ちょっとTea Time!? 古いアンプを更新する(PA7296に換装) 2025.5.4

長年(25年くらい?)つかっていたアンプをPA-UNIT2をつかったアンプに更新して、その後は押し入れに眠っていたけど、
サーブウーハを含めて4WAYマルチが稼働してから、アンプが1台足りなくなりました。そこで、押し入れに眠っている
アンプを再度稼働させようかとおもいましたが、折角なので中身をすこし変更することにしました。
 古いアンプはディスクリート構成のシンプルなアンプでしたが、それをTDA7296をつかったICアンプ(PA7296)に換装です。


おそらく25年以上前につくったアンプです。中身を入れ替えて、再度使おうかと思います。


このアンプに変更です。TDA7296をつかったアンプです。


すべてコネクタで接続できるように、予め準備しておきます。


換装開始!

古い基板を取り外して、換装です。
ケースの穴あけなどはありません。既存の穴を活用です。
アンプ基板のための固定スペース用の穴も本来は必要なのですが、
面倒なので、スペーサだけとりつけてあとはケースの上に置いているだけです。

まずは古い基板を取り外しです。



シンプルな2段増幅の回路です。一応、出力の保護回路も入っています。出力トランジスタは2SK2202,2SJ350でした。


換装完了です。アンプ基板にとりついているスペースは高さあわせだけで、ケースの底板の上に置いているだけです。

動作確認

念の為、動作確認です。アンプの電源電圧は無負荷時では23Vでした。
なお、アンプゲインは26dB(20倍あるいは21倍)のはずです。


無負荷時の最大出力電圧は22V程度です。割と、電源電圧が有効に使われています。


5Ω負荷時で出力振幅10Vに設定。100kHzでも綺麗に再生できています。
電力は10Wですが、こんなに電力をつかうことは絶対にないでしょう。


5Ω負荷時。220kHzあたりから振幅で低下し、波形も歪んできました。


5Ω負荷時。片チャンネルのみの使用ですが、出力最大振幅は17〜18V程度です。
電力に換算して29〜32W程度です。勿論、ステレオ使用だともっと出力電圧は落ちるでしょう。
まあ、ここまで出力だしたら通報されてしまいます(笑。


さてさて、アンプも更新できたことだから、これは、
ネットワークをつかったスピーカ用のアンプとして使いましょう。

(おしまい)