ES9218PをつかったDACを検討してみる! の巻き 2020.3.7

ES9218PはESS社から出ているポータブル器を主目的にしたと思われるDACで、内部にチャージポンプを有して負電圧の生成も可能で、
直接ヘッドホンの駆動が可能です。それを利用してRasPi用の小型のヘッドホン用のDAC基板を作りましたが、ヘッドホンだけでなく
アンプにも直接接続できるので、ためしにやってみるとこれが良い音でした。そいうこともあり、このES9218Pを使ったDACを検討して
みたくなりました。
 なにがいいかといえば音がいいのは勿論ですが、5Vあるいは3.3V単一電源で動作させることができるので、全体の構成が極めて
シンプルになります。

シンプルな構成だと
 もっともシンプルに考えると、DACの前段にDAIを設けるだけの構成です。DAIにPCM9211を使えば、アナログ入力も可能になります。
といっても、アナログ入力なんてほとんど使わないだろうな〜。
 ただ、この構成だとちょっと面白みがありません。

もっともシンプルな形だとこういった構成になりますが、ちょっと面白くありません。

 シンプルな基板になりそうなので、使う用途しては例えばディスクトップシステムなんかに使えれば良さそうです。
ディスクトップとなると、用いるスピーカは小さいのでどうしても低音がでませんからサブウーハなんかを追加したくなります。
そう考えると、サブウーハ出力が得られるような出力もあったほうがいいかもです。
 ということで、サブウーハを鳴らせるようにフィルタ(DSP)内蔵したDACも同居できるようにしておくといいかもです。


こんな形のDACが面白そうです。

STDサイズの基板に要な素子が乗るか、ちょと試してみましょう。

(つづく)