Tezzinoさんからいただきました。 2009.12.6
ヒロさんいつもステキなオーディオキットありがとうございます。私もデスクトップオーデ
ィオ出来上がりましたので報告させてください。
ヒロさんと違いUSBDACは非搭載で、プリとパワーが分離できるようにしたセレクター無しの
プリ・メインアンプです!分離できると言っても、私のスキルでは当然なのですが単に入力
出力の端子の数を増やしただけです!端子を増やしたので配線が長くなり、またプリとパワ
ーを分離したためアースの関係でノイズが出るのか不安でしたが、聴感上では皆無です!音
の方はミニとかデスクトップとか言っても侮れません!はっきり言って音を聴くまではそん
なに期待はしていませんでした。ごめんなさいヒロさん!
使用しているスピーカーはヒロさんのを見て私も同じオンキョーのD-108にしました!ただ私
は色違いの木目調を購入しました!
この2週間くらいこのシステムだけで聴いていたのですが、さすがにゆったりとした重低音
は出ませんが、ほどほどの低音、音の立ち上がり、密度感、良いですね!!フルオーケスト
ラや大音量で聴かないのでしたら常用のシステムとしても充分かもしれません!!音像は当
たり前ですが大型システムとは違いやはりコンパクトです!箱庭的と言った方がわかり易い
かも知れません!ヒロさんも言っておりましたがリスニングポイントやSPの位置で音の広が
りや奥行き感、音像が前に出てきたりと、音場が変わるのが楽しいですね!!
小さいシステムなので簡単にラインケーブルやSPケーブルを交換して音の違いを聴き比べ
たり、前にも書きましたがスピーカー小さくて簡単に動かせるのでSPの位置で音像がどう変
わるか簡単に実験できるのもうれしいです!何よりもその実験結果が家のメインシステムに
フィードバックできるっていうのもうれしいですね!
最初は簡単お気楽イージーに手持ちのパーツ等で普通の小型のプリメインプ作るはずだった
のですが、分離させたくなったり、電源部とアンプ基板の間にシールド板を、トランスをフ
ローティングさせよう、ケースにインレタを入れようと、ちょい豪華にエスカレートしてし
まいした!パーツは大体部品表どおりだと思います!普通の金属皮膜抵抗、電解コンデンサ
、ニッセイのポリプロ、コスモスの2連VR、ノイトリックのRCAジャック、秋葉原の奥澤ケー
ス、RSのトロイダルトランス、モガミの内部配線です!入力のフィルムコンはストックして
あったシーメンスの積層フィルムコンです!これは安井先生流の改造で、ベーク板で挟み、
絹糸巻き、エポキシ固め、銅箔巻きのコンデンサです!しかしストックしてあったV社の27φ
2連のVRを最初に取り付けたのですが、ギャングエラーに泣かされました!仕方なくコスモ
スの30φ2連VRを何個か購入して良さそうなヤツを選んで狭いところにギリギリ押し込みま
した!予定外の出費でした!アルプスのミニデテントの方が良かったのかなあ?パワーアン
プの電源基板は、サイズ的にどうしてもディスクリート電源基板MINIの下に入れたかったの
で、ユニバーサル基板で作ったのですが、結構しんどかったです!!ヒロさんから配布して
もらっている基板のありがたみ痛感しました!!ハンダ付けのスキルも低いせいか、メッキ
線が太かったせいか、なかなかハンダがのらなかったのです!やはり特にGND側がのりづらか
ったような気がします!コテのワット数が低かったかな?
USB-DAC非搭載って書きましたが、まだケースには入れていないのですがこのアンプと同時期
に2702-USBも作っていました!基板だけの状態でこのアンプに繋いで聴いている状態です!1794-1.5
と1242-1.5も同じような状態です!出来上がりましたら、また報告しますのでよろしくお願
いします。
ヒロさんの基板、私みたいな者が作っても間違いなく動作するので安心していられます!本
当にありがとうございます!!大変でしょうが、これからもヒロさんのペースで、このお気
楽オーディオキット資料館がいつまでもワクワクするような楽しい場所でありますようにお
願いします。
とのことです。写真でみるとわかりますがVRと基板までの間は極わずかでしたね。
小型のSPは低音は出ないのですが、色々と遊べて楽しいと思います。それに色々な発見がありますしね。
インレタをつかって綺麗に仕上げると愛着もわいてきますから、私もインレタはお勧めです。
栃木のOさんからいただきました。 2009.12.19
友人からの依頼から一年近くかかって(途中だいぶさぼっていたので)
1794-3.5金田風味出来ましたので投稿させていただきます。
彼の出した条件は、
本棚見たいなラックに置くから縦型
重心を下げたいからトランスは一番下
電源系と信号系は銅板で区切ってほしい
できるだけ左右対称
黒がええ
などなど、途中で根負けして今回の様に収まってます。
ケースはタカチのMSシリーズです。
4階建てにするためにアルミでアングルを作って基板をつけるブラケット等も
自作してあります。図面書かず作ったので基板レイアウトを変える度、何度も
作り直すハメになりました。
トロイダルトランスはMULTICOMPの物。
電源回路は、アナログはNon-NFB電源で、ツェナーにメタルタイプを使ってあります。
ディジタル系はTL431を使った物で、DAI、DAC(3.3V,5V)全部独立です。
DAIはエレアトさんのメモリーバッファーです。今回は友人の要望もあり入力周波数の
表示も付けてあります。背面に付けているので写真じゃ見えません。
DAC部はAタイプ。DAI別で対称にこだわるならBタイプじゃないのと言われそうですが
「Aタイプを余分に持ってたので」とは友人には言えません。
アナログ部は2SC959は手が出ないので、97Aで代用してあります。
抵抗はREYで統一しようと思ったのですが曲によっては高域がきつく感じる物もあり
自分の好みでNS-2Bにしました。こっちの方がやさしくて好きですね。
完成後のSTAXで聴いた感想は、「エージングもしないでなんと綺麗に響くこと」
でした。
10時間ぐらい鳴らして、再度調整をして友人の所に旅立ちましたが、気に入って
くれると良いのですが。
こんな素晴らしい基板を本当にありがとうございます。
無理をなさらず、楽しく次回作を楽しみにしています。
縦置き配置とは変わっていますね。ケースの加工がちょっと大変ですが、案外この方が実装密度があがりそうです。
友達が気に入ってくれるといいですね。
八潮市のIさんからいただきました。 2009.12.19
福山市のUさんからいただきました。 2009.12.30
今年の春にヒロさんに分けていただいた基板で作ったアンプがようやく完成したので投稿します。
プロ用途で使われるような薄型のアンプを目指しMarkLevinson
のML-6A を見本にしました。
LM3886はデータシートによればきちんとした定電圧電源は必要ないそうですが、自分が聴く音楽は低音が強めですので一応定電圧化しました。
このときヒロさんのNON-NFB電源を参考にしました。ヒロさんの基板を買いたかったのですが、再頒布に間に合わず自作しました。
パワートランジスタの放熱板が小さいのでかなり高温になるので早めに取り替えたいと思っています。(コンデンサとの距離も気になります)
トランスも薄型ケースに入れるためにプラスマイナスで二つに分けました。LM3886のミュート機能を活用するために入力切替で使うロータリースイッチに細工して真ん中の位置に来たときにミュートがかかるようにしました。これはプリアンプがヘッドホンアンプと兼用でヘッドホンをさしたときにジャックのスイッチがGNDに落とせずノイズが入るのがいやだったからです。
最後に音質のほうですが、すばらしいです。二次側のコンデンサにニチコンの周波数特性のいいものを使ったからか、中高音域がとてもクリアです。
写真には見えませんが電源基板の裏に高周波特性のいい積層セラミックをニチコンと並列につけています。(これの影響も少なからずは・・・)
こんなすばらしい基板を分けてくださるヒロさんに感謝です。ありがとうございました。これからも楽しみにしております。
とのことです。ホントに薄いケースですね。このように納めるためには放熱板を削ったりする必要があるのでは?
と思ったりします。
PROSTさんからいただきました。 2009.12.31
私の方もDAC1794-3.5を使ってI/VDSC基板を動かしておかげさ様で
とても良い音で鳴ってくれています、良い基板をありがとうございました。
ヒロさんも記事の中で書かれていますようにCADと人が変わると
ずいぶんと違った感じの基板になりますね。
私の場合緻密なパターンニングが出来ないのでEAGLEというCAD
のおかげで基板を起こせるようになりました。
DAC1794-3.5と以前分けていただいたFN1242の完成写真をお送り
いたします。
とのことです。こちらもLH0032をつかったDACは快調に鳴っています。
さて、来年はどんなトピックスがオーディオ界に登場するでしょうね。