ちょっとTea Time !? ダンピングの波形をみてみる。 2019.9.29

ディジタル信号の伝送は、送受信のインピーダンスがマッチングしていないと
オーバーシュートやアンダーシュートなどの波形の乱れが生じます。
少々ならいいのですが、大きくなると誤動作の原因になってしまいます。

そのため入出力のコネクタには51Ωのダンピング抵抗を入れるようにしていますが、
いったいどのくらいの値がいいのか、あまり真剣に調べたことがありません。

ということで、ちょtっと頭休めに測定してみました。


測定j回路はこのように50cmのケーブルで伝送することを想定してダンピングを波形を乱してやりました。


測定の様子です。


測定結果は次の通りです。51Ωだと大きいかな〜という気がしていましたが、
100Ωあたりがどうやら波形が一番落ち着いているようにも見えます。
ということは、入出力にそれぞれ51Ωの抵抗が入っているので、合計して100Ωです。

ひょっとしてラッキーだったのかな?

74AC04(高速) 74HC04(低速)
ダンピング抵抗なし
R=51Ω
R=100Ω


(おしまい)