ちょっとTea Time!? TB6608(ステッピングモータドライバ)を動かしてみる(備忘録) 2024.3.3
東京に行ったついでに秋月へ。
最近は1Fではなくて、店頭だけ販売のアウトレット品がある2Fがメインです。
で、なんか安そうなICがあったのでひとつ買ってみました。
ステッピングモータ用のドライバーICで東芝のTB6608です。
とりあえず買ってみました。5個100円でした。
家に帰ってから、 データシートも検索してDLしておきました。
ふと、思い出したように秋月のHPをみてみましたが、アウトレットにでているのに現行のラインアップにも上がっていました。
こちらは1個180円です。 で、アウトレット品は5個で100円です。
う〜ん、謎だなあ(笑。
店頭や通販でも購入できるものが、アウトレットにもなっていました。
動かしてみましょう!
このままだと、また部品箱の肥やしになりそうなので、とりあえず1個は動かしてみましょう。
以前に買ったステップモータ(2相)もあるので、これが対象です。
いつ買ったのか忘れました、動かした形跡はあります。
回路はまずは、一番シンプルに2相モードで動かしてみます。
うん!すんなりとモータが回転しました。
まずはこんな感じで簡単に動かしてみましょう。
ICを変換基板に実装して、 ブレッドボードをつかって動かしてみましょう。
駆動モードを変更すると
M1,M2の設定を変更すると駆動モードが変わります。使用したモータは
3.6度/STEPのモータなので2相で動かすと100クロックで1回転ですが、
駆動モードを変えると、分解能が上がってきます。
それぞれ変更してみるとモータが1回転するためのクロック数は2相で100、1−2相で200、
W1−2相で400,2W1−2相で800クロックになりました。
最大で800クロックで1回転ですから、角度分解能にして0.4度になります。
M6のネジをボールネジの代わりにつかってやればネジピッチ1mmなので、
1クロックで0.125um移動のステージがつくれそうです。もっとも、M6のネジには
そんな精度ありませんから、単なる分解能に過ぎませんが。
とりあえず
こんなICも手持ちであるんだなあ〜ということを覚えておきましょう。
まあ、1年もすれば綺麗さっぱり忘れるでしょうけどね。
備忘録でした。
(おしまい)