ちょっとTea Time!? RCAコネクタの憂鬱  2019.12.23

最近RCAコネクタを無駄(?)に沢山つかうことがあって、手持ちの在庫がすくなくなってきました。
RCAコネクタは、いろいろな工作でつかう場面があるので、ある程度の量は手元においておかないと、
途中で工作がストップしてしまいます。


ここには6個のRCAコネクタをつかいました。


EVC72320Tには24個もつかっちゃいました。入力なんて2chしかつかってないのに・・・

え?値上げしたの?

いつもの秋月で買おうかとおもい、通販サイトで価格を確認してびっくりです。
え?250円もしたっけ?
以前買った記憶では1個120円か150円だったような気がするのですが・・・・
もし120円だったら、知らない間に倍に値上げされたということですね。
これは、結構重量感もあって気に入ったものでしたが、1個250円もしたら
ちょっと気楽には使えないです。



秋月のRCAコネクタは値上げした?

性懲りもなく中華製を探してみる!

いままで痛い目にあっているにもかかわらず、中華製の安価なRCAに触手を伸ばしてしまいました。
AMAZONで探して、これがちょっと良い感じです。一度買ってみることにしました。
送料も無料なので、お手軽です。



24個で1370円ですから、1個あたり57円です!


割と早く到着しました!
どうやら国内在庫品らしく、2日程度で到着です。

国内便で届きました。


中身はこんな形でパッケージされています。

秋月のRCAと比較してみましょう!

実戦にはまだつかっていませんが、ちょっと秋月のRCAと比較してみました。


左:中華、 右;秋月  表面の光沢は秋月のほうがいいです。めっきの質でしょうね。
面白いのはシールドのラグ板の位置がなぜか、プラスチックワッシャ間に挟んであります。
この組み合わせで締めたら、導通しない場合が多いのに・・・。


左:中華、 右;秋月  なんとなくプラスチックの部分は中華の方が多そうです。

中華のRCA 秋月のRCA


実測で6.82gです。24個だと164gです。カタログに
200gとあるけど2桁目を四捨五入したのかな?
ホントに200gなら1個8.3gで秋月と同じだったのに・・・。


中華に製に比べると20%以上重いです。



固定は問題なさそうですが、RCAプラグの差込はすこし緩めです。
コネクタの直径は8.2mmです。


しっかりとRCAプラグを受け止めます。
直径は8.3mmと中華製より100um太いです。
一番気になったのがこれ。ネジ山が低いです。というか薄い?
取り付けネジも薄いし、がたが大きいです。

 ネジをしめるときに、ねじ山を舐めないといいのですが・・・・。
ねじ山がしっかりと立っています。切削加工かな?
ネジも厚くがたも少なめです。


まあ、値段だけのことはあるようです。ただ、実使用には問題はないとは思いますが。

やはり色々と問題が・・・

一応、全数外観を確認しておきました。気になったものをちょっとピックアップです。


金属バリがでています。このままだとプラグを挿すとシールドと正極がショートしそうです。
事前じ除去しておきました。

 
カシメがゆるくて、中の正極を保持するプラスチックの部分がガタガタでした。
それにかなりオフセンターです。


ガタがあったコネクタはプライヤで締め付けて、カシメなおしました。

まあ、250円と57円をまともに比較しても意味はありませんが、
やはりこの値段は魅力ですね。なによりも気楽に使えます。

(つづく?)