ヒンギスさんからいただきました。 2010.6.22
DAC2702 USB DAC
2号機が完成しました。
前回の1号機に対して、ミュート回路やトロイダルトランスを削減した
代わりに非常にコンパクトなサイズとなっております。
大きさがよく分かるようにNITENDO
DSと一緒に撮影してみました。
部品は、DACに水晶発振子でなく、高精度では有りませんがNSKの
TCXOを使用、抵抗はリケノームのカーボン抵抗、OPアンプは、ナショ
ナル・セミコンダクタのLM49720です。
電解コンデンサはニチコンのMUSEがほとんどです。
定数が適合するものはフィルム・コンデンサではなく、スチロール・コン
デンサを使用しています。
また、USBバスのUSBパワー確認用LEDは青色LEDとしてみました。
1号機と比較すると、やや柔らかい、控え目な音のような気がします。
こちらの方が聴き疲れしないかもしれません。
DAC1242-2やDAC1794-3.5は、CS8416をソフトウェアモードで使用
するためにH8マイコンのファームをコーディングしており、まだ完成に
時間がかかりそうですが、完成したら、また投稿させて頂きたいと思い
ます。
とのことです。写真で見ると大きく見えますが、DSと比較するとその小ささがよくわかりますね。
H8マイコン搭載DACの投稿お待ちしております。
愛知のsさんからいただきました。 2010.6.27
LH0032ディスクリIV変換差動合成基盤のDACパートX
パートWは快調ですが、WEのマッシュルーム管を使ったラインアンプとの相性を良くするため
少し真空管色を抑えてみようと、差動合成部分自体をハイブリッドにして、終段のみを真空管として
乗せ換えてみました。
目論見通り真空管色が少し抑えられて、パートWに比べて幾分クールな印象で、WEの
マッシュルーム管を使ったラインアンプとの相性はバッチリになりました。その代わり半導体ラインアンプ
との相性は一寸クールすぎて今一の様な…
ただ差動合成部分自体をハイブリッドにした事で、発熱も抑えられたり、オフセットのドリフトも
かなり少なくなっておりの有りがたいおまけ付きですから、当面は元に戻さずこのまま様子見です。
前回投稿のコメントに対して
(マッシュルーム管1本の消費電力はヒーターを含めて1.8W程ですが、表面積が大きく全体で効率よく
放熱してくれますので、金属ベース部分やガラス管表面は頑張れば触れていられる程度の温度で、
底板と天板の放熱穴さえしっかり開けておけば、真夏でも熱的なトラブルが起きることはまずないと思います。
熱的にはサブミニチュア管などの方が扱いが厄介に感じます。)
とのことです。変化していきまね〜。もうそろそろスペースがなさそうですね。
f5.6さんからいただきました。 2010.6.30
PAGE48でDAC Mini(USB-DAC 2702)を初めて掲載して頂きましたが、
二作目としてDAC
1242-1.5が完成しましたので投稿させていただ
きます。
新品から10年ほど使い続けているCDPにデジタルアウトの端子が
あることを思い出したのは、上記のDAC
Miniが完成した直後でした。
そこで現在配布されている基板の中からどのモデルにしようかと
かなり悩みましたが、結局自分の身の丈に合ったものということで、
USB-DAC
2702と同じくらいシンプルな1242-1.5に決めました。
二回目なのでパーツ集めや作業手順の無駄はかなり減りましたが、
抵抗・コンデンサ・配線材等のパーツを選択するのはまだ難しく、
ネットのブログ主の方や海神無線さんで親切に教えてもらいながら、
少しずつ揃えていきました。
結果的に今回も一発で音出しに成功しましたが、配線の取り回しや
パーツの配置などはネットの情報などからの見よう見まねで、もしか
したらセオリーを全く知らないために、見る人が見たら「大変なこと」
になっているかもしれません。(まだ火は噴いていませんがw)
ケースはタカチYM-200ですが、この写真館に投稿されていた方の手法
を真似て、ヘアラインパネルをフェイスに取り付けています。
唯一自分のアイデアは、パワーインディケーターにアクリルの丸棒を
使ったことで、平面的なパネルに僅かな立体感を持たせています。
再生音については、(それほど自信のある耳は持っていませんが)
明らかにCDP単体のときよりも音の分離が良くなり、ボーカルや各楽器
の立体感が増しています。同時にS/N比も若干良くなったように思えます。
そんなわけで今回の製作にもかなり満足しているのですが、もしも
これが1794-3.5とか1242-2だったら、さらに別のステージにまで到達
してしまうのでしょうか。非常に興味があります。(ヤル気満々!)
蛇足ですが、実は今回のDAC1242.1.5と同時にKamaden
TDA8922KITも
並行して作っていました。
電源基板のみfujiwara氏に分けていただいたものを使っただけですので
内部の画像は控えますが、こちらもものすごいコストパフォーマンスで、
たった数万円の予算で組んだデジタルアンプが、それまで鳴らしていた
セパレートの真空管アンプに負けない音質で鳴ったことには唖然としま
した。まさに「恐るべし、自作の世界」です。■
とのことです。ヘアライン板1枚でYM200のケースの質感がゴロリと変わってしまいますね。
FN1242とPCM1794は異なる音調ですから比較してみるのも面白いですよ。
江戸川区のTさんからいただきました。 2010.7.8
「DAC1794-5」完成
写真を投稿させて頂きます。
(せっかくなので、ケースには少しお金を掛けてみました)
DACが欲しくてあちこち彷徨っていたところ、西川氏記事からお気楽DACを発見!!
電子回路の知識のない私にとってキット製作は無謀な挑戦でしたが、物欲リストの
上位に入り即オーダーしました。
案の定中一発では鳴ってくれませんでした。
初心者の私には相当ハードルが高かった模様です。
製作過程はとてもお話しできるものではありませんが(テスタでショート、あちこち
石がアッチッチ)、悪戦苦闘の末やっと完成(その節はご支援深謝です)。
音が鳴った時は本当にうれしかった。
パーツ集め、基板作成、ケース検討等初めての事ばかりで大変でしたが、楽しい時間が
過ごせました。秀逸なキット提供ありがとうございました。
■構成
・DAC1974−5×2(8パラ)
・POWER−IV×2
・MemoryBuffer
・電源(Digital、Analog分割)
■パーツ
・部品表記載パーツを使用、特筆なし
・抵抗、コンデンサはAudioグレード
・タカチHEN特注、超低速FANその他
■レビュー
先ず8パラ構成でにんまりです!!悪い音の訳がありません。
とにかくクリア、高域はMarantzSA-13s1より情報量が増えた気がします。
また、底域までバランスも良く音像もシャープで解像度の高い鳴り方です。
今後はPC音源(96kHz)を積極的に聞いてみたいと思います。
DDC探そーっと。
とのことです。最初のトライがこの構成とはすごい(でも完動までもってこられたところもまたすごい)です。
ツマミもパネルから落とし込みの加工がされています。また、ファンの搭載も珍しいです。これで夏場も
安心でしょうね。
愛知県のてにえさんからいただきました。 2010.7.24
新談話室で醜態を晒してしまいましたが、とにもかくにもメモリー・
バッファ+DAC1794-3.5(Bタイプ)とRenew
ASRC+Powered
Isolaterが完成いたしました。
新談話室で激励してくださったマッシーさん、根気よくご指導下さった
ヒロさんには、改めて御礼申し上げます。
まず完成したのは、メモリー・バッファ+1794-3.5Bです。メモリー・
バッファは192kHZの対応すべく、ヒロさんの記事を見て、全て高速な
素子を採用しました。
このメモリー・バッファを分けて戴いたのは、多分もう彼是2年ほど前の
ことで、基板のみは完成させてありましたが、ケースに組み込んで完成
させる体力・気力がなく、ずっと部屋の飾りのようになっておりました。
それが、最近やっと体調を回復したので、一念発起して完成させました。
水晶は、e-Bayで台湾の業者から購入した「1PPM
33.8688 16.9344 MHz
Low Jitter TCXO Crystal DAC」と、周波数違いの「24.5760 12.2880
MHz」
を採用しました。
アナログ回路は、ヒロさんの巧みな設計の基板で初めて、金田式の
回路を組みました。2SK246と2SJ103は、それぞれ50本購入し、
全部測定してペアを選別、今まで大切に取ってあった2SC959、
それにアナログ回路用の整流回路に、これまた大事に持っていた
Western
Electricのダイオードも投入しました。久し振りのオーディオ
工作で気合が入りました。
ところが、完成させたものの、どうにもメモリー・バッファがうまく作動
しません。そこで「途方に暮れて」新談話室に投稿いたしました。
いろいろチェックしても原因が分からないので、きちんと作動して暫く
経ってから使うつもりだった台湾の水晶に繋ぎ替えたところ、あっさり
作動しました。
基板上の水晶ではうまく作動しなかった原因は今もって分かりません
が、外部の水晶では、きちんと動いています。
メモリー・バッファを通した音の印象は、「鮮烈」です。評判には
聞いていましたが、CDを聴くのが、改めて嬉しくなりました。
メモリー・バッファが動くようになったので、Renew
ASRCに掛かり
ました。こちらは基板から作りましたが、部品も少なく、「こんな工作
の容易な基板で、高機能を発揮できるのだな」と、ほとほと感心
しました。
ヒロさんに倣って、Powered
Isolaterを繋ぎましたが、私はまず
フェライト・コアの基板を繋ぎました。
このASRCに関しては格別の工夫もしていませんが、Powerd
Isolaterの
プッシュプルとシングルエンドの切り替えをショート・ピンで行えるよう
にしたこと、フェライト・コアの中心に銅のシールド板を立てたこと、
周波数の切り替え或いはASRCのONとOFF(THROUGH)それぞれを
色違いのLEDで示せるようにしたことぐらいです。
ところが、このASRCもなかなかうまく行かず、初めはASRCをthorough
する情報しか出ませんでしたので、結果的にアイソレータの比較試聴
をする羽目になりました。
これも、シングル・エンドよりプッシュ・プルの方が、より「鮮烈」な音に
聞こえました。
今回、いろいろ進むにつれて、次々に「鮮烈」が上書きされ、前に
聞いていた音が「なまくら」に感じられました。
新談話室でヒロさんに手取り足取りご指導戴き、何とかASRCも、
きちんと作動するようになりました。
ところが、プチプチノイズが載ります。メモリー・バッファに繋いで
いますので、聞けるのは44.1、48、96、192ですが、特に192kHzで、
また96kHzでも載ります。
そこで、いろいろとシールドを施したり、アースの配線方法を変えたり
して多少軽減しましたが、なかなかノイズが取り切れません。
過去ログも参考にして、C16とR17を試行錯誤して追い込み、今は
71pFと68オームで、かなり少なくできました。96kHzだとノイズは
出ませんが、192kHzでは、まだ少し載ります。
192kHzでも聞こえないように追い込みたく、RとC以外の所にも
手を加えてみようと思っています。
サンプリング周波数を上げて聞く音は、これまた正に「鮮烈」で、
特にピアノの減衰音など、本当に「らしく」、コンサートホールで
聴いているように聞こえます。
やはり192kHzが最も本物に近い響きですが、時折入る「プチ」
が気になります。アナログレコードなら、苦にならないレベル
ではあるのですが。
そう云う次第で、完調には後一歩ですが、こんなに素晴らしい
性能のオーディオ機器が作れるなんて、本当にヒロさんには、
幾ら感謝しても、し足りないくらいです。
ありがとうございました。
とのことです。まだ、解決する事項はあるようですが、無事動いてこちらも喜んでいます。
MBの内部水晶の発振不良は原因はなんでしょうね?ちょっと気になるところです。