山ざるさんからいただきました。 2010.11.22

DAC1794-3.5が完成し、メインシステムで使用を開始いたしましたので
投稿いたします。FujiwaraさんのHPは、いつも楽しみに見ています。
また基板のマニュアルもしっかりとつくってあり、たいへん作りやすくなっていて
基本的なオーディオアンプの知識があれば完全なアンプができます。
すばらしい基板を配布いただきありがとうございました


とのことです。DAC基板はアナログ基板の下かな?




福島の球使いさんからいただきました。 2010.12.4

 頒布いただいたディスクリートオペアンプA11基板をもちいて,プリアンプを作成
しました.写真館45ページで紹介させていただいたもののアップグレード版です.
 入力は2系統RCA,出力はバランス1系統,正相と逆相のアンバランス各1系統です.
入力は,リレーを通して選択され,ボルテージフォロアを経由し, MAS6116とオペアン
プ基板からなる電子ボリウムで音量調整します.その出力はオペアンプ基板で反転
させ,正相と逆相の出力を取り出せます.またその2つをトランスを通しても出力で
きます.出力にもリレーがありアンバランスはMUTEととして,バランス出力は,MUTEの
機能とダイレクト出力とトランス経由の出力を切り替えるようになっています.電
源は47ページで紹介させていただいたDACと共用です.






 フロントパネルは,ボリウム,バランス,入出力切り替えで,つまみの間隔をあけて操作
性をよくしました(前作の反省より).マランツっぽい面構えですが,リアも左右対称に
しています.
 用いたリレーは2回路のものが11個.MAS6116とともにPICで操作します.
 まだケーブルをまとめてないので,少々乱雑なワイヤ群です.

 電源分離が効いているのか,入力のボルテージフォロアが効いているのか,45ページの
ものよりノイズレベルが低く,周波数レンジも,音場の広がりも圧倒的です.当分不満は
起きないように思います(先のことは分かりませんが..).バランス入力のある機器は無
いので(作成中です),バランス出力の確認はまだでございます.

 45ページで紹介させていただいたプリアンプも,電源トランスを換装したりしています.
以前談話室にてジョンストンさんが紹介されていたLT1364の等価回路を参考に,A10ディ
スクリートオペアンプの-入力にトランジスタ6個抵抗5本からなるボルテージフォロア
を入れて,電圧帰還に変更してみました.基本的に音質は変わらないように思います.こ
の方法は従来電流帰還型では使いにくいところにも使えそうです.基板裏に抵抗2本とジ
ャンパがあります.




 このプリを作った時には,こんな面倒なもの二度と作るかという思いだったのですが,
今回のプリはそれ以上面倒なものになってしまいました.現在A11を使って,さらに密度
の高い物にチャレンジしているところです.

 A11は素晴らしい基板です.本当にありがとうございました.今後ともよろしくお願い
します.


とのことです。いやいや、実装密度が高くて配線も大変そうです。
正面、裏面とも対称になっているのはこだわりですね。


Nさんからいただきました。 2010.12.10

Renew1704 8ParaDACの製作

 

知人が1704シングルDAC(メーカー製)持参で愛用のPCM1704 DAC8D-SUPERと聞き比べた「譲って欲しい!」と持ち帰られてしまいました。

そこで代替機としてRenew1704 DAC基板を8枚使ったものを製作することにしました。

・計画

1 Renew ASRCを使用しf=44,48,96,192KHz切替としDAIとしても利用する。

2 PCM1704を32個、Renew1704×8枚により8パラ差動とする。

3 アナログ回路はディスクリIV変換差動合成基板を使用する。

4 電源トランスは2台使用する。

5 電源基板は正負出力低電圧電源基板×4枚、正出力低電圧電源基板×1枚の構成とする。

ケースはタカチのSL-99-37-23SSにシャーシーを付加する。

7 フロントパネルに7セグメントLEDによりインプット、周波数を表示する。

8 フィルターコンにサンリングPPSD、IV(120Ω)にNS2B、その他タクマン、OSコンなどを使用する。

・結果など

   1 DAC基板を左右それぞれ4枚を12mmのスペーサーで固定しシャーシー上部に4層重ねとしています。

   2 裏面にはIV基板、ASRC、アナログ用電源基板、+5V電源基板およびMUTE基板を取り付けました

   3 地上4階地下1階の構成により上板、底板部分に隙間が殆どなくかなり窮屈な状況になりました。

  4 マニュアルでDAC基板を多パラ使用時はARが必要ありますがなしでも問題なく簡単に動作しました。

  5 1704マイナス5V回路は数ワット消費するので発熱が大きくその後放熱器を大きいのものに交換しています。

   6 32個のPCM1704はDigi,,,で購入しましたが「個人使用でオーデオ用32個は多すぎるので会社名と担当部署を知らせて欲しい」とメールが入り説明に手間取り発送が3日ほど遅れてしまいました。最近アメリカからの発送はかなり厳しくなったようです。

とのことです。いや〜実装密度高いです。8パラ差動ができるのは、自作ならではですね。



基板の入力側が10芯フラットケーブルコネクタ、電源(3Pin)および出力(2Pin)にソケットピンを使ってコネクタ連結としてチェック、改造、メンテナンスなどが容易になりました。

http://www.ser.co.jp/PDF/M8-PD.pdf
定電圧電源回路のトランジスタをメタキャンに交換、貧弱だった電解コンをUKタイプにグレードアップしています。