DAC実験用基板
1.配布した内容
(a)DAC1794バグ基板(LPF回路はリリース中のものに比べて次数が低くなっています)
活用方法例は下記3.を参照ください。
(b)SSOP-28P用変換基板
BB社の最近のDAC−ICはSSOPが多いので変換基板があるとなにかと便利です。
この変換基板には2個のSSOP-28pのICを載せることができます。
またユニバーサル部もありますので簡単な回路をこの上で組むこともできます。
(c)ロジックIC(74HCU04×2、74HC153×1)(あくまでおまけ)
意外とフラットパッケージは手にはいりにくい場合もあるので、おまけで添付します。
(帯電防止袋にいれて送付するだけなので、郵送時に足が曲がるかもしれません。
たぶん大丈夫と思いますが、曲がったときは修正して取り付けてください。)
実験用基板の配布物(DAC1794バグ基板と変換基板、ロジックIC)
2.DAC1794バグ基板のバグ内容
(1)アナログ部
赤枠:シルク印刷でIC10のPin7に接続されているチップコンデンサ(Cp)のパターンが間違っています(GNDへの接続が反対)。
黄線:IC11-6pinとR24の接続が抜けています。
(2)DAC部
PCM1794のAnalog GNDの配線がすべて抜けています(恥ずかしい〜)。器用な人なら修復可能でしょう。
(ちなみにDigital GNDはつながっているので、このままでも音はでます。IC内部でGNDはつながっているようです)。
(3)ディジタル部
バグはありません(ないはずです)。
3.基板の活用方法
青枠:ディジタル入力切り替えや、パルストランスをつなげて同軸出力への変換基板としてつかえるでしょう。
赤枠:DAIの基本部分が構成できます。そのままでの出力は384fs、24Bit-IISですがDIR1703の配線パターンを変更すれば各種のフォーマットに変更可能です。DFやDAC−ICを接続するのに便利でしょう。
黄枠:差動I/V入力+LPF回路として使えるでしょう。
それぞれの色で示した範囲で切り離せば基板も小さくなり便利かと思います。