ちょっと Tea Time!? これなんだっけ?(NE5230) 2025.5.2
部品箱を整理していたら、こんなものが見つかりました。
おそらく、秋月の2Fのジャンクコーナで見つけたものでしょう。
こんなものが見つかりました。どんなOPアンプなんだろう?
データーシートを調べtみると、BIAS調整付のシングルOPアンプのようです。
特長は低電圧でつかえて、レールtoレールで動作するようです。
すでに生産中止品ですが、DIGIKEYだと100円ちょっとのようです。
これは、お得だったかな?
シングルのOPアンプで、BIAS ADJがついています。
1.8Vから使えるRail-to-RailのOPのようです。
折角なので動かしてみましょう!
ボルテージフォロアの形にして、動作させてみました。
電源電圧レールから100mV以内なら動くということなので、電源電圧2Vにして0.9Vo-p(オフセット1V)
の信号を入れて、出力を観測してみましたが、綺麗な信号が得られています。
GND−電源電圧から100mV以内であれば、増幅ができます。ちなみに、電源電圧は2Vにしています。
ちなみに、電源電圧レールいっぱいの信号を入れたらどうなるかも試してみました。
天井ではクリップするのはいいのですが、GND近くの信号で、なにやらひげみたいなものがでています。
電源が0Vから戻るときにでているようですが、これは気をつけななくてはいけない感じです。
まあ、そのような電圧を加えるな!ということですね。
GND−電源電圧でフルな信号を入れると、出力がクリップします。
あと、GND近くで何やらひげがでています。これはまずいです。
あと、使用上で注意が必要なのは、どちらかといえば低速の部類になるOPアンプのようです。
GB積は最低で250kHzしかありませんから、ゲインを高くするとオーディオ帯域でも厳しいかもしれません。
ということで、つかうなら静的な信号の測定に限定したほうが良さそうです。
バッテリの充電器などの回路に適しているでしょう。
高速ではないので、バッテリなどの充電器などののんびりしたものの測定には好適かもです。
ということで、こんなOPアンプが部品箱にありますよ〜という備忘録でした。
(おしまい)