mamoさんからいただきました。 2012.12.22

いつも大変すばらしい基板ありがとうございます。
掲示板でのご助言のおかげで、何とかDAC9018Dをケースに
納めるところまで来ました。
 
今年の5月からオペアンプの交換、ジッタクリーナの作成と導入
というところから出発し半田付けも小学校以来再開するという
全くの初心者ながら何とかここまで出来ました。
 
ケース加工は工具が無いので業者に依頼しました。
 
構成は
 
DAC9018D
RenewA12 FETは2SK369 Vランク
TYPE E*2
TYPE G
TYPE D
RA40−144
 
後は特に特筆する部分もありませんが、自分で作った充実感は良いですね。
これからもよろしくお願い申し上げます。

とのことです。A12の初段FETは取り替えられるようにソケットになっているのですね。
2SK369って超低雑音のFETのようですね。




福島の球使いさんからいただきました。 2013.1.6

 あけましておめでとうございます.
 長年使っていたSTAXヘッドホンを点検修理してもらったついでに,配布いただきましたRenew
A11アンプ基板でSTAX用のヘッドホンアンプを作成しました.小出力アンプと昇圧+バイアス発生
回路を分けましたので,他のパワーアンプとの組み合わせも可能です.

 パワーアンプは,+-18Vの安定化電源とRenewA11からなります.
 アンプの出力を,ソフトン社のRコア出力トランスRX-30-8という真空管アンプ用のプッ
シュプル出力トランスを用いて,通常の逆(8Ωに入れて,8KΩのほうから取り出す)の使い方で
昇圧させます.バイアスは,250V10mAの電源トランスを倍電圧整流で700V程度を取り出し,抵抗
の組み合わせで分圧し,約520Vを発生させています.プロバイアスは580Vですが,このあたりは,
下のほうに少しさがるのは問題ないです.

 コンデンサ型ヘッドホン用アンプは,5Kから10KΩくらいのプッシュプル用の出力トランスを
使うとこのように簡単に製作できます.今回用いたRX-30-8は,容量的にはオーバスペックですが,
もちいたケースにピッタリで,2ケース(US160とUS160H)あわせて重量級のヘッドホンアンプに
なりました.
 ヘッドホンを接続する専用ジャックは,STAXのサービスから取り寄せ可能です.





 STAXも日本のメーカとしてしんどいところですが,頑張ってもらいたいものです.
#STAXのアンプを購入するのが,STAXへの貢献なのですが...


とのことです。最初に写真だけみて、なんでこんなにトランスが多いのかわかりませんでしたが、
コンデンサー型ヘッドホン用のアンプだったんですね。そういえば、大昔にパイオニアのコンデンサ型
のヘッドホンがあって「いい音だな〜」っと子供心に思った記憶があります。


堺市 I さんからいただきました。 2013.1.11

何時もお世話になります。
今回は、高精度電子ボリュームを制作いたしました。

信号ラインにコンデンサーを入れていたのですが
コンデンサーの音の色付けが気になり、取り外しました。
アンプ回路には、100%のDC帰還が掛かっているので
入力からのDC漏れは、出力に表れないと思っています。
後は、アンプ回路からのDC漏れだけですが、アンプの
安定度で何とかなっています。
シーズン毎に、DCバランスを取り直せば行けるかと・・・
自分では、制作できない、楽しい工作をさせてもらっています。
有難うございます。

追伸、写真ピンボケですが、ケースを閉じてしまったので
   再撮影が出来なくてすみません。

とのことです。前面パネルが綺麗な仕上がりですね。ボリュームつまみの落としこみがなんともいえません。
フライス加工でしょうか。





てにえさんからいただきました。 2013.1.20

このたび頒布になったTYPE-H電源基板2枚を使って±5Vの電源を作り、
昨年夏に作った金田式の電流伝送プリアンプNo.218として使ってみました。

私が金田氏のアンプを作るのは、実はこれが初めてでした。電流伝送方式の
イコライザーアンプが非常に好評だったため興味を惹かれました。

金田派ではないので、部品も基板も配線材も全く記事の指定には従っていません。
それでも、このNo.218で聴くLPの音質は確かに素晴らしいものがあります。

このアンプは、記事では、乾電池8個を使って±4.8Vで駆動するようになって
おり、私もエネループ8個で鳴らしていました。予備のエネループをもう8個
用意し、電圧が下がると換えていましたが、やはり面倒には違いありません。

それで、ヒロさんが以前頒布されていた安定化電源基板で±5Vを作り供給して
みました。しかし、イコライザー・アンプを通らないデジタル音源は問題ない
のですが、LPではハムが載ってしまいました。これは、カートリッジの直後、
ヘッドシェルの内部に実装してあるVI変換用FETに掛けるバイアスの+5Vに、
安定化電源で発生するノイズが載ってイコライザー・アンプで増幅されて
しまうことが原因と思われました。

今回、このTYPE-Hがエネループの代わりにならないだろうかと考え実践して
みました。結果は全く良好です。多少なりともハムが出るかと思っていたのに、
エネループ同様全くノイズがないため、初め音が出ないのかと思いましたが、
ちゃんと出てびっくりしました。

1uや10uのチップ積層セラミックCの手持ちがなかったので、ケミコンで作って
あります。ヒロさんは、「このレギュレータICのパスコンにはセラミックの
コンデンサが推奨されています。おそらく高周波特性を重視してのことでしょう。」
と書いておられ、それはそうだと思うものの、完成を急ぎたく、また今回アナログ
アンプの電源だから、まずはこれで良いか、と取り敢えずケミコンで作りました。

また機構部品も不足していたため、まだバラック状態です。写真館に投稿する
のは不適かとも思いましたが、以前作った電源との対比の写真もお送りします
ので、宜しければご掲載下さい。

音質の評価はもう少し時間が経ってから、とは思いますが、気の所為かすっきり
した感じがします。この次は、デジタル機器の電源に作ってみるつもりです。

今回も見事な基板をありがとうございました。


なるほど。イコライザーアンプなどのノイズの感受性の高いアンプに使うのは効果大きそうですね。
出力コンデンサもチップセラミックを追加すると、さらによくなるかもですね。




福島の球使いさんからいただきました。 2013.1.27

写真館58ページのNF型のイコライザアンプで書きましたように,A11ディスクリアンプ基板
を用いてCR型のイコライザアンプを作成しましたので報告します.真空管でのCR型とは違い,
各ステージはNFBがかかっています.
 定数は金田氏のものと同じですが,電源電圧はあまり高くありません.トランスの関係上+-30V
の別電源を作りました.TRは2SC2240/A970で,それ以外はNF型のものと同じです. ケースは,
US130とUS130Hです.
 すんなり完成するかなと思いきや,なかなか動作しません.何度もよ〜く見ても間違いに
気がつきません.そのうち,"なんで,このTRはBLなの..."と,いくつかの2SA970GRがBLになって
いました.10個入りの袋4個のなかに1つBLが入っており,購入後1つの袋に入れて保管して
いたのがいけなかったようです...
 組むときにパーツ1つ1つ確認することの重要性を再確認しました.

 良い基板を使わせていただきありがとうございます.


とのことです。パーツ箱かたとりだすとき、型番まではなかなか確認しないですよね〜。
いつもながら、超小型のケースに収められておられます。RCAピンの間隔は密接!




こやさんからいただきました。 2013.2.2
先日頒布いただいたリレー切り替え基板と、ものすごい昔に頒布いただいた
ヘッドホンアンプが組み上がったので、写真を送らせてもらいます。

切り替え基板はINとOUTを逆にして、入力はPCからの1入力で、出力側にHPAや
プリアンプ等をつないで使っています。
選択がシリアルで出力されてるとあったので、Arduinoでデータを受けて、LCDに
選択されている機材を表示するようにしました。
LCD窓の加工は綺麗に出来ませんでしたが、愛着の湧く一品となりました。

ヘッドホンアンプは、とても良い音でもっと早く組み上げれば良かったと、
ちょっと後悔でした。
アイドリング電流は50mAとしてみました。
20mAの時は全然熱くなかったのに、50mAにすると結構熱を持つんですね。
部品では、一度リケノームの抵抗を使ってみたかったので、出力の所に
使ってみました。これは見た目で大満足でした。
電源基板を置く場所が良くなくて、スイッチとコンデンサが接触する場所と
なってしまったので、泣く泣く左右共に1本ずつ外すことにしました。

それでは。

とのことです。アイドル50mAだと750mWの損失ですから発熱は大きいですね。
これから暖かくなりますから、低めの方がいいかもしれませんよ。





Nさんからいただきました。 2013.2.8

DAC9018D DUAL ES9018Sの製作   
 
DAC9018S×2を常用していますがDAC9018Dとの違いを確かめたく製作しました。
[構成]
・DAC基板DAC→9018D DUAL ES9018S DAC基板
・電源→トランス(RA40-144)、定電圧電源(TYPE ×1、H×2)
・アナログ→Renew A11
・ケース→タカチ電機工業(SL 99-36-26SS+シャーシー)
[記事]
・定電圧(F)基板±15Vがアナログ用、+7.5Vを定電圧(H)基板のDACデジタル用3.3Vに供給、
もう一枚の定電圧(H)基板はAC8Vにより3.3V
DACアナログ用に供給しています。
  定電圧(H)基板で7805により+5Vに落として発熱を分散させています。
・アナログ部の半導体は2SK30A、2SC1845、2SA992、2SC2705および2SA1145を使っています。
DAC出力を2KΩ直列接続し電圧で動作させています。
・フロントパネルに2ポジション跳ね返りスイッチで入力切替、サイドパネルに設定用として
プッシュボタンを取り付けています。
・SPDIF信号をPCM入力に接続しSPDIFnPにすることでかなりの音質アップ効果が確認できました。
・消費電力は9.5hでした。
・DAC基板一枚のシンプルな構成で比較的短時間で製作でき贅が尽くされたDACでDAC9018Sと
比べて一味違うことがわかりました。
 

とのことです。ケースは裏表の2段の構成なんですね。スイッチ操作は右側のスイッチでしょうか。




mamoさんからいただきました。 2013.2.19

いつもタイムりーな企画と基板の頒布ありがとうございます。
DAC9018D基板を使用した2作目となります。本来1作目になるはずだった
基板で、故障したES9018S1枚を交換して復活させたものです。

構成は
 
DAC9018D
Jitter Cleaner (BCK用)
RenewA12 FETは2SK246
TYPE H*3 整流にデジタルには、SicSBD(SCS106AM)、アナログにはFRD(UF5408)
TYPE D   整流にSicSBD(SCS106AM)
RA40−144
 
TYPE-Hにしたことで、SBDとFRDの音の違いも体感することができました。
TYPE-DをTYPE-Iに置き換えたらどんな感じになるでしょうかね?興味が湧きます。
これからもよろしくお願い申し上げます。

とのことです。操作スイッチは3Pの跳ね返り式のタイプのようですね。
ケースないから怪しい青い光は電源基板でしょうか。




hiroshiさんからいただきました。 2013.3.4

いつも楽しいキット有難うございます。
DAC9018Dをケースに組み込みましたので投稿させていただきます.
構成は
DAC9018D+RenewA12+TYPE-Hでオーソドックスな構成です.
音質的には現在使っているRenewDAC1704で満足していたのですが、
DSD再生をしたく作成、ElectrArtさんのUDA基板も購入しました.
UDA基板はディシメーションフィルタが付いていてDSDの再生だけなら
UDA+RenewerDAC1704でもできることに気が付きどちらのDACを
メインにするか悩みましたが今はDAC9018Dをメインとして使っています.

ケースの角穴加工は、有限会社藤電設工業http://fuji-den.com/
にお願いしました.タカチOS-70-37-33への追加工で送料込約7000円でした.
UDA基板はタカチMXA3-11-16のパネル2枚作成(追加工は小さく出来なかった)で
6000円弱でした.HDMIコネクタの穴など出来栄えはなかなか良い感じです.

UDAからは、HDMIケーブルを使いLVDSでDSD、PCM信号を送っています。
トグルSW切替えで、シンプルファンクションモードで立ち上げた場合は、
自動でPCM、DSD切り替えさせ、フルファンクションモードで
立ち上げたときはプッシュSWが有効となります.(添付の回路図)
ただシンプルファンクションモードでDAC9018Dの電源を入れると
イニシャル動作が走ってしまいます.原因はデジタルアイソレ―タが
有ると、電源の立ち上がりが約600msec間2Vレベルとなりその後3.3V
まで立ち上がる為のようです.アイソレ―タはTI、アナデバで試しましたが同様.
(アイソレ―タがないと3.3Vにすぐ立ち上がり全く問題なし)
シンプルファンクションなのになぜイニシャルが走るかは不明ですが
PICのMCLRにフィルタを入れてPICの立ち上がりを遅くしようとしたのですが
旨く出来ず今はアイソレ―タを外しています.
それでもDSD、PCMとも良い音で大満足です.


とのことです。シンプルファンクションで起動すると、強制的にイニシャル状態になるようにしているため
上記のようになっているとおもいます(切り替えて使用するこは想定していなかったので)。
ケースの加工の中でもLCDの各穴は綺麗にしたいですよね。
外注もありかとおもいました。




八潮市のIさんからいただきました。 2013.3.20

DAC1242-2其の弐です。
TYPE-H3端子部はProstさんのLED電源変換基板で5V
TYPE-I:±15V
・ジッタクリーナ:TYPE-E5V)から3端子部をこれまたProstさんの
TPS7A47変換基板で3.3V

澄んでいて、しっとりとした音になった様に感じます。
楽しい基板、ありがとうございました。


とのことです。ジッタクリーナ様の変換基板は放熱板にとりつけられる構造になっているのですね。
それにしてもFN1242Aはいいですよね。ちょっと他のDACとはキャラが違いますが。



PUTTIさんからいただきました 2013.3.20

発端はベッドサイドでノートパソコンとUSBでつないで使うヘッドフォン専用の
小型DACを作ろうとしたことでした。当初はPCM2706のI2s出力をDF1704で受け、
ジッタークリーナーをはさみPCM1704につなぐ贅沢な計画で、電源はDC-DCコンバータで作り、
完全バスパワー動作を目論見ました。
しかし、ペルケ回路のヘッドフォンアンプはこの電源では全く顔色なくなり、バスパワー計画は
あえなく頓挫しました。こうなると電源が大掛かりな1704ではケースに入りきれなくなり、
9018S基板が登場、エレアトUDA-DOP版と組み合わせ、大幅に機能アップとなりました。
またtype-H電源も加えたところ、小さなケースなのに我が家では最高音質のDACになりました。

今回得た経験は、
@初めて使ったトロイダルトランスが小型の割りに力持ちで、ノイズも出ず素晴らしかったこと。
A回路を小さくするため9018Sの出力は電圧出力で、ESSの標準回路の差動合成部分だけを使いました。
 この回路は低利得・低インピーダンスですが、大容量のコンデンサが接地されているゾーブルフィルター
 と同じ回路になっていて、発振しやすいOPAMPも安定動作しました。140Ωの抵抗を240Ωに変えて
 利得を上げたところ、ちょうどよい音量も得られました。OPAMPは私は動作も音質も安定嗜好で
 LT1128に落ち着きましたが、音質も他の回路よりよく優れた回路だと思いました。OPAMPの差が
 はっきりわかる印象でした。
BDAC部分の電源はバスパワー5Vを使いますが、安く手に入るUSBタイプのバッテリーを切り替えで
 使えるようにしたところ、音質が大幅に改善しました。TYPE-Hの電源はAVCCのみに使い、
 DVCCは基板上の48M033から引いています。
CパソコンソフトはPLAY-PCMWINがバージョンアップでDSDのDOP再生に対応するようになりました。
 UDA基板の判別信号でリレーを動かし9018SDACの入力を自動で切り替えるようにしたところ、
 オフセットの問題もでず使い勝手が大変よいです。
数々の改作で、中はまたまた恥ずかしい状態ですが、9018D基板の登場で影が薄くなった?
9018SDACが主役になりました。長々失礼しました。


とのことです。基本はヘッドホンアンプなんですね。わたしもこういったヘッドホンアンプが大好きです。
ES9018Sをつかった専用のヘッドホンアンプなんか作りたいな〜と思っています。