toshiさんからいただきました。 2008.11.16
今回は10ヶ月ぶりに半田ごてをにぎりました。その間、老眼が進んだせいか
DIPの半田付けに手間取りました。日々少しずつ作業を進めたのですが、アンプ
基板も含め総部品数が多いことから、バラック状態で音がでるまで2週間かかりました。
DAIは、ElectrArtさんのSDRAMメモリーバッファーDAIを利用しました。入力チ
ャネルが4つあるのとメモリーバッファを使用しないスルーモードがあり映像系
でも使用できる。
トランスはR40-144と余っていたRコアトランスのツイン構成とし、アナログ部
分とデジタル部分を分けて使用しています。
SDRAMメモリーバッファーDAIは5Vを要求するので、別途ディスクリ電源で供給
しています。
使用部品は、抵抗は全てDALEのRN60、コンデンサーはDACチップ周りはOSコン、
それ以外のDAC基板は三洋のWG、電源周りはKMG、フィルムはEROとWIMAを使用し
ました。抵抗は、桜屋電機で7.5kをいきなり130本くれといって、店員さんにえ
らい迷惑をかけました(しばらくsold
outだったと思います)。省電力用のト
ランジスタは、三菱のA999とC2310を使用し、手持ちのものを使い切ってしまいました。
失敗と言えば、帰還抵抗の値を間違えたことと、ディスクリアンプ基板を差し
込む際に、一段ずれてさす間違いを2回ほどやらかし、電源とアンプ側のトラン
ジスタ及びディスクリアンプ基板のFETをおシャカにしたことです。
取り合えずCDの信号をASRCで192Khzにアップコンバートし、光接続でDACにつな
いで使用しています。ディスクリアンプはA10を使用していますが、自然な厚み
のある音がしており、エージングの進捗が楽しみです。
組立途中は、半田付けの多さのみならず、サブプライムの影響で小遣いも厳し
い中出費もかさみ、8パラくらいでええやんけと正直何度か思いました。その
分、完成したときはさすがにホッとし、ラックに収まった勇姿をみるとうれし
かったです。
ヒロ様、すばらしい力作DACを有り難うとうございました。
物量投入の力作です。よく見ると出力のミューティングリレーも入っています。
ディスクリアンプ基板の挿入の1段間違えは私もよくやりますが、前後方向の間違えなので
事なきをえていますが、左右方向を間違えると電源ラインが短絡するので注意が必要ですね。
それと、やっぱりオーディオの世界も金融危機の影響を受けているのでしょうか。
不景気になるとモノの値段が下がるので、パーツ類が安くなることに期待したいものです。
nkiさんからいただきました。 2008.11.17
DAC1242-1.5、無事完成しました。
OPAMP横の1.0μFのフィルムコンデンサが、若干大きいことを除いては、概ね予定
通り仕上りました。
デジタル入力が二系統あるので、DAC2704-USBとPCIのサウンドカードからの入力
を入れています。
DAC出力は、二枚目の写真に写っているヘッドホンアンプ(プ
リ兼用)を通じてパワーアンプに出力されます。
ずいぶんと細かい音が出るので、びっくりしています。
手軽なキットを、どうもありがとうございました。
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タカチのYMシリーズのケースですね。私も同じサイズのものを用意しています。
こういった実装が非常に似合う1.5シリーズです。私も早くケースにいれようっと。
COPYさんからいただきました 2008.11.25
久しぶりに投稿いたします。DAC1794-3.5Bです。今はAタイプのみだと思いますが
せっかくのBタイプ、完全にデュアルモノラル化をテーマに作成いたしました。
せっかくなので、DAI基板も別電源で、全ての電源を別供給してみました。
アナログ部は非安定、DAC部のそれぞれの3.3V、5Vを全て別供給し、DAI部はLM317
で小さなトロイダルトランスから供給してます。あとはACフィルターを入れてます。
所謂電解コンのツユだく(笑)仕様ですが、色々と工夫するとやはりこのくらいの電源
規模にした意味が出てくるようです。ポイントは色々な形式、銘柄のコンデンサを混ぜる
事でしょうか?
アナログ回路は、MJ方式で、トランジスタも準じてます。結構なコストになってしまった
ですが、とても解像度が高く、低音が厚いです。
このようなデュアルモノラル化を図るには、Bタイプが良いと思うのですが、やはりA
タイプの方が人気があるようですね。
SACDを176.4KのPCMに変換・出力できるプレーヤーに繋げて素晴らしい解像度と
空間表現を堪能してます。
ありがとうございました。
とのことです。電源を左右分離するとケースの中の3/4は電源になっちゃいますね。されに
ブロック電解もケースの側面についています。
よくみるとアナログ回路のトランジスタはソケットになっているようです。
色々な銘柄で試されるのかな?
m-redwingさんからいただきました。 2008.12.14
お気楽DAC3などが完成しましたので投稿させていただきます。今回はOS99-
23-32と言う大きめのケースを購入しましたので1台で一通りの機能を詰め込んだ
全部入りとしました。中身はお気楽DAC3、DAC2704-USB、お気楽ヘッドホン
アンプです。お気楽ヘッドホンアンプの電源はお気楽DAC3から供給させまし
た。お気楽DAC3のオペアンプはナショセミのLME49710を使用しまし
た。またお気楽ヘッドホンアンプはNJM5532DDを使用するつもりでした
がオフセットが多めに出ていましたのでLM4562を使用したところ、NJM
5532DDの半分ほどになりました。期せずしてナショセミで揃ってしまった
のはご愛嬌です。お気楽ヘッドホンアンプはそのままではゲインが大きくボリ
ュームが9時ごろでちょうど良くなってしまったので半分ほどに落としています。
ボリュームは適当に50KΩのAタイプです。取り回しがあまり良くない(トラ
ンスを一番前に置いたので付近にボリュームとジャックが、アンプ本体が後方に
設置されている)ので若干ハムっぽいノイズが乗ります。また、ボリュームを上
げるとホワイトノイズが乗りますが、通常使用時はほとんど支障ありません。今
後時間があればDAC2704-USBをバスパワーにしたいと思います。もちろん電源は
お気楽DAC3から供給させるつもりです。
これ以外にDAC1242-2を購入したのですが、現在作業が頓挫しています。製作時
になんとDAIもろとも逆方向に半田付けしてしまいました。DAIはLRCK
が出ているのでおそらく問題ないと思われますが、DACのアナログアウトから
音が出てきません。正常方向に半田付けした際にブリッジしたか、FN1242
Aが逝ってしまったものと思われます。近辺のコンデンサーも半田付けしてしま
いましたので修正は難航しそうなのですが、音が出てくるまでがんばって作業し
て行こうと思っています。こちらも完成しましたら投稿させていただきます。
この度はすばらしいキットを領布いただきありがとうございました。
とのことです。ヘッドホンアンプまで組み込むと、それ以外がなくても音が聞けるので便利ですよね。
私も、結局常用しているDACはヘッドホンアンプ込みのものだったりします。
ハムについては、GNDループかもしれませんから、信号線の重複したGNDをはずして
いけば改善するかもしれませんよ。
目黒区のNさんからいただきました。 2008.12.14
ASRC+メモリーバッファー+DAC1794-V
が完成したので投稿させていただきます。
密に実装するのが苦手なのと電源基板とDAC1794-Vの間シールド板をつけたので
ケースは タカチ
MS149-43-35G
を使用しました。アンプみたいになってしまいました。
製作・部品の選定にあたっては写真館各位の製作例を参考にさせっていただきました。
構成はASRCをDAIとして、
<Fs切替(ロータリースイッチ)>
↓ ↓
【
ASRC 】 【MB:メモリーバッファー】
‖ ↑‖ ‖
↓‖ ‖ ↓‖
----------------------------
( 74A257 74AC257 )
( セレクター基板 )
⇒⇒(アダプタ)⇒【DAC1794−V】
----------------------------
↑ ↑ ↑
ASRC メモリーバッファー エンファシス
ON/OFF ON/OFF ON/OFF
ASRC基板からの
スルー出力(RCA/TOS)のみ切替)
各基板間はフラットケーブルで接続。メモリーバッファーもフラットケーブルでつなげるように改造しました。
ASRCとメモリーバッファーとの切替はセレクター基板(74AC257を2個使用)を作成してスイッチ切替える
ようにしました。(最初はASRCのPIN1、PIN2を入力切替してASRCのONとOFFを切替て使用と
しましたがPIN1がうまく動作しなかったので今回はASRCのPIN2のみを受けてASRCが常時動作
中の信号を受けるようにしました。切替はPIN2固定で使用。)
・ASRCとメモリーバッファーのFsの切替はロータリースイッチで連動して行い
メモリーバッファーの使用できないFs(88、176KHz)については手動でメモリーバッファーを
OFFにして対応しました。(ONのまま切り替えると音が狂うのでメモリーバッファーが動作中か
確認できます。)Fsの32KHzは、使用することがないので省略しました。
・ASRCのB0,B1より、74HC139を使用して受信したFsを表示するようにしました。
同様に、エンファシスはASRCのエンファシスフラグをLEDで表示。表示を確認して手動で
ON/OFFすることにしました。(切替用の線はアダプターより取出。JP8)
・ASRCの電源は、内部での5V整流をやめてディスクリMINI正電源で5Vをつくり、3.3Vは
TA48033Sで生成するようにました。
・メモリーバッファーは192KHz対応のため 74HCのICは74VHC393,74VHCU04,74AC153,74AC166,
74AC164に変更し、C16は、22PFに変更しました。
入力部のDAIは作らす直接IC17にフラットケーブルで入力するように改造しました。
・電源基板(DAC1794-V)主要端子電圧
V7+:5.06V / V6+:3.323V / V5+:3.332V
V4+:4.96V / V3+:4.96V
V1-:-16.39V / V1+:16.28V
<主な製作中の不具合>
1.最初にASRCからDAC1794-Vにつないで音だしをしてみました。すぐに音が出て安心
しましたのでIV調整をはじめたところVR2は0mvに合わせられましたがVR1ではとこ
をまわしても-1.731Vとなり調整不能でした。音はまともに出ているのですが。。
基板をチェックしたところQ8が逆に付いていました。Q8をつけ直してみると正常に調
整できるようになりました。
2.メモリーバッファーを装着して動かしましたが雑音がひどく、時々音が途切れました。
うまく動作する時としない時があるので悩みましたが、5V電源のマイナス側を
シャーシアースに落としてみると動作が安定して雑音がなくなりました。
複数電源を使用時にシャーシアースを適正に取っていなかっため、電位が浮いて
動作が不安定になったようです。
3.試運転中に突然音が出なくなりました。ASRCの5V電源(ディスクリミニ正)の
IC(NE5534)が不良になり出力電圧が0.6Vとなっていました。ICを交換して
正常に動作するようになりました。製作中に何度か電源出力を短絡させてしまったの
が原因のようです。
音質のついてはまだ組み上げたばかりなので十分な評価ができませんが、
ASRC+DAC1794woDAIより音の分解能が良くなり細かい表現が良くなったようです。
音の鮮度ではメモリーバッファーOFFがよさそう、メモリーバッファーを使用すると音の密度が上がる様です。
これからが楽しみです。いつも良い基板を提供していただきありがとうございました。
◎主要部品
【ケース】タカチMS149-43-35G
【トランス】RSトロイダル 50VA/18V×1 30VA/9V×2
【トランジスタ】2SC2320,2SA999 その他は部品表通り。
【ダイオード】RD5.6JS(ツェナー/3個直列で使用) 31DQ10(ショットキー)
【オペアンプ】OPA134BP(DAC) NE5534(電源部)
【抵抗】DEAL RN-60 を各所に使用。DEAL
DEAL NS-2B I/V 及び 出力保護用
とのことです。いや〜このコックピット感漂うパネルいいですね。レタリングも綺麗な仕上がりです。
それにしても、外見も内部もオーディオ装置だとは説明を聞かないと、たぶんわからないでしょうね。
川崎のHさんからいただきました。 2008.12.14
メモリーバッファーとDAC1794-3.5のアナログ基板をEMISUKEさん配布の32ビットDAC AK4397に組込みました。構成はAK4112(DAI)+SRC4192(SRC)+メモリーバッファー+CPLD(デジタルLR分離)+AK4397(DAC)+1794-3.5アナログ基板です。
メモリーバッファーに接続するDATA、BCK、LRCKはSRC4192に変換基板を使用し取り出したのでDAC基板のパターンカット等は不要でした。
アナログ部はMJの定数変更バージョンで、使用したTRはC97AとC3421です。電源はデジタル5、アナログ4の9電源で全て独立したトランス巻線から供給しています。アナログ部についてはディスクリートの安定化電源としています。
私の耳では32ビットと24ビットの音の違いがわかりません。バーブラウンの1794や1704と比べると、アナログ部が異なるので一概には言えませんがおおらかで聞き疲れしない音のように感じました。
とのことです。電源部とDAC部が両面になっているところを見ると結構ケースの厚さ(高さ)もありそうです。
こちらも中身をみても、一体なんなのかは説明を聞かないとわかりそうにないですね。
#メモリーバッファーはすでに在庫切れですが、作例も多いようなので定番にした方がいいのかな〜悩んでしまいます。