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onajinnさんからいただきました。 2021.9.14

他にも完成及び完成途上の品があるのですが、SPDIFスプリッターが組み立て簡単
で空いたケース(別途製作予定用)にピッタリだったのでこちらを製作報告として投稿
いたします。もっとコンパクトで安価なケースに組み込めるのですが少し重みのある
ケースでないとケーブルに負ける?ので。複数のDACを同じソースで聴き比べなどし
たりソースによってDACを替えるなどがスマートにできて便利です。一応EMISUKEさん
のSPDIFセレクター(同軸&光)も製作してありますが、別系統で遊びたいこともありま
すので。
9VのACアダプターを電源としSWは省略(SW付のACタップもあるので)。気休めにアモ
ビーズを電源入口に装着。直にDACに接続よりアイソレーション効果なのか音質が
向上したような?



(写真をクリックするとオリジナルサイズになります)

そしてRELAY ATTENUATOR基板も完成したので、急遽ケースを購入し組上げました。
併せて投稿いたします。基板上の配置から横長のケースにと当初考えたのですが、
設置場所や他の機器とのバランスもあり重さによる安定感でHENシリーズとしました。
結果フロントパネルがちょっと窮屈になってます。ぺるけさん設計の半導体ミニワッター
とはお揃いでぴったりです。
信号系の抵抗はTAKMANのREYをメインに0.1%の高精度をとりまぜて使用。
電源は5VのACアダプターを使用することにしてこちらもオマジナイでアモビーズに
通してます。
リニア電源でも考えてた時A12ーAmp基板によるバッファの追加やらを妄想しセット
の肥大化が懸念され断念。アース周りは投稿で先陣をきった目黒区のNさんのを
参考にしました。ありがとうございました。電源を入れた直後のLEDのギミックな点灯
が楽しいです。



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(写真をクリックするとオリジナルサイズになります)

Nさんとほぼ同じファインメットコアTRANS式ATT(トランスとロータリーSW及びケースは
共に未使用中古品をヤフオクで別々にゲットし組み立てたもの)と比較試聴してみました。
どちらも精緻なリアルさがありますが、TRANS式が少しコクミ味があるような印象を受け
ました。水彩の細密画に油彩のマチエールが加わった感じかな。抵抗の種類が違えば
又どんなだろう?
基板改版の際はVISHAY社のMELF抵抗なんかもつかえるといいな。


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(写真をクリックするとオリジナルサイズになります)

とのことです。それぞれケースに納まると、使い勝手もよくなりますよね。
つまみの色が色々とあってカラフルです。ひょっとして赤なんかもあるのかな〜。


HIROSHIさんからいただきました。 2021.9.18

ヒロさん
基板の頒布ありがとうございます。
・DAC9038D+RENEW POWER-IV-C
・SRC4137 + CLK5340 超低ジッタクロック発振器
が完成したので投稿させていただきます。
DAC9038D+RENEW POWER-IV-Cは、5V電源に
スイッチングレギュレータ(+ノイズフィルター)を使うことで
スペースと作成工数を節約しました。(音質は問題ないと思っています)
SRC4137は、PiSRC4137が以外と良かったのでcomobo384を買ったついでに
DAIセンターとして作ってみました。ラックのスペース(高さ)が限られていたので
タカチのフリーサイズボックスALSFを使ってラックに押し込みました。
(ラックに収めた写真の真ん中は以前作った高精度電子ボリュームでのメインアンプです。)
音質はとても良くSRC4137にはSRCのバイパス回路も入れたのですが(combo384から直接出力)
ほとんどSRCを掛けた状態で聞いています。


とのことです。SRC4137は機能満載ですね。バックパネルは映っていませんが、入力は同軸、光、USB
で出力がHDMIかな? これだけあればなんでもこいですね。


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Sさんからいただきました。 2021.10.1

PA-A2N?+MOSFET MUTE
パワーアンプはあまり作らないので、デッドストック化しているケースがあり
久しぶりにパワーアンプに挑戦してみました。
無帰還パワーアンプは一度も作ったことが無く、PA-A2Nに食指が動いて検討したのですが、
一寸試してみたいことやおまけも付けたい事もありますし、どう考えても基板がケースに収まりきらない様で、
予備実験で行けそうだったので、出来るだけ回路を省略してユニバーサル基板で密に組んでしまいました。
御容赦
初段ダイヤモンド回路からの出力はカレントミラーにして電流増幅しつつ2段目に渡していて、
ここだけ一寸悪さをしましたが、4段は2段に、カップリングコンデンサー無し
終段TR2パラは使うあてのない2SJ352/2SK2221としたので無帰還ですが、実質回路構成はPA-A2ぽくなっています。
ちなみに初段ダイヤモンド回路、2段目、3段目全て2SK213/2SJ76のALLMOSとしてアホなことをやってみました。
VRも付けていますが、マルチに使う事を想定したレベル調整用で、フルには絞れません。
DCオフセット、終段過電流の保護回路で終段電源を落とすようにしていますし
MOSFET MUTE基板も付け、終段から電源を取っていますので、もしもの時にはSPを切り離してくれますので、
SPの保護はまずまずでしょう。
回路電圧は終段のみ26Vで他は32Vです。
入力ショートで初段3mA2段目6mA3段目7mAほど流れています。終段アイドリングは300mA程度流しています。
入力感度2.2VPP(もう少し感度が低い方が扱いやすいかも)ゲイン約26dB、クリッピングポイントは21.5VPくらいで、
終段過電流の検出抵抗を入れていますのでこれをパスすれば最大出力は30W程度でしょう。高域特性の−3?は350KHz程度です。
変なことをしたり半導体の選別が良くない割には、わりとまともな特性になってくれたようです。
マルチ用にあと2台作りたくなってきました。
有難うございました。

実装密度が高いですが、綺麗な配線ですね。かなりの手練れとみました!


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NOBUさんからいただきました。 2021.11.26

初めての投稿で失礼します。DAC-4497-2.1の投稿です。
何年も前から基盤頒布でお世話になっていながら、遅い投稿になってしまいました。
ケースはDENONの古いCS-TUNERでDCD-S10Vとデザインが統一されているので選びました。
写真はTEACのVRDS 25XSですが・・・・(笑)。
構成は全て独立電源でREG基板にTYPE-I×2及びTYPE-H×5、DAC基板にDAC4497-2.1、
SRC基板にSRC4137、差動合成基板にPOWER-IV×2、USB-SPDIF変換基板にUSB-SPDIF-ISOLATORを使いました。
差動合成にPOWER-IVを採用したのは、出力段の余裕とDCサーボがあるのでヘッドフォンをDAC直結に出来る
と思った為です。ヘッドフォンはT1及びT1-2ndでインピーダンスが600Ωなので鳴らし難いタイプですが、
VRはNo-ATT〜-6?で丁度良く、解像度が素晴らしくクリアな音質で聴けます。
POWER-IVはペア選別した2SC2240BL/2SA970BL、2SC1845E/2SA992E、2SC1775AE/2SA872AEで3台制作してみました。
全てのPOWER-IVは、入力のFETは2SK246BL、主力段は2SC5171/2SA1930で同じですが、夫々に合わせた発振対策と
100Khzの矩形波が綺麗になる様にフィルター定数を変更しました。主観になりますが音質は2SC2240BL/2SA970BL
は中低域寄りで高域が優しく綺麗だが若干詰まる感じ、2SC1845E/2SA992Eは中域の音が元気で高域は控えめだが
綺麗に出る、2SC1775AE/2SA872AEは細身で繊細な中高域寄りと感じます。
現在は2SC1845E/2SA992E を使用していますが、聴く楽曲により他の方が良い場合もあり迷う処です。
他の機器は全て古い物ですが、CDPはVRDS-25XSとDCD-S10V、AMPはB-2102とC-2301のバランス接続、SPはDS-2000
とMONITOR 500Xです。
CDPは同じデジタル出力でも夫々違い、VRDS-25XSは硬くて若干暗め、DCD-S10Vは中高域が華やかで明るい音です。
但しVRDS-25XSはインシュレーターと設置場所がいい加減なので、実力を発揮出来ていないだけかもしれません。
普段はヘッドフォンで聴く場合が多いです。
これからも、益々のご活躍をお祈り申し上げますと共に、素晴らしい基板の頒布をお願い致します。


インシュレーターは自作の砲金製でドライカーボンを挟んでいます。

POWER-IV3種類も作ってしまいました。ドライバーの使用だけで交換出来ます。

配線材は古いアメリカ製のテフロン被覆銀メッキ線です。

タクトSWで電源のON/OFFが出来る基板を作りました。基板にスタンバイ用トランスが付いてます。

DACとSRC基板の下に各電源基盤があります。

通常はスタンバイ状態で通電しています。全電源切り用のメインSWが背面にあります。
スナップSWはPCMとDSDの切替用です。USB入力があります。
上のRCAジャックはSPDIF入力、下のRCAジャックはSRC入力です。
デジタルケーブルは自作です。5C2Vの同軸ケーブルは音が曇って駄目でした。


とこことです。デザインが統一されているといい感じです。前面のタクトSWでの電源ON/OFFも拘りですね。
これだけ実装密度が高いと発熱もおおきそうですが、余裕のあるケースサイズでカバーできそうです。


kazuさんからいただきました. 2021.12.27

いつもお世話になっております。
PA1592をケーシングしましたので投稿します。
 PA1592はBTLモノラル仕様、電源トランス、基板ともに左右独立としました。
 カップリングコンデンサはASCのx363を使用していますが、大きいので基板
の裏面に取り付けています。
 クロックは当初はCLK5340から供給していたのですが、ある日突然CLK5340が
故障してしまいました。
当面Si5340が手に入らない状況が続くようですので、手元にあった日本電波工業の
水晶発振器「NZ2520SDA」で代用しています。
 1番目の写真はCLK5340からクロック供給していた状態、2番目はNZ2520に換装
したあとのものです。
 なお、ゲインは写真では25になっていますが、通常音楽を聴く際のボリュームで
調整した結果、最終的には19としました。

今まで様々な基板を頒布いただいていましたが、投稿は今回が初めてです。
ケーシングを終えたものからぼちぼち投稿していきたいと思います。

とのことです. ADAU1592はサイズに似合わずパワーがでますし、さらにモノ(BTL)で使えば
不足することはないですね.それにしてもSi5340に限らずニッチなICの生産は後回しなのか、
入手ができなくて困ります.

次回の投稿もお待ちしております.


(写真をクリックするとオリジナルサイズになります)


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