリーコンパチかと思っていましたが、調べてみてもそんな記述はどこにもありません。
また、RaspberriPi4上での開発環境を揃えるためにはどうしたらいいかも、まだまだ情報不足な感じ。
下手して、現状の環境を壊してしまうのも怖いです。
ということで、まだ手を出していませんでした。
 しかし、2週間も旅行に行っていたら、そういったことを全て忘れてしまって、秋月のHPをみて、
衝動的に買い物かごに入れてしまいました。


衝動的に買ったけど、Pi4上での開発環境は、どうやって整えたらいいだろう?

色々と検索してはいますが、まだまだ手を出さない方がいいかな〜。

KT0936ってモノラル?

 以前にKT0913というSDR方式のラジオ受信機を使ってみました。
面倒なのは0.65mmピッチなので変換基板が必要なことです。
そこで、同じくラジオ受信機にKT0936なるものがありました。
パッケージは1.27mmピッチの大きなものです。これなら実装は簡単!
と、衝動買いです。


KT0936を衝動買い。パッケージは1.27mmなので半田付けもしやすそうです.

買ったのはいいのだけど、データシートを眺めてちょっと落胆.
ちなみに秋月電子のHPのデータシートは中国版です。まあ、わからないことはないですが、
いや判りませんでした。ということで、英語版を探しておきました.

データシート(秋月からDL): kt0936m(b9)_v2.2.pdf
データシート(英語版):KT0936m_english.pdf へのリンク


で、何が落胆だったかといえば、出力がモノラルです。


KT0936のブロック図ですが、出力はモノラルでした。FMでモノラルは寂しいなあ〜。

ということで、KT0936は部品箱の肥やしになりそうです。

KT0937は使えそう!



KT0937はステレオ出力でした。これは使えそう!

データシート:kt0937-d8_v2.1.pdf


KT0937はステレオ出力です。これは使えそう!

以前使ったことのあるKT0913と、KT0937を比較してみました。
ブロック図はまったく同じです。ただ、受信範囲はKT0937がSW帯も受信できるようなので、
こちらが良さそうです。価格はどちらも同じなのでKT0937の方が良さそうです。

しかし、なんぜこの両者のピンレイアウトが全然違うのだろう?
同じにしてもらえれば、共通パターンにできたのなあ〜。

KT0937 KT0913
ブロック図
ブロック図からKT0937と同じです。
受信範囲
KT0937のSWが受信できない様子。
ピン配置
ピンレイアウトはKT0937と全然ちがいます。
価格
(秋月)
150円 150円
備考 ちょっとTea Time!? FMレシーバが面白そう!


KT0936は意外と作例あるなあ〜 2024.10.18

KT0936ってモノ出力だから、あまり人気ないだろうな〜と思っていましたが、
マイコンが不要というお手軽さもあって、意外と作例があるようです。


新・エレクトロニクス工作室/第21回 KT0936を使ったDSPラジオ|2024年1月号 - 月刊FBニュース アマチュア無線の情報を満載 (fbnews.jp)



DSPラジオ製作入門に最適なKT0936M(B9)を動かしてみる | まっさの電子ぶろっぐ (massa4649.com)


https://massa4649.com/kt0936_3/

AMって停波するの?

作例を調べていたら、なにやらAMが停波するようなことが書いてあります。
高速道路などの情報はAM(1620kHz)だったりするけど、なくなるのかな?
ちょっとwikiで調べてみました。
 どうやらAM局は運営コストがかかるので、FM局への移行のための実証実験
を進めているところもある、という程度のようです。まあ,大手の放送局はまだまだ
残るのでしょう。


とりあえずKT0936で

簡単そうなので、マイコンが要らないKT0936で組んでみましょう。
部品箱の肥やしからの救出です。
とりあえずFMがなればいいので、簡単に組み立てましょう。
休日前のお遊びです。

まずはこんな回路で組んでみましょう。


こんな感じで簡単に組んでみました。


水晶は変換基板にとりつけています。

鳴ったけどなあ〜

電源電圧を3Vにセットして、電源ONです。
まず、SPからは蚊の鳴くような小さいノイズが聞こえます。
耳に近づけないと、聞き取れません。
で、VRを調整するとノイズの中から音声が聞こえてきました。
なぜか中国語です。
中華製のICだから中国語?なわけないですよね。
ノイズのなかから聞こえるからFM帯ではないのかな?海外放送を捕らえているかもしれません。

使いにくい!
これは実装の問題が大きいですが、まず半固定抵抗では調整が微妙過ぎます。
それと、いまどの周波数をチューニングしているかが全然わかりません。
鳴るのは確認できたけど、この先なにかをしようとする気が起きないなあ〜。
やっぱり、マイコン搭載して周波数がでるようにしないと辛いものがありそうです。

まあ、KT0936が部品の肥やしから中古品に格上げになったので良しとしましょう!

KT0937,KT0913は折角なので 2024.10.19

どちらももっているので、どちらも実装できるようなラジオ受信機の基板を描いてみました。
ちょっとしたお遊びができるように、表示器は色々なものに対応できるようにしています。
ソフト作成は時間かかりそうですが、ソフト作成自体はボケ防止にはいいと思うので(笑。


ラジオの受信基板です。サイズは標準サイズの半分です。

(つづく)