LT304Xの簡易レギュレータ基板の巻き 2015.5.14
そういえばこんなん作っていたのを失念していました。
通常の3端子レギュレータはノイズが大きいので、代替できるようにと考えたものです。
5枚綴りになっています。
シルクを見ると今年の2月に作ったんだな〜。
早速組み立ててみましょう
ICはLT3042をつかいます。出力電圧は3.3Vを目標にするので抵抗値は33kΩ+α程度がいいのですが、
今回は33kΩのみとしました。抵抗地はR1+R2で決定しますが、R2はジャンパーにしています。
こんな感じでできあがりました。
裏面はこんな感じ。とてもシンプルです。
確認してみましょう。
ブレッドボードに挿せるようにL型のアングルピンをとりつけます。
評価準備のためLピンをとりつけました。
ブレッドボードに差し込んだ様子です。
ほぼ予定通り・・・・
電圧値は3.288Vですね。3.3Vに対して0.36%低めですが
まあ誤差範囲です。ピッタシ3.3Vにしようと思えばさらに120Ω程度の
抵抗をいれればいいかもしれません。
まずは0.36%の誤差で出力が得られました。
ひっさしぶり〜 2017.5.28
ここんとこ出先続きで、なかなか自室に戻ることもなく、さらに半田コテも握ることなく・・・・。
時間が経つとともに、一杯なにかと忘れてしまっているだろうな〜。
途中までつくった基板も手付かずのまま放置気味ですが、思い出すリハビリからやっていきましょう。
ところで
LT3042の入出力電位差を調べてみましょう。カタログ値では350mVとなっていますが、
実際の負荷をかけた場合しらべてみましょう。
負荷には47Ωの抵抗を2本並列で接続しました。
負荷電流は140mA程度になるはずです。
負荷をつないでみました。
ちゃんと負荷がかかってますね。
結果は?
まずは入力電圧と出力電圧の関係です。
これだとすこしわかりにくいので、出力は3.3Vからの差分のみで表してみましょう
結果的にいくと3.3Vの出力を安定的に得るためには入力電圧は3.9V以上が必要な感じです。
ということは電圧差は0.65Vかな。実際には4V以上あれば十分ですが、余裕をもたせるなら5Vは欲しいかな。
でも、あまりあげすぎると発熱も心配です。
実験では12V入力も試しましたが、そこそこ熱くなります。消費電力は1.2Wになりますからね。
(続く?)