愛知 Sさんからいただきました。 2012.1.3
DAC9018SパートU
電流出力モードで組んでみましたが、こちらもお蔵入りDACでの乗せ換えです。
当初、電流出力モードは片チャン1枚の8パラで予定していましたが、バッテリードライブで電圧が
低い為、最大電流に対応させるためには終段(シングルA級)を8パラぐらいにしてやらないと
対応できなかったので今回は断念し、先の物と同様に4パラとして、終段は双3極管2本の4パラ
で対応しました。
音はやはり素晴らしいの一言です。低域は少し締まった音で、こちらはES9018Sの出力を
MOSで受けていますので、この違いが低域の鳴り方の違いに表れているのではないかと……

またこちらでは1.2Vも外部電源にしましたが、これに関しては比較できないので現時点では未知数です。
ありがとうございました。


とのことです。 ES9018は電圧出力も電流出力もどちらもできるのである意味便利ですし、
受ける回路をいろいろと変更できる楽しさもある素子ですね。





てにえさんからいただきました。 2012.1.8

ヒロさんから昨年5月に分けていただいたDAC1242-2は、6月から作り始めたのですが、その後忙しくなり暫く中断しておりました。

また、昨年秋からPCオーディオにも手を染め、AudioGateでCDのデータをDSD(5.6MHz)に変換するようになりました。もっとも、この
DSDファイルは直接アナログに変換はできず、AudioGateもしくはfoobar2000で24bit 192kHzのPCMに変換しMusilandのMonitor02
を経由して、ヒロさんのDAC1794-3.5に入れ、聴いておりますが、これはCDのデータを、単純に24bit 192kHzにアップ・サンプリング
して聴くよりも遥かに肌理細かな音になって気に入っています。

しかし、そうなるとDSDから直接アナログにconvertして聴きたくなります。そこで、2年半前にElectrArt氏から購入したUSB-Audio
基板(UDA基板ではない、その前のタイプ)とヒロさんのDAC1242-2を組み合わせることにしました。

もともとDAC1242-2は、普通にPCMのDACとして作るつもりでしたが、DSDの変換にも評価が高いので、USB-AudioのDACとしたの
です。

それでも当初は、PCMとDSDを切り替えて聞けるようにしようか、と考えましたが、配線が複雑になるのでDSD専用にしてしまい
ました。

と云うことで、このDSD1242-2でPCMを聞けなくしてしまって(と言っても、PCM対応にするのは造作ないことではありますが)、
通常のPCM用のDACとしての実力を評価できないのは少々残念ですが、(簡単な改造により)ElectrArt氏の基板とのコンビで、
DSDを直接聴けるのはありがたいことです。

USB-Audio+DAC1242-2で聴くDSDは、foobar2000でDSDを聴くのよりも、さらに純粋で透明な音です。今まで「本当に素晴らしい」
と思っていた、foobar2000で聴いていたDSDの音が濁って雑に聞こえます。

なお、写真の中に見えるコイルは、安井章氏のMJの記事に出ているLRフィルターののLです。安井氏のフィルターや柴崎功氏の
USBクリーン電源、デジタルの絶縁トランスは、いずれも安い材料代と簡単な工作でできて大きな効果が得られるのでお勧めです。

ElectrArt氏のUSB-Audioはセルフパワーなので、USBクリーン電源は不要ですが、安井氏がMJの昨年の11月号に書いて
おられるUSBケーブルの真ん中を切ってアース線の中にLRフィルターを挟むだけで、音は見違えるように良くなること
を付記しておきます。

とのことです。DAC1242はDSDで使われる方がおおいですね。わたしもDSDっていいかも!っと最近目覚めつつあります。







宇都宮市のNさんからいただきました。 2012.1.14
昨年の夏より製作にとりかかっておりました、4パラレルアンプが完成しましたので、ご報告いたします。
構成はほぼ部品表ですが、抵抗は値段と精度を考慮し、ニッコーオム1/2Wとしました。

終段を駆動するドライバーのみ、2SD1411/B1018に変更しました。
理由は、ネットで購入したTIP31/32Cは中国製でしたが、ひどく曲がって刻印されており、hfeを測定してみたら、あまりそろっていなかったのです。
問題はなさそうですが、やはり気分の問題ですね。
電源ですが、電圧増幅段は、懐かしいAD電源、電流増幅段はダイオードブロックに、47000μF×2の構成です。
ラッシュカレントが大きいようなので、抑制回路を追加しようと考えています。
ケースは、タカチの POS-199-32-43を中心から2つにカットし、セパレートアンプとしましたが、もうひとつ高さが低い物が、格好良かったかもしれません。
肝心の音は最初、ちょっと重め(暗め)に感じましたが、エージングとともに明るく、滑らかに変化してきました。
現在、バラック状態のFFDACを直結し、パークオーディオのPPコーンを指定箱に入れた物につないで聞いております。
過去に使っていた、ONKYOのP306/M506みたいな、力強さを感じます。
高音も細くならず、しっかりしています。

いつも楽しい基盤を配布していただき、大変ありがとうございます。
特に作っている最中、どんな音がするか楽しみでワクワクします。
今後も末永くお願いしたいと思います。

なるほど。タカチのOSシリーズのケースをこうして縦長に使う手がありますね。
かなり加工難易度が高そうですが・・・・




愛知 Sさんからいただきました。 2012.2.9

FFDAC9018S
I/V回路は基本的には先の真空管タイプと同じですが、FETのシングル2段です。
音が良ければ回路はどうでもいいですが、しかしシングルアンプは何でこんなに音が良いのでしょう…?
I2Sの接続については、現用のSDカードトランスポートにHDMI端子が装備されていますから
市販のケーブルが使えますので、F社よりHDMI−I2S変換基盤を購入し取り付けました。

私の環境下でのI2S接続は、Lowestではやはり時々ロックが外れてしまいますが、
Lowで問題なく聴けますので、まずまずではないかと思います。
まあバンド幅に関係なく、可能な限りI2S接続にした方が音的には良いのではないかと…

しかしパネルで全ての設定操作が出来てしまうのは楽チンです。
先の真空管式もケースを新調して作り変えなければ…
ありがとうございました。


とのことです。外観のレタリングやセレクタスイッチがいいですね。スイッチはどこのメーカでしょう?







とけさんからいただきました。 2012.2.14

以前DAC1794-1.5の基板を分けていただいた者です。
初めてのDAC自作でしたので、面白がってあちこち弄くり回しながら
かれこれ一年以上は楽しませていただいています。
そうこうしている間に、比較的シンプルな構成の差動合成、IV変換回路が完成しましたので
ご報告させていただきます。

回路は黒田 徹氏の著書「解析OPアンプ&トランジスタ活用」の4章に登場する
ディスクリートOPアンプの2段目ほぼそのままです。
オペアンプ一石分にも満たない構成要素の回路ですが、差動合成とIV変換の両方を一つでこなします。
音についてはあれこれ言える程できた耳を持ち合わせていないので何とも言えませんが
パソコンでFFT等を見た限りでは、IVと差動合成にNJM5532を3回路使用した標準構成の時と比べても遜色はありませんでした。

尚、負電源のみで動作させている為、出力はカップリングコンデンサを介したACです。
もう少し手を加えて、正負電源で動作させればDC出力も可能だとは思いますが
今のままでも特に不満を感じなかったので、そこまではやりませんでした。

写真を送付、という趣旨からは外れてしまいますが、一緒に回路図も送らせていただきます。
最後になりましたが、こんな楽しみを与えてくれた素晴らしい基板をありがとうございました。

とのことです。ほんとにシンプルですね。カレントミラーも省くとさらに少なくて済みそうですが、
それはちょっと性能的にはだめでしょうね。





Matsukataさんからいただきました。 2012.2.14

DAC9018Sが完成しましたので写真館に投稿させていただきます。

電源、IV回路の基板は以下を使いました。

・DAC1242に添付の電源基板
・ディスクリIV変換差動合成基板

これらを毎度おなじみのタカチOS 70-32-23SSに詰め込み、フロントパネルも
いつものルックスで仕上げてます。

マイコンはv3aを使ってます。
当初、フロントパネルに穴をあけLCDを取り付けようと考えておりましたが、
パネルの穴あけ加工が壮絶なものになるのは容易に想像できました。
よって作戦を変更、8mm厚のスモークアクリルでLCD取り付けパネルを特注、
LCDを外付けすることにしました。

LCDの外付けは、チューニングカーに良く搭載されている追加メータみたいで
個人的にはとても満足しております。

LCDの機能切り替えはロータリースイッチで行います。
センターから右にクリックするとメニュー送り(UP)
センターから左にクリックするとパラメータ変更

こんな感じにしました。
使い心地はなかなか良いです。
(左側のロータリースイッチはダミー)


現在慣らし運転中ですが、低域が非常に力強く、中域の透明度、質感がバツグンに良い
というのが第一印象です。

言葉ではうまく説明できないのですが、今までのDACとは根本的に
何かが違うような気がします。

これでまた常用DACが変わりそうな予感がしています。
慣らし運転完了後の音の変化が非常に楽しみですね。

以上、いつも楽しいキットをありがとうございます。
また何か作りましたら、写真館に投稿させていただきます。


とのことです。なぜかこのDACって音の傾向が違いますよね。原因はなぞですが(笑)。
ロータリースイッチをプッシュスイッチ代わりにつかうのは面白いアイデアですね。
ひょっとしてジョイスティックみたいなものも応用できるのではおもったりです。



山ざるさんからいただきました。 2012.2.24
ヒロさん、いつもすばらしい基板分けていただきましてありがとうございます。
DAC9018S組み上げて1ヶ月になりますが。トラブルも無く、音質も良く、入力も
豊富で、使い勝手が大変良いです。最近ではこのDACばかり使っています。
使用基板は、エレアトUDA基板 ディスクリIV変換差動 TYPU-D TYPU−E
LT-3080レギュレーターです。

とのことです。コンパクトに収まってますね。入力のコネクタ(白い角型)はなんでしょう?光かな?




愛知 Sさんからいただきました。 2011.3.4

FFDAC9018SパートU

出力電流の対応で延び々になっていた、基盤2枚(モノ仕様)によるDACを
まずは対処しやすい半導体式で組んでみました。
基本的には先の物と同じFETのシングル2段構成ですが、DAC基盤は
バッテリー、レギュレータをそれぞれとし、左右独立電源の形にしています。
音については力強さが増し、音が迫ってきて、ドラム、ベースなどはJAZZを
聴く身にはうれしい限りです。多パラの効果がこれほどとは思いもよりませんで、
良い経験、勉強になりました。
感謝、感謝です。
ありがとうございました。

とのことです。パラだとそれなりに電流喰いますから電源部も含めて強化が必要ですね。
ところで2枚目の写真の基板の左上にとりつけられた抵抗が気になったりします。
なんの役割かな〜っと。