イッチーさんからいただきました。 2012.9.2

お気楽でないPAの基板を使いアンプを作りましたので、投稿いたします。
7月にLM3886を使ったアンプを投稿しましたが、LM3886の部分をお気楽でないPAに変えたような構成です。
 
入力部のラインアンプはスペースの関係からミニアンプ基板を使いました。フィルター基盤は電源基板の下に配置しています。
電源トランスを2個使いスイッチも別にしています。パワー部のスイッチを後に入れて、先に切るとほとんど音はしません。
逆にしても大したことはありません。
放熱はL型アングルを使い底板にしています。LM3886の方は少し暖かくなりますが、こちらはほんのり暖かいかなという感じです。
 
クロスは770HZです。写真の1601と4001(自作ウッドホーン)をドライブします。
 
ヒロさんの基板はどれも動作がとても安定しているように思います。
 
このアンプを作るきっかけはBBSに、とてもいい音だと書いてあったからです。
完成して5日目ですが、とてもいい音です。LM3886もいい音ですが、こちらは音が綺麗です。
当分この音を満喫したいと思います。
 
楽しい基板いつもありがとうございます。

とのことです。お気楽でないPA(電流帰還アンプ)は透き通った音が特徴ですよね。
こんなスピーカが置ける部屋が羨ましい〜〜。




COPYさんからいただきました。 2012.9.20

やっと、DAC9018Dが形になりました。
電圧出力のA12基板と2SK150の組み合わせで素晴らしい状態になりました。
いろいろとアナログ段を試しましたが、どうしても電流出力では満足できませんでした。これくらいの高性能になると
電流出力の段数の多さが気になります。シンプルな回路が良い結果を生むのかもしれません。
エレアトさんのUDA基板を搭載しています。
まだPCMとDSDの自動切り替えまではできていませんが、これは157あたりのロジックで組んでみたいと思います。
今までで最高のDACとなりました。写真を送ります。


とのことです。電源部がかなり強力な布陣ですね。
ES9018Sは基本は電圧出力のようですから、シンプルなバッファーアンプがいいのかもしれませんね。




山ざるさんからいただきました。 2012.10.11

ヒロさん、いつも大変すばらしい基板ありがとうございます。
DAC9018Sを使って、SACDプレーヤー専用のDAコンバーターを作りました。
デジタルアイソレーターを介してPCM信号とDSD信号を取り出し9018Sに入力、
その出力は電圧出力としてRenewA12アンプ基板に入れています。DSDについては
いつもの9018Sの音で良い音です、驚いたのはCDのPCMの音です。
言葉では表現できないのですが、いままで一番自然な音でDSDを超える曲もあります。
何が一番影響しているのでしょうか、USB、DDC、SPDIF変換などをしてないからか、
IV回路を使わなかったからか、V1PICを使いディスプレイをはずしたからか、とにかく
このような事のできる基板を作ってくれたヒロさんに感謝です。


CD本体もかなり大胆な改造ですね。DAC9018Sもシンプルに電圧入力受けの差動アンプ接続が
案外いいのかもしれません。それ以外の効果かもしれませんが、切り分けはむずかしいですね。



SOSさんからいただきました。 2012.10.22

Renew DAC1704がやっとケースに入ったので、投稿します。
 
構成は、
メモリーバッファーDAI
SPDIF Freq. Checker
RenewDAI for DF1706
Renew DAC1704
A7型バッファー付き差動合成
電源基板は(TYPE-D)と(TYPE-E) です。
 
変更点は、
1.メモリーバッファーのクロックに、NDKのNZ2520SDを使用しました。
  44.1k系の周波数が異なるため、若干回路変更しました。
2.DF1706をディエンファシス対応にしたかったので、CS8414を追加(汗)。
  CS8416のTX出力をCS8414に入力し、ディエンファシスを検出してDF1706に送りました。
  そのまま接続するとMBの再生タイミングとずれるので、D-FFを使って合わせました。
3.PCM入力用のDサブコネクタを付けてみました。(動作確認はこれから)
4.アナログ用の±15Vは、青木式シャント電源風に変更しました。
 
LED表示にバーLEDを使用したら、面白い面構えになりました。
『マルチビットの最高峰』を楽しめる素晴らしいDACになりました。

 

とのことです。かなり奥行きのあるDACです。LEDは何を表示されているのかな?(周波数?)。
やっぱりPCM1704はいいですよね!




TETSU/東京 さんからいただきました。 2012.10.25

高精度パワーアンプの作例を報告します

写真の下段が当該アンプで、上段は以前作成のLME49830を使用したMOSFETパワーアンプです。

使用基板は本基板の他に、パワーアンプ電源ユニット(Type A & B)基板
MOSFET リレー基板、MOSFET mute基板です。

使用部品はドライブ段を2SC5171/2SA1930に、整流ダイオードをショットキー
に変更した他はマニュアルどおりです。平滑コンデンサは10,000uF を10個使用しています。

音質はフォーカスの合った、稠密なすばらしいもので、
MOSFETアンプのオープンなサウンドとも違うものです。
ソースによって切り替えて使用しています。


とのことです。センターレイアウトのスイッチが粋ですね。
トランスは別配置?それとも電源基板の下でしょうか?




DAC3作目さんからいただきました。 2012.11.12

談話室でご助言を戴き判明したメモリーバッファのICを交換し、無事9018Dが稼働しております。
192KHzでもES9018もsi5317も熱を持たないので正常に稼働しているようです。
デジタル用電源のヒートシンクは600mA以上も流れているのでヒートシンクをダブルにしても熱ツ熱ツです。
各基板の製作には、抵抗とコンデンサーは談話室で取付け前に数値の確認すべきだと言っておられたので、
全てテスターで数値を確認して取付けたので、異常時の点検確認はICの取付け部のみで済みました。
ジッタクリーナーは談話室を参考にし、si5317のGNDの半田付には注意しました。
でも最初はやはり失敗しましたが、2台目は一発で完成出来ました。
完成したジッタクリーナーはそれぞれDAC1242-3とDAC1794-5に乗せ192kHzで無事稼働させる事ができました。
本題のES9018Dの0.1μFのフイルムコンデンサーはシーメンスです。リードの取付け部のハンダはもろいので
再ハンダしています。これで音が更に良くなるはず?。
POWER-IVのIV抵抗はタクマンの酸金を皮むきしたスケルトンもどきです。デジタルアイソレータを今回メモリーバッファ
と本体に挟んでいます。これは思っていたより良い方向に働きました。
3台のDACを切り替えて曲により好みのDACで最高の気分で音楽を楽しんでおります。
次はどのような素材をヒロ様が考案されているのかワクワクして待っております。


とのことです。大きめのケースに整然と並んだ基板類の配置が綺麗ですね。
半田もかなり少なめで処理されてますね。



八王子のNAGAさんからいただきました。 2012.11.24
 
ヒロいつもありがとうございます。
実験を兼ねて改造していますので、投稿に相応しい迷うところですが、
気合を入れて頑張ったので、投稿させて頂きます。
 
基本構成は以下です。
@9018Dへの電源は全て独立整流で、アナログ部はPROSTさんのLED電源、デジタル部はMHIさんのK式レギュレターを使用させて頂いてます。
Aカニさんのブログを拝見して、I2CのBCLKにジッタークリナーを入れて真似させて頂きました。
Bアナログ部はPROSTさんのLH0032IVCで、左右の基板にそれぞれバッテリー給電して、2系統のの電源は4つのMOSFETで待機モードとONを制御しています。
 
工夫、実験した点以下です。
@実験を兼ねて、データーシート上近傍の位相ノイズの低い、SCカットのOCXをアドオンし、
中点をずらして、水晶モードでLOWESTで192KHzのロックを試み、ジッタークリナーとの音の比較しました。
なお、OCXのレギュレターのシャットダウンピンと9018Dの純正の水晶へのE/D信号を利用して、ジッタークリナーモード時には、OCXの電源がシャットダウンし、ジッタークリナーとの共存しています。ただし、再びOCXモードに戻すには電源を落とす必要があります。
A基板の数に比べてケースがカタチOS99-32-33と小さいので、7個のトランスはアルミ板を挟んで整流・レギュレーター基板の下に置きました。同じように、9018DとLH0032IVCの間には銅板とアルミ板を重ねて、LH0032IVCの設置場所も確保しました。
 
工夫、実験した点の@に関しては、そのそもジッターについて不見識であり、OCXの性能を生かしているか分かりませんが、
音の傾向の違いは個人的になんとなく分かったつもりです。自信がないので、ジッタークリナーとの音の比較の結果はご勘弁ください。
だだ、この改造は決してオススメしません。前述の使い勝手上のデメリットは他にもありますし、奇跡的にロックできてる状態です。私の使用したOCXでは難しいのではないかと思います。また、調整の最中に、方chの9018を壊して、ヒロさんにご迷惑をかけたと同時に、痛い出費となりました。

とのことです。かなりすごい実験になっていますね。どうやって実装できているのか興味があります。

<ご返信いただきました 2012.12.04>
OCXの実装ですが、グランドパッドに太い銅線で繋いで、
クッションゴムを重ねて高さを調整している程度です。
信号ラインには、特殊なタイプの半固定抵抗を入れています。
レギュレターはLT1764AでSHDNピンと9018Dとの間にロジックを入れてレベルシフトしています。
音の評価に自信がありませし、言葉に出して表現するとオーバーになるのですが、
背景が静かになって、奥行きが出てきます。低音の出方が違います。




町田のOさんからいただきました。 2012.11.26

遅ればせながらDAC9018Sがようやく形になりました。構成は次のようにしました。
・ DAC9018S基板 1枚
・ ディスクリIV変換差動合成基板(IV変換なしの電圧受け)
・ ミューティング基板
・ 電源は全てディスクリートにしました。
+3.3Vはデジ・アナ用ともにTYPE−E
+1.2Vのデジタル用はTYPE−Eを改造
アナログ用はミニトランスをユニバーサル基板上に載せて構成しています
±15VはTYPE−Dを無帰還タイプに改造
・ PCからのUSB入力は中国製の安価なUSB DACの基板を使用し
I2S信号を直接パターンから取り出しました。
この基板の後にアイソレーター→ジッタークリーナーを挿入しDACのPCM入力に
入れています。

このDACでは電子ボリュームを活かすことを考え、ヘッドホンを繋げられるようにしました。
ヘッドホン専用アンプを入れるスペースが無かったことからディスクリIV変換差動合成基板の
終段をパワーアップし直接駆動できるようにしました。

音質(ヘッドホン)については鮮度感が増していると思いますが、ES9018の歪感がなくきれいな音に
暖かさが加わったような気がします。


とのことです。パネルのラベルが綺麗ですね。
またオーディオテクニカのヘッドホンがひかってます!(私も愛用中です)。





福島の球使いさんからいただきました。 2012.12.13

いつもお世話になっております.配布いただいたRenewA12アンプ基板と旧A11基板
でヘッドホンアンプとプリアンプを作成しましたので報告します.両方ともタカチの
US130に入れています.共通なのは,入力をOPA2604のボルテージフォロアで受け,
PGA2310でボリウム,その後にディスクリートアンプのボルテージフォロアでインピー
ダンス変換して出力します.

 プリアンプは,3入力をリレーで選択しOPA2604へ,PGA2310でバランス調整も行います.
3つの出力は,パラで出力されます.旧A11を使っています.



 ヘッドホンアンプは,1入力1出力の構成です.RenewA12を使っています.出力TRにヒート
シンクがなくアイドル電流は10mAと少なめです.




 同じような構成なのですが,プリが極めてノイズが少ないのに対して,ヘッドホンアンプが
少しノイズが載ります.PGA2310まわりなのは分かっていますが,とりきれません.

 これだけ小さいケースですと,リアとフロントにパーツを先にとりつけ,内部に入れる基板
をパネルに実装したパーツにあたらぬよう,目一杯大きくとれるように基板を裁断してから,
内部のユニバーサル基板の実装を始めます.
 通常は基板からボトムアップ的に作ります.これはトップダウンでもなく,アウターモスト
デザイン(Outer Most Design)と名づけようかと思いきや,すでに眼鏡にそういうブランド
があるようです.



この写真をとったときは,出力トランジスタは基板の上に実装してましたが,結局,基板裏に
引っ越しました.

 新しいPIC pic16F1823,1827を使ってみました.安価でかつ省電力チップです.
 よい基板を配布いただきありがとうございます.RenewA11も製作中です.


とのことです。小さいケースに収めるのには工夫がいろいろと要りそうですね。
それにケースの加工も気をつかいそうです。
(出先だったため投稿いただいてから掲載まで少し時間がかかってしまいました。)