福島の球使いさんからいただきました。 2013.7.9

 先日配布いただいたミニアンプ基板が,当初の目的にあわず遊んでいるのも不憫で,ヘッド
ホンアンプを作ってみました.ケースはUS100です.
 終段は,2SB1226/2SD1828で,基板の裏にあります.終段のアイドリング電流は10mAです.



 清少納言は"なにもなにも、小さきものは、皆うつくし(かわいいの意)"と書きましたが,
製作過程は"いとすさまじ"です.


ミニアンプ基板が大きく見えるところから、相当に小さいですね。数cm四方ですね。
でも、小さいことは賛成です。”機器は小さく、空間は広く”ですもんね。


ヒロさん. さすがに数cmは無理で,10数cmあります.小さいとはいえ,電源は確保している
つもりです.最初に作成したヘッドホンアンプを写真館41ページに載せていただきましたが,
これは7VAのトランスでしたが,今回は10VAのものを使いました.
同じ41ページにあるLM3886のアンプも作り直すとこうなります.ケースはUS130です.




申し訳ないですが,頒布中の基板では入りません.アンプまわりは先に組んで,ケースにねじ
込みました.
電源トランスは15VAx2,アンプの回路構成は同じです.電源のコンデンサ容量は倍くらい
に増やすことができました.


そうでしたか。流石に数cmでは無理ですね。
ふと、昔の話ですがFMレコパル誌(知ってる人いるかな?)に、とある漫才師が非常に小型のオーディオを
自作されている記事が掲載されているのを思い出しました。


イッチーさんからいただきました。2013.7.18
 
いつも楽しい基板をありがとうございます。
今度はNF型トーン回路を乗せたラインアンプを作りました。
 
D-AMP-2
Renew A12
A13
とRenewDAC2702USB-DACを入れました。
トーン回路はD-AMP2の後に入れています。
 
トーン回路はLUX型を採用しました。真空管では何台か作った事が有り、安定に動作したのですが、
オペアンプではコントロールの位置により発振をしたので出力と入力の間に3pFのコンデンサを入れました。
基板は共立の基板を活用しました。
 
出力は4系統ありそれぞれの音を楽しんでいます。
 
新しい作品をどんどん作ってください。楽しみにしています。

とのことです。トーン回路はあると便利ですよね。とくに夜間に小音量だけどすこし低音がほしいときにはほしくなったりします。



京都のK村さんからいただきました。 2013.8.23

NOSDACです。
2でも3でもなく、ましてや4,5,6でもない、初代です(ですよね?)。
今回(といっても7月中旬)、初めて正式なケース(いわゆる弁当箱ですが)に入れ
たので、送らせていただきます。

特徴は、
・電源が5VのACアダプターx2のみ
・アナログ〜DAC部〜デジタル部まで共通
・DACは5パラ
・OPアンプは2082
・後は・・・手抜き加工・・・すいません。

今頃造った・・・わけではなく、
音出しは2004年に済んでいて、その後電源を数回交換、VerUP(?)してきたので
すが、ケースは以前作成したDACのケースに半固定状態でした。

ただ、手持ちのトランスの電圧が高いせいかDACが熱い熱い。せめて5Vまで落と
そう、と2段にしてみたものの、DACは熱いまま2段目のREGも熱く、
 電気食いまくり?
とたまに使う程度になっていました。

大震災の後は特に使用頻度が減りました(球アンプと共に)。


今年になって某雑誌の付録USB DAC-ヘッドフォンアンプを入手し、

 小さい〜USBパワーのみ〜省エネ〜いいよいいよ〜

と喜んで、OSコン山盛り改造してさらに喜んでいたのですが、
早速USB端子がいかれてきたのを機に、

NOSDACが
ACアダプターでも、コモンモードノイズフィルタ+OSコン+インダクタ

で聞けるレベルになるのでは?
と頭の片隅にあった計画を実行してみました。

ACアダプタ+OSコン+レールスプリッタでヘッドフォンアンプを作ってみると意
外に使えたことも理由のひとつになりました。

音量を上げたら付録USBDACもこのDACも何か聞こえますが(^^;、省エネ〜という
のはこの夏は特に精神衛生的によろしいです。
といっても、PCM61Pはあっちっちです。

正直もっとOSコン+インダクタを並べないと聴けたものじゃないかな、
と想像していたのですが、意外に使える感じです。
もちろん、私の耳+私の環境で、ですが。


スピーカーも、今メインに使っているのはメインではなく、これまた雑誌の付録
の10cmフルレンジですが、
・NOS PCM61Pパラ+フルレンジ
というのは結構いい感じに鳴っています。
フルレンジ+圧縮音源ばかり、というのもNOSと相性がいいのかもしれません。
・・・圧縮されてない音源を最近ほとんど聞いてないなぁ。

アンプは・・・これまた
雑誌の付録をOSコン山盛り改造していたもの→デジタルアンプのキット
(これまた安い、でも激しい争奪戦でした)
といった変遷なのでやはり精神衛生上よろしいです。
もちろん、意外に音がよかった、から使用しております。

ヒロさんのページ掲載の環境では最チープかも。

投稿ありがとうございます。たしかに初代NOSDACですね。わたしにとっては自信作なので、
いまも使っていただいているのは非常にありがたいです。マルチビットのPCM61Pもいい味を出してますよ。
いまとなっては貴重なICです。




東京「ブンとオト」さんからいただきました。 2013.10.4

作成を始めてから随分時間が掛かってしまいましたが、DAC9018Dをケースに入れ完成させましたので写真館に投稿させ
て頂きます。

構成は、「ジッタクリーナ(PCM,DSDのみ)」→「DAC9018Dv1」→「POWER-IV」で、I2S入力にFIDELIX社の
「HDMI用LVDS受信基板」を使用しています。理由は、皆さん活用されているUDA(Dop版)をDDCとして独立させているの
で、HDMIインターフェースでのLVDS送受信としました。
最近ヒロさんが発表された「New DAI for DF1706」もPCM入力があるので、この方法がベストかと思います。ただし、
エレアトのDSD-OUTはL,Rが逆になっているのでややっこしいですね(笑)。
ジッタクリーナは、LVDS受信後に入っているアイソレータの影響か、192KHzあたりではBCLKが結構なまってくるので、
試しに入れてみました。このJCではCN2を使わなければ出力が2つ取り出せるので、DACのPCMとDSD入力それぞれの
5番ピンに入れています。単純に分岐するより、バッファ的役割も含め、効果は大だろうとの想定です。
電源系は私の最も拘るところですので、オーバースペックかも知れませんが、電源トランスはデジタル系1台、アナログ
系2台とパワーアンプ並みの構成にしています。このトランスは、定電圧回路の発熱が大きいとの情報があったので、
2次側6Vのものにしました。(ちなみにR-CoreはフェニックスのRA20で小型のものです)

電源基板は、
(アナログ系)
TYPE-E×2、TYPE-D×2、それと1.2V系にFIDELIXのディスクリ3端子レギュレータ×2としました。
※TYPE-Dの終段には、一部で「神の石」と囁かれる、三菱2SA623/2SC1014を(お遊びで)使ってみました。効果の方は?
(デジタル系)
TYPE-G×1、ですが、コンデンサー容量を40000μFと大きくし、FETに2SK170、バイポーラは日立 2SA872/2SC1775Aと、
NEC2SC2334で残留ノイズを極力抑えています。ちなみに発熱は電圧差が小さいので、ほとんどありません。
当初デジタル系1.2V系でもFIDELIXの3端子を使おうと考えていましたが、ヒロさんがRenew基盤に「ADP151」を搭載した
ので、早速Digi-Keyで入手し、変換基盤に乗せて、無理やりアドオンレギュレータとしました。(でも小さいですね!)

I/V変換には、ディスクリートに拘りたいので「POWER-IV」を採用し、パーツは私なりに厳選しています。主なパーツは
以下の通りです。
○FET→2SK246(BL)、NPN→NEC 2SC943(K)、PNP→NEC 2SA603(K)、パワーTR→2SC97A(K)/2SA571(K)とオールCANタイプ
○抵抗類→PRP金皮、Ohmite無誘導巻線、Mills無誘導巻線、Vishey VSR、Vishey AVR(ネーキッドタイプ)
○コンデンサ→双信 SEコン、サンリング PPSD、ASC X335、ECPU 0.1μF、OS-CON

そしてケースですが、写真館「PAGE52」で前作の「アルミ削り出し特注ケース入りDAC1794-5」を紹介して頂きましたが、
今回も「日本プレート精工」に協力を頂き、ステンレスの削り出し、鏡面処理などを施したケースを作成しました。
自分でも、フライス盤等を駆使し、細かい部品の作成や加工をしてますので、全部お任せではありません。念の為・・(笑)

作成期間としては1年以上費やし(と言うよりは1年以上楽しませてもらって)、やっと完成に漕ぎ着きましたが、私も
ご多分に洩れず、JC-UNLの解決に結構苦労しました。「ハンダ付けは得意」と自信を持っていたのですが・・・(涙)。
現在は全てLOWESTで、LOCK-AL。大変安定しています。もっともDSD256以上や384kHzは、これからのチャレンジです。

ところで肝心の音ですが、これは私が力説するまでもなく、既に皆さんが投稿されている通り、実にクリアで音場が広く
また、重心の低い低音がすんなりと出てくる・・・。「DAC1794-5」も芯が太くJAZZに最適なのでお気に入りですが、
当分このDACがメインになると思います。と言いながらDAC1704の再構築にも手を出し始めて・・・全然終わらない。
こんな(老後の)楽しみを与えて頂けるヒロさんに大感謝です。


とのことです。
素晴らしい仕上がりです。これは玄人のわざですね!!!
天板の ”Jazz Smile Cat” もこだわりのデザインですね。





東京「ブンとオト」さんからいただきました。 2013.11.13

先日、写真館にDAC9018Dを掲載頂きましたが、今回は送り出し側の「DDC」を2点投稿致します。
1号機は、以前から使用していた、エレアトのUDA基板(昨年Dop版に更新済み)ですが、これにPCM(I2S)とDSD出力用のHDMI
(LVDS)送信基板を追加しました。これはもちろん作成した「DAC9018D」に接続するためです。
2号機は、今回新たに作成したものですが、同じくエレアトのUDA基板とP2D基板を用いてDSD変換を行うためのものです。
DSDネイティブのソースには限りがありますし、AudioGateを使って変換しておくのもパソコンのリソースが大変です。
これなら愛用のFoobar2000を使いながら、リアルタイムにDSD変換を行えます。
(お気楽オーディオキットに集まる多くの皆さんが既に導入していると思いますが、残念なことに、あまり投稿が無いですね。)
どちらのDDCにも、ヒロさんから領布頂いた定電圧電源基板(TYPE-E)を投入しました。TPS7A47を搭載する(TYPE-H)も
作成し、比較しましたが、ノイズレベルは(TYPE-E)でも十分低くすることが可能なので、いろいろ弄って楽しめるディスク
リ版にしました。
また、1号機にはLVDS用として3.3V電源を追加しました。これには、ヒロさんの「LT3080電圧レギュレータ」を改造して、
FIDELIX社の「超低ノイズ3端子レギュレータ」を使用出来るようにしています。このレギュレータも、謳い文句通り、か
なり低いノイズレベルを実現してくれます。
どちらも(出来合いの基板なので)これと言ってたいした工夫などありませんが、2号機には、LEDでのサンプリング周波
数表示器を手作りしました。写真では分かりにくいですが、結構手間の掛かる凝った細工をしています。
次は、ヒロさんのキット「Renew FFASRC」と「DAC2707」を用いたコンバーターを3号機として作成する予定です。そして、
製作途中となっている「New DAI for DF1706 + Renew DAC1704」もそろそろ完成させなければ・・・


とのことです。こちらはブラックを基調としたデザインですね。さらに猫のマークも(^^)。





Sさんからいただきました。 2013.11.13

DAC1242-5
DSD専用で組みましたので、結局エレアトさんのP2D基盤専用のDACで、
P2DとはHDMIケーブルでの接続としました。
まろやかな音で、DAC9018Dの対極のようなイメージですね。
ありがとうございました。


とのことです。さっそくの投稿ありがとうございます。
たしかにFN1242Aの音調はES9018Sとは異なりますね。


山ざるさんからいただきました。 2013.11.13
DAC1242-5 QUAD 基板送っていただき、またFN1242Aも4個なんとか手に入ったので、
さっそくエレアトさんのP2D基板との組み合わせによるDSD専用のDAコンバーターを
作ってみました。差動合成基板として、ディスクリートOPアンプ標価基板が
使いやすそうだったので、これを使いました。デスクリートオペアンプはLH0032タイプの
A12です。軽くハイカットフィルターも入れました。早速、試運転をしてみました。
DC出力も1mV以下で安定しています。音は、鳴らし始めは、パッとしない平凡な音で
古い設計のICはこんなものなのかと思っていましたが、通電したまま、1日おいて
次の日あたりからガッチリしまった音になり特にボーカルに関しては、今までの中では
最高に生々しい表現をしてくれるものとなっています。


とのことです。DAC1242-5の早速の投稿ありがとうございます。
A12はハイスピードで素直な音調ですから、FN1242Aとあうでしょうね。




町田のOさんからいただきました。 2013.11.25

DAC1242−5が完成しました。
丁度エロクトロアートさんのP2D基板が入手できたところだったので
これと組み合わせてDSD専用機としました。

構成は次のようにしました。
P2D基板→DAC1242−5基板→RenewA12基板→ミューティング基板
電源は上記基板毎に設けました。
P2D基板用      …TYPE−H(+5V)
DAC1242−5基板用…TYPE−E(+5V)、TYPE−H(+3.3V)
RenewA12基板  …TYPE−D(±15V 無帰還型に改造)

また前面パネル(写真写りが悪いですが黒の塩ビ板を使っています)が寂しかった
のでP2D基板から信号を取り出しサンプリング周波数表示用のLEDを並べて
みました。

出てきた音は、解像度はそれほど高くはありませんが、中高域がなめらかで艶が
あって癒し系のようで、ピアノや弦楽器がことのほかきれいに聞こえました。

とのことです。レタリングも綺麗で丁寧な仕上げですね。
しかし、鉄製のケース(タカチですよね?)に放熱穴をあけるのは大変だったんじゃないですか?
と思ってしまいました。