ちょっとTea Time!? オシロプローブの憂鬱。違いあるの? 2025.1.14

オシロは新品や中古を何台か買っていますが(もちろん中古が多いです)、古いものや使いにくいものは捨てています。
ただプローブについてはとっておいてあるのですが、プローブの違いってどのくらいあるのか調べてみました。

発振器には40MHzの水晶発振器(5V動作)をつかって、測定です。

40MHzの水晶発振器の出力を観測してみました。

結果は下表の通りです。高周波の測定なのでプローブとしては容量が小さくなる1/10が必須ではありますが、
結構プローブによって違うようです。よかったのがIWATSUの400MHzのプローブとRIGOLの50MHzディジタルオシロ
に付属していたプローブです。次はIWATSUの60MHzのプローブですが、先のプローブに比べるとかなり波形は鈍ります。
で、あまりよくなかったのは100MHz帯域と称しておきながら、60MHzのプローブより波形がなまったプローブでした。

高周波を測定するときは、IWATSUの400MHzをつかうのが良さそうです。

いずれにしてもオーディオ帯域(〜20kHz)程度なら、どれでも同じだろうなあ〜.

プローブ外観 詳細 1/1測定 1/10測定

IWATSU SS7840H(470MHz)のオシロを
ヤフオフで購入したときの付属のプローブ

帯域は400MHzと書いてあります。
ありません。
もともとプローブが1/10仕様です。

比較的綺麗にエッジが立っています。オシロの縦軸は自動的に補正されています。

IWATSU SS7802(20MHz)のオシロに付属のプローブ。

帯域は60MHzと書いてあります。

上のプローブに比べるとかなり鈍っています。帯域が狭いことがわkります。


すでに捨てた広帯域オシロけど、そのときのプローブ。

1/10の時の帯域は100MHzです。

帯域は上のIWATSU(60MHz)よりいいはずだけど、
IWATSU(60MHz)より悪い感じ。

RIGOLの50MHzのディジタルオシロのプローブ。

帯域の情報はなにもなしです。

これ意外と良い感じ。IWATSUの400MHzプローブと遜色ありません。

(おしまい)