ちょっとTea Time!? HDD用電源を調べてみる。 2026.1.2

年末の掃除のときに、ケース付きHDDを解体して電源を回収しました。
HDD用なので12V/5Vが出力可能です。


年末に4個のSW電源をケース付きHDDから回収しました。

コネクタ配列はどれも同じ

コネクタを見てみると、どうやらすべて同じ配列のようです。
そしてコネクタはXHタイプです。圧着コネクタなどは手元にあるので、便利に使えそうです。


AC100V入力。XHの5Pinタイプが使われています。


DC出力。XHの8Pinタイプが使われています。

容量は?
これって、どのくらいの容量があるのだろう?
基板をみると、一つだけ記載がありました。DC5Vが1.5A、DC12Vが1Aのようです。
3.5インチHDDはこれくらいで十分なのでしょう。となると、他の電源もこのくらいの容量はありそうです。

1個の電源だけ出力容量の記載がありました。

HDDの記載は?
 念のため、HDDのラベルも知らべてみました。
調べた範囲では5Vが0.5A〜0.75A、12Vが0.55A〜0.75Aでした。
となると、電源としてはすくなくとも5V1A、12V1Aはありそうな感じです。









これはかなり新しいHDDでした。ケーブルTVからオマケでもらったけど、不要なので解体しました。

IDE(ATA)ドライブは大食らい?

さきにラベルで必要電源をしらべたHDDはすべてSATAですが、
かなり古いですが、IDE(ATA)のHDDもあったので、電源容量をみると12Vがかなり大きいです。
まあ、これは今回のSW電源についていたものではないですし、20年以上も前のものですから、
その間にかなりモータや駆動回路が進化したということなのででしょう。
しかし、いまさらIDEのHDDなんてどうやって読みだせばいいだろう?
まあ、大したデータは入ってないとは思いますが・・・・・。ちょっと心配。

IDE(ATA)のドライブは5V740mA、12V1520mAとかなり大きいです。往年の機器は大喰らいだなあ〜。

出力電圧を確認しておきましょう!

回収した電源について、5V1.5Aと12V1Aの負荷をかけたときの電圧を確認しておきましょう。
測定結果は下記の通りになりました。配線長があるので多少は電圧降下がありますがそれは無視です。


電子負荷装置を接続して電圧測定です。


5V,12Vともに5%範囲を超えるもの(4.75〜5.25V、11.4〜12.6V)は、赤字にしてあります。

条件 5V電圧 12V電圧
無負荷時 5.04 11.69
5V1.5Aのみ 4.78 12.77
12V1Aのみ 5.04 10.97
5V1.5A,12V1A 4.80 11.68
無負荷時 5.08 12.10
5V1.5Aのみ 4.63 13.34
12V1Aのみ 5.14 11.80
5V1.5A,12V1A 4.92 12.23
無負荷時 5.06 11.78
5V1.5Aのみ 4.33 14.09
12V1Aのみ 5.14 11.41
5V1.5A,12V1A 4.80 11.88

上記の結果から、たとえば5V出力のみを使おうと思っても、かなりの電圧低下が生じてしまいます。
同じく12V出力だけ使おうとしても、同様の傾向です。
そのため、5Vならびに12V出力にも、一定の負荷をかけないとどちらの出力も電圧が保てない結果を得ました。

まとめ
 ケース付きHDDから回収した電源を使う場合は、5Vおよび12V出力には、どちらにも
負荷をかけてつかう必要があるので要注意。

(おしまい)