茨城のKさんからいただきました。 2014.11.14
DAC1704システムに、メモリバッファ(MemBuff)を追加実装しました。

構成は
MemBuff (→ Renew FFASRC → dual-J.C. → New DAI for DF1706
→ single-J.C.(2枚) →  Renew DAC1704(2枚) → ディスクリIVC → 0.1Hz-HPF)
となりました。

MemBuff基板は、三セット手持ちがありましたが、内一枚をAlliance Memory社の
1Mbit-2.7V〜5.5V対応チップを用いて、フル3.3V化しました。ロジックICは全て
VHC、ACタイプとし低ジッタ化(192kHzにも対応)を図りました。CD-S/PDIF(44.1kHz)
入力によるMemBuffのPCM出力をFFASRC(3.3Vロジック)に入力し192kHz化を行っていま
す。3.3V版MemBuff基板の消費電流は非常に小さく平均50mA程度で、電源の追加発熱
もほとんどありません。

これで、Si5317の直接的、間接的(クロック)な狭い幅のジッタアッテネーションへの
対応と合わせて、MemBuffのより広い幅のジッタアッテネーションに対応できている
と思われます。

元々美音がさらに美音になりました。楽器の各音が良く分離し、煌めく様で艶やか、
アフタートーンが非常にキレイ、全般静謐で湧いてくる感じ、・・・・。パトリシ
ア・バーバー、ビリー・ジョエル、キース・ジャレット、五輪真弓、カーペンター
ズ、エルトン・ジョン、シフ、アルゲリッチ、ポリーニ、木住野佳子、鈴木重子、
フィリッパ・ジョルダーノ、ビリー・ジョエル、ローラ・フィジ、・・・、ボーカ
ル、ピアノ、ベース、サックス、ドラムス、ストリングス、・・これは良い(笑)。

アンプとスピーカーネットワークの優劣が一層明白になり困ってます。
一体、メディア上部側-デジタル・リマスタリング、ADCなどのジッタはどうなってい
るんでしょう、とか考えてしまいますね。これは、まだまだ上がありそうで楽しめま
す。
いつも、素晴らしい基板をありがとうございます。


とのことです。こだわりの構成ですね。
よい中に木住野佳子さんが入っていてよかった(笑)。




onajinnさんからいただきました。 2014.11.18

いつも楽しい製作記事の発表とすばらしい基板頒布をして頂き有難うございます。
 色々とDAC基板等が溜まっているのですが、部品集めやらケーシングでの悩みで
中々完成させることができず申し訳なく思っています。

 この度DAC4(DAC1794-3.5 Aタイプ)が完成し、半年前に完成した精密電子VRと
1年半以上前弟用に作成したシンプル電子VRと共に初めて此方に投稿いたします。
 当方の事情でシンプル電子VRのゲインは2倍にしています。基板上が寂しく感じ
ここだけ赤い抵抗を使ってみました。過剰ですが、表示LED用に別電源を組んでいます。
 目には良くないそうですが青色が好きで秋月電子扱いの青色LED(一桁)を並べて使って
います。精密電子VRの方はLED用頒布基板にユニバーサル基板を重ねて対処しました。
 パネル裏には2mm厚スモークアクリルをスーパーXで貼り付けています。皆さんと同様
今回このLED用窓を開けるのに一番気を使いました。3mmの厚さがあり。加工用具は
ドリルと鑢だけでしたので、アップではボロが見えます。その他ケース底板にもネジ頭を
極力外に出したくないのと床面積を広く利用するため、3mm厚アルミバーを前後に渡したり
自前で2mm厚のサブシャーシを組み基板類を取り付けています。DAC→電子VR→管球AMPで
試聴し大変満足しています。表示があるのは楽しくてとてもいいです。これで平衡入出力対応
VR基板も欲しいです。
 DAC4の基板は何年も前に最初に頒布いただいたもので一年ほど前基板上の部品の取り付け
は終わっていたのですが、オークションで手ごろなケースを格安(1/3以下!)で入手したのを機に
一気に組上げました。音質向上への期待と薄型ケースへの対応でTYPE-F電源2枚と4個の
基板用トロイドを使っています。何台ものトランスポートやデジタルソース機器があるわけでないので
比較目的で2同軸入力へパルストランスを2種挿んでみました。BNC接栓(75Ω)にしたのは
接続ケーブルでの迷い?を振り切るためです。ヒロさんの基板で初めてDAC以降のアナログ部を
ディスクリートで組んだのですが中低域に力強さがあり、全体に伸びやかに聞こえました。OPアンプ
(IC)と違う良さが楽しめますね。定電圧源LEDの明かりが放熱孔から漏れるのも管球アンプの様な
風情でGOODです。

とのことです。OPアンプも性能面でいいですし、ディスクリアンプも部品に拘れる味があります。
青色LEDの表示のように、オーディオってほんとに拘りの世界です。、




Sさんからいただきました。 2015.2.11
DAC9018K2M
出力は電流モードで扱っていまして、I/VはALLMOSFETです。
DSD512の再生も安定していてバッチリです。
音はES9018Sとは違った印象で、好みが分かれそうな気がしますが、
どうも私にはこちらの方が、相性が良さそうです。
素晴らしい基板、有り難うございました。


とのことです。
上の段はFFASRCで下の段がDAC9018K2Mのようです。デザインが統一されているので、
一瞬こんがらがりました。DAC9018K2Mの方はフロントパネルの出力にはADDONクロックの
LED表示を引き出されているのですね。OVCの音はいいですよ〜。
内部は勝手に電源部の詳細をアップさせていただきましたが、この部分にこだわりを感じます。










イッチーさんからいただきました。 2015.2.15


いつも楽しい基板ありがとうございます。
新しいメモリーバッファを使ったDACを作りましたので、投稿いたしました。
構成は RENEW DAI→新メモリーバッファ→ジッタクリーナー(SW付)→PCM1794(4個使い)+PCM1704(基板2枚)→IV合成
SSOPのハンダ付けはテープを使わずに、ICをピンセットで挟んで位置を決めて、左手で固定をしてフラックスをつけて端のピンをはんだ付けするという方法でしました。少しは早くできましたが、休み休みしたので7時間ほどかかりました。
ジッタークリーナーSWができるまではアンプの電源を切った時などに、ロックが外れてジーという音が出る時があるので気になって使っていませんでした。
ジッタクリーナーSWで、そのようなことが全くなくなったので、気持ちよく使えるようになりました。
PCM1794のIVの出力段のTRは少し熱くなりますが手で触っても十分大丈夫です。
もっとも熱くなるのは+15Vの放熱器で、60℃ほどになります。今は冬ですので夏になると80℃ぐらいになりそうです。
どちらのDACの音も良くなったと思います。

とのことです。
メモリーバッファー基板が同一サイズになったことで一緒に組み込むことができたようですね。
でも組み立てには結構時間かかります。7時間なら早いほうかも〜と思ってしまいます。
また、ジッタクリーナSWの効果もあったようで、なによりです。




Sさんからいただきました。 2015.3.5

DAC12425 QUAD FN1242A その後FN1242Aは出力電圧が高いので、I/Vはサブミニ管低電圧バッテリー駆動から、
AC電源として±100V電圧を上げてMT双三極管として、かなり以前に投稿させて
いただいたように良い結果が出ていましたが、このMT双三極管はバイアスが浅く
選別漏れが非常に多く出てしまったので、手持ちのサブミニ双三極管の中で、同じ
B電圧でバイアスが深く、ここに関してはほぼ無選別で使えるものがありましたので、
これで新たに1台組んでみました。
MTI/Vより一寸絞まったオールMOSFETI/V寄りの音で、これはこれでなかなかです。
やはりサブミニ管もしっかり電圧をかけたほうがこの回路では良いようで、
リーズナブルなサブミニ管再復活の目途が立ちました。
有り難うございました。

とのことです。どんどん進化していきますね。真空管はまだチャレンジできていないので興味大です。






marugoさんからいただきました。 2015.3.18

新旧の基板を組み合わせてDACを組み上げました。
使用したのは、お勉強DACV(電源部)、DAC9018S、シンプルIV変換差動合成基板、
amanero combo384、Raspberry Pi Model Bになります。
これで全方位でハイレゾに対応できると自負しています。
このように市販品にはない、自分だけの組み合わせで製作できるのが自作の醍醐味
だと思います。

Raspberry Pi Model Bは消費電流が約700mAとのことなので、RA40-072トランスでは
ぎりぎりかなと思いますが、今のところ何とか火も噴かずに動いているので良しと
しています。
企業の製品なら完全にアウトでしょう(^_^;

写真ではRaspberry Piの電源をmicro-USB端子から入力させていますが、起動が不安定な
こともあり、現在はGPIO端子への入力に変更しています。

最近は、プロ並みの製作をされている方が多く、比較すると見劣りしますが、
こんなお気楽な構成でもハイレゾ対応DACが製作できる、ということで投稿しました。

今後も楽しい記事を期待しています。


とのことです。色々な入力ができる楽しい構成ですね。
ところで、トランスはトータル40Wなので、1回路が定格の電流を多少超えても大丈夫ですよ。



Sさんからいただきました。 2015.3.23
Renew Memory Buffer
Memory Bufferは一度も扱ったことがないのですが、DJCに比べて
消費電力がかなり少ない所に引かれて試してみました。
既にディスコンになってしまった、エレアトさんP2D基板の予備が
一枚残っていましたので、かなり前に投稿させていただいた
FFASRC−DJC−P2D構成のDJCをRMBに変えて組んでみました。
製作記にあるように、プチプチノイズが出ましたので、BCKの
ダンピング抵抗をジャンパーしてすんなり収まりました。
しかしSRC、DJC、RMBの基盤寸法が同一だと本当に便利です。
DJCとRMBの出力波形を見ると、やはりRMBはちょっぴり
なまっているっぽいですが、DSD512再生における音の違いは
私の耳では分りません。
逆に同じなら消費電力が少ないのはかなり魅力的ですし
おまけに半田付けの練習もできてしまいます。
有り難うございました。


消費電流はDJCにくらべてRMBは1/6ですからね〜。
半田付けの練習にはなりますが、何個も作りたくないです。
たまにストレス発散で作ったりしますが・(笑)。







Sさんからいただきました。2015.5.6

DAC9018K2M パートU

IVを復活したサブミニ管ハイブリッドタイプで早速組んでみました。
これこれ!と言う感じで、私の場合はやはり真空管を使ったIVが好みに合います。
お勧めのOVCで聴いていますが、いいですね!
念のため、ES9018K2MとJCには小さいヒートシンクを張り付けておきました。
有り難うございました。


とのことです。OVCでは放熱対策が必要になるでしょうね。
どこまでオーバクロックできるか、興味があったりします(笑)。






tezzinoさんからいただきました。 2015.5.31

PA4525のチャンデバ内蔵2WAYマルチアンプの音をバラック状態の時に聴いて瞬間的に感じたことは
「お〜っ切れ味良いっ!音の色、濃いっ!」でした。自分好みのお気に入りの音とわかったのでシャーシに
組み込むことに。どうせだったらRenew Simple DAIの入出力全て使ってデジタルオーディオセンターに
しようと思いました。Renew Simple DAIのPCM出力でPA4525 2WAYアンプを、SPDIF出力で8741-1.5
からNew A7でヘッドフォンを、入力には同軸の他ISO2704USBとか光入力も入れて、出力にはもう一つ
デジタル出力があるのでそこにはデジタルアイソレートを使って出力!と決めちゃいました。
PA4525のヒロさんの説明に“LCDは常に必須ではなく”と書いてあったのですが私にとってはLCDと
ファンクション・パラメーターのタクトスイッチは必須です。曲のジャンルの違いで楽しくいじってます!
シャーシー加工では皆さんのようにLCDの四角に合わせてシャーシーをきれいに開ける技術も自信もなく、
どうしようかなと思いましたが、だったらシャーシーにLCDの大きさの四角の穴を開け、その上にスモークの
アクリルを貼れば粗が目立たないんじゃないかと思いつき、それを実行してみました。アクリルにVR等の
穴あけはヒビが入るんじゃないかと恐る恐るの作業でした。が、出来上がって正面から見るとコスパの良い
弁当缶タイプのシャーシーには見えません。ちょい満足です。
それからシャーシーの高さより高くなるのですが、試しにジッタークリーナーを載せて聴いてみました。
後戻りはできませんでした。高さが高くなった分は放熱を考えて多少の隙間はOKなことにします。
何故ならこのデジタルオーディオセンターはPCラック(自作の木製の棚)の天板の裏側に下からL型アングル
で取り付ける予定ですので上蓋は必要なかったのです。DESK TOPじゃなくてDESK BOTTOMになっちゃいます。
使用した電源基板は正負出力定電圧電源基板×1と正出力定電圧電源基板(TYPE-E)×2、正出力定電圧
電源基板(TYPE-H)×1です。ジッタークリーナーの電源は外付け電源で正出力定電圧電源基板(TYPE-H)の
使用です。スピーカーはヒロさんも使用しているONKYOのD-108Mで内部配線を改造して2WAY用の端子を
エンクロージャー後ろに増設しました。

ホント楽しい基板を配布していただき感謝しております。ありがとうございます。

とのことです。PA4525をつかった2WAYマルチアンプって、私もお気に入りの1つです。なんといっても、
色々な設定で音がコロコロ変わるので、調整の楽しさがありますから。
それにしても、ケース内は高い実装密度ですね。絶対に真似できそうにないです。




Sさんからいただきました。 2015.6.16
DAC1794-6
DAC1794-6が初めて配布された当時、食指は動いたのですが、出力電流が大きいので
対応に悩んでパスしてしまいました。現在は電流出力の場合、オールMOSFET(TO-220)IV
で組むようになりましたので、この程度の電流でしたら楽に扱えるようになり、
再リリースに感謝です。
1794のDSD再生もなかなかで見直しました。
一軍ベンチ入りで、DSD再生の選択肢が増えて万々歳です。
有り難うございました。


とのことです。DSD1794(PCM1794)は出力電流が大きいので扱いかいがすこし面倒だったりしますが、
TIの24BitDACとしてはフラッグシップ的な存在ですから、ある意味聞いてみたいDACですよね。







Sさんからいただきました。 2014.7.25

DAC179X-6 for QUAD PCM179X
初めてのPCM1792で組んでみました。
DSD再生もなかなかで、十分一線級の音を聴かせてくれます。
先の元気なDAC1794-6に比べて微妙におとなしめですが、
自然感が勝るように感じます。こちらも一軍ベンチ入りですね。
有り難うございました。

とのことです。いつも綺麗にまとめられていますね。DSD1794とPCM1792との差が
何から生まれるのかは興味のあるところですね。






船橋のMさんからいただきました。 2015.9.29

以前頂いた基板で添付のような感じで出来ております。
他の方の様には上手く出来ておりませんが満足した音で鳴っております。

とのことです。どのような改造になるか楽しみです。放熱板の下にあるレギュレータは何んでしょうね?






へむへむさんからいただきました。 2015.9.29

かれこれ何年もお世話になっていますが初めての投稿です。
いつの間にかDACからパワーアンプまで全部お気楽オーディオ基板を使ってます。

PA1592のモノラルモードで使ったパワーアンプです。

ヒロさんのPA基板は今まで7種類ほど作ってきましたが
今回のPA1592は現在メインで活躍しています。
左右独立型でPVDD、AVDD、DVDDそれぞれ電源を分けています。

片チャンあたり1枚づつ使いバイアンプで初めは使っていました。
このときトラブったのが、モノラルモードなので
入力周りは左チャンネルのみ実装していて
右チャンネル周りは実装しませんでした。で、音だしのとき
出力は左右同じ音が出るはずなのに左のみしか出ないのです
混乱していました。とりあえず部品を全部実装し試しにステレオモードで
動かしてみると左右ちゃんと動作しました。
あらためてモノラルモードにすると今度は左右の出力から左チャンネルの
音が出て正常動作の確認ができました。
モノラルモードでもC15は実装しないといけないようです(電源投入時)
一旦音が出た後、C15のカップリングコンを抜いても問題なく動作してます。

その後、しばらく使い続けクロック回りを強化しました。
外部クロック、ジッタークリーナー、それぞれ電源を設けました。
電源が立ち上がる順番が変だと音がでないのでPA1592基板の
ミュート回路の定数とPVDDの立ち上がりを見直しました。

かなり音質に満足いく出来栄えでしたが、モノラルモードの出力パラは必要性を
感じていませんでしたが試してビックリ。低域がパワーアップして全体のバランスが
整い、もう元には戻せません。

現在、バイアンプではなくなっているので「お気楽でないPA」が次に
お気に入りなのでマルチシステムにぼちぼちしていきたいと思います。


とのことです。Dクラスアンプもいいですよね〜。個人的には回路がシンプルで発熱が少ないので気にいっています。




Sさんからいただきました。 2015.10.13
MOSFET MUTE
MJの金田式で久々にそそられて、単管ドライブ?OTLパワーアンプ(DCパワーIVC)
を組んだのですが、出力段にレギュレーター(オリジナルとは違う回路)を入れている
為か、出力段B電圧ON時のポップ音がやたら大きく、レギュレーターをいじったのですが、
多少の改善は出来たものの使えるレベルには程遠く、レギュレーターを外すのは何だかな〜で
何か月も放置状態でしたが気を取り直し、最後の手段としてMOSFET MUTEを取り入れて
改造してみました。
真空管OTLなので電圧が高いですし、別電源ケース内はもういじりたくないので悩みましたが、
初段の単管を半導体に変えて、そのヒーター巻き線でMUTE基板と改造に伴う−低圧電源確保、
またB電圧はONディレーで、複雑な事はしたくないのでリレーを1個かましてONタイム検出
としました。
MUTEは1秒設定でほぼ無音になり目出度し々です。また当初はB電圧ON時のポップ音の事だけを
考えていましたが、このアンプは電流伝送の反転ですから電源を切ってもスピーカーの保護を
考えると、こうしたMUTE基板は必須かもですね。
とにかくB電圧がONされない限りスピーカーが切り離されている安心感はたまりません。
これで安心してメインシステムで使えるようになりました。
感謝々です。

とのことです。電源ON/OFF時のポップ現象は仮にスピーカに影響はなくても、精神的によくないですよね。





studio bluegreenさんからいただきました。 2015.11.17

かなり前ですが、PCM4222の頒布基板を購入させていただいたものです。
趣味の延長線上でピアノ発表会ビデオ・音声収録を行っております。

これまではTEACのUS-366というオーディオインターフェースを収録に使用していたのですが、
ノイズ・歪率ともに物足りなかったので自作に踏み切りました。市販のオーディオインターフェースを
超えたかったので、アナログ受動部品は結構おごりました。といってもnichicon FGの全面使用ぐらい
ですが…(笑)。ただ4Vアナログ電源はLM317のレギュレーションがもう一つという印象を持っていた
ので、秋月のTPS7A4700 使用のローノイズ電源に変えました。

全体の電源はもう少し凝りたかったのですが、市民ホールというところは結構電源事情が劣悪で
かなり大きなサージが乗ってきたりするので、大事をとってレギュレーションとアイソレーション重視で
3出力スイッチング電源を使用しています。

ADC/DACを作る楽しみの一つは「オペアンプの選定」だと思うのですが、今回は、廉価ハイCPの
定番JRC NJM4580DDをリファレンスとして、

NJM2068DD → NJM5532DD → NJM2114DD → LME49860 → OPA2604

と辿って、最終的にOPA2134PAに決めました。ノイズ、歪率とも試した中ではこれがベストでした。

結果的に、ノイズフロアは限りなく-150dBに近くなり(添付)、RMSでも-115dBという驚異的なスペック
を達成できました。実際にピアノ発表会をAKGのマイクロフォン+SoundCraftのミキサー経由で収録し、
どこまでも澄み切った素晴らしい音を記録することができました。ピアノ教室の先生や父兄にも大好評でした。

今後もハイスペックな記事を期待しております。
ありがとうございました。


とのことです。生録への活用とは珍しいですね。基板がもっと小さいといいかもですね。