ちょっと短いレギュレータ基板、の巻き 2017.12.12
こんな投稿を以前にいただきました。
ちなみに以前に作ったレギュレータ基板がこれです。たしかに、78N00を置き換えるとするとちょっと長いです。
以前に作ったレギュレータ基板(V-Rregulator)です。
より短いのを作ってみましょう!
ということで、短いバージョンを作ってみました。LT304Xを用いた基板(V-RegS)と、さらに短くするようにADM7154を用いた基板(V-Reg2)です。
それぞれ2枚綴りになっています。
すこし短いレギュレータ基板を作ってみました。
78N00のレギュレータと比較すると
それぞれ並べてみるとサイズ感がわかるでしょう。
右からV-Regulator(LT304X用)、V-RegS(LT304X用)、V-Reg2(ADM7154用)です。
一気に組み立ててみましょう!
部品点数は少ないので短時間に仕上がります。
それぞれ3.3V用で組み立ています。
こんな感じで組みあがりました。
基板端子をとりつけた状態です。
動作確認です
47Ωの負荷を加えて通電して動作確認です。両方の基板で3.3V出力が確認できました。
動作確認中です。
このくらいのサイズなら、78N00と入れ替えても大丈夫なサイズでしょう。
ADM7154-3.3の入出力の特性は?
カタログではADM7154のドロップ電圧は120mVですが、実際はどうなのかみてみました。
負荷として47Ωの抵抗を接続した状態で実測してみました。
入力が3.5Vもあればほぼ3.3Vでているのでドロップ電圧はかなり低そうです。
でも、安定を狙うなら300〜400mV以上は余裕をみたほうがいいかもです。
まあ、入力は5Vをつかう場合が多いので、まったく問題ないですが。
気をつけないといけないのはADM7154は入力電圧が低い(最大7V)なので、いわゆる平滑回路とあわせてつかう
電圧レギュレータとして使用することは避けたほうが良さそうです。定電圧回路に組み込んで使うべきでしょう。
ADM7154-3.3の入出力特性
(つづくかな?)