Nさんからいただきました。 2008.6.21

FN1242A4パラDACの試作

FN1242の音質はB.B.製とは違って高域に特徴があって別の魅力があります。4パラ化の音に興味が湧き試作することにしました。

★試作にあたって
・ 構成をDAC1242用DAI→4パラDAC→差動アンプとし電源部とともに4mm厚ABS板に固定、将来のケーシング(OS70-23-26)を容易にする。
・     FN1242AはステレオモードとしSSOP28P用変換基板に取り付け4段重ねとする。
・     DAC基板はユニバーサル基板(94mm×54mm)に手組み方式とする。
・     差動アンプは1794-3.5用アナログ基板1枚を使ってMJ風にする。
・     電源トランスは他機器のものを流用、その他も余剰パーツを活用するなど費用を10K円以下に抑える。

★製作
・     4枚のFN1242Aを取り付けた変換基板はアナログ出力(18,19,25,26)を除いた1〜28ピン孔に0.9mmφ銅線で串刺し状に通し5mm間隔で重ねました。
・      アナログ出力を基板ごとに抵抗(10KΩ)4本接続し各基板の抵抗をMIXして纏めてから10KΩシリーズにして差動回路(MJタイプ)に接続しています。
・     フィルター用コンデンサは、メーカー資料どおり10PF×6、56PF×4としました。
・     基板を半田で固定すると不具合時に処置できなくなるので1枚ごとに動作確認してから順次重ねていきました。

★試聴結果
音の艶や奥行き感などグーンとアップし低域も良く出ており厚みが増しています。
1242のモノラルモード動作はシリアル・ファンクションとなるので手組みには難があります。ヒロさんのこれまでのDACに4パラなどがありますが1242Aがまだ入手可能な間に8個使うなどDAC基板の製作を期待します。


とのことです。積み重ねの様子がよくわかります。自作ならではですね。





(2008.6.27追加)

★試作→完成
・     電源部をDEF(±22V非安定化)、DAC(アナログ部5V)、DAI(5V)、デジタル部(3.3V→SW電源)に分割して強化しました。
・     ABS板上面に電源トランスの放熱およびアース電位をゼロにするため、200×210mm×0.5mm銅板を取り付けています。
・     ケースはタカチSL70-26-23を使いコンパクト化を計りました。



筑紫野のMさんからいただきました。 2008.6.22

初めての投稿です。よろしくお願いします。

ヒロさんより、DAC1794-3.5Aセットを購入させて頂きました。

MHIさんのホームページにも金田式DAC基板バラで配布されているのを、見つけ

レギュレーター多数とアナログ基板購入しました。DAC完成品は、使用基板枚数が多い

MHIさんに投稿しました。次に、CD反転ラインアンプが欲しくなりました。ヒロさんのアナログ基板は、小さく多目的に使用できるので、CDラインアンプ基板として使用します。ケースは、外観お気に入りで、お蔵入りしてたマランツDAC1を活用します。フロントパネルとボリウムつまみの回りには、若干の隙間があり、5/30日投稿のNSMさんのまねをして、横からLED照明してます。またセレクトSWの穴には、LEDをいれました。基板取り付け時、ボリウムに当たるので、DSC部カットしました。回路はMJ誌と同じです。トランスはオークション落札RSの18ボルト品×2、コンデンサーはデュアル6800μ手持ち品、ボリウム付属A20k、RA(信号直列抵抗)100kΩです。ノンレギレーターは久しぶりです。ヤッパリ無信号時少しハム音がします。今まで600ΩT型アッテネーター使用してました。DAC出力通しての比較では、T型では音量下がると、音が痩せます。上がると音が飛び出る感じです。ラインアンプは、一口に言って音楽性豊かです。しばらくこの状態で聞きます。

とのことです。色々な作り方がありますね。市販のケースを活用するのは難しいところがあると思いますが、
うまく加工されています。








づかさんからいただきました。 2008.7.7

いつもお世話になってます。 基板はいろいろ分けて頂いてるのです
が、なかなか完成に至らなくて投稿ネタがなかったのですが、
DAC1242がどうやら完成という出来に仕上がりましたのでご報告しま
す。 オリジナルにだいぶ手を加えております。 電源基板は作り直
し、DAC本体の基板からケミコンを追い出しバイポーラトランジ
スタをメタキャンのものに変更、システムクロックを外部入力端子から
入れられるようにする、などなど、詳細は拙サイト 
http://nontroppo.hp.infoseek.co.jp/Dac_DAC1242.htm 
を参照して頂けると 幸いですが、現在私の一番のお気に入りDACとなっています。 
素敵な基板をありがとうございました。


とのことです。電源部にコイルが多用してるのが特徴ですね。
フロントパネルは結構厚手のアルミ板のように見えますが、これって市販のケースかな?
見栄えもよく、かつ加工もし易そうですね。詳しくはHPをみてみましょう。







福島の球使いさんからいただきました。 2008.7.13

お気楽でないPA

 学校の生徒さんにアンプを作ってみようと声をかけたところ、一人の生徒さんがチャ
レンジしてくれました。入力としてRCAの他にギターを、出力としてヘッドホンもつな
ぎたいということでした。
 電源は、RSのトロイダル、小型コンデンサ用電源(コンデンサは秋月の3300uFが6つ)
で+-約30Vを生成しています。リレーをスピーカ用とヘッドホン用に2つ用い、スピー
カかヘッドホンか一方がONになるように組んでいます。メインの電源電圧が高いので、
リレー用とギター用のプリアンプ用に小さな電源トランスを追加しています。
 プリアンプは、マイクアンプの基板完成品を使いました。
 メインアンプの終段はK1529,J200を用いました。定数はマニュアル通りです。ヘッド
ホンへは抵抗で分圧して出力しています。

 彼もアンプ製作は初めてということで、ケースが少し小さく、組み立てに結構時間が
かかってしまいました。配線が整理されてないのはご容赦。基板の出力端子をショート
させてしまいFETや抵抗を飛ばしてしまうとか、バイアス調整がうまくいかずR14を変更
(現在2KΩ)するなど、トラブルもありましたが、なんとか完成しました。

マイクアンプの電源が手抜きなので、ギター用の入力にハムが若干のるのが今後の課
題です。

まだ電気・電子回路を授業で習ってないようなので、動作原理についてはこれからちゃ
んと理解してもらえばい。おおまかには、説明してはありますが。

基板の配布に際してはお世話になりました。

とのことです。初めてにしても完成までもってこれたのは大したものですね。
といっても先生のご指導も大変だったとは思いますが。こうして(オーディオでなくても)
物づくりに興味をもってくれる人が増えると、今後も頼もしいです。







羽曳野のNさんからいただきました。 2008.7.26

ヒロさん、すこし残念ですが最近は投稿が少ないようですね。
私も投稿させていただくのは久しぶりです。
 
何でもいいわけではありませんが以前に苦戦して製作、完成していたものです。
DAC-1704-4D+SRC+MEMORY-DAIですが192kでランダムノイズで大変悩みました。
SRCではIC(SRC1492)の新品不良による発熱破損があったりしました。
デジフィルDF-1706の基板を組入れましたが片チャンネルが出力せず原因不明で
あきらめました。基板を外したところへDAC1704-4D用DAIアダプタを貼り付けています(笑)
 
しかしながらディスクリIV+差動合成基板の効果はすばらしい!
IV 抵抗はいろいろと変えて自分の好みと思われる音?の数値、タイプ(結局、金皮)にしています。
SRC+MEMORY-DAIは周波数を随時、変更して音の変化が楽しめています。
192kはやはり高域に特徴があり、44.1kは音にしっかりとした安心感が感じられます
使用部品は全く特別なものは一切使っていません。強いて言えば電源部ユニットの
電解コンデンサーをシリコンゴムで基板に固定し、気休めですがアルミアングルで
挟んで振動防止を行っています。
 
お気軽ヘッドホンアンプを組み込んでおり、DAC単体でヘッドホンで聴けるようにしています。
少し電源容量が気になりますが・・・
 
出てくる音についてはすでに製作されている先輩諸氏が説明されているように最高!!そのものです。
メーカー製品ではここまでくると相当な販売価格になるでしょうね。
いつもすばらしいキット、基板を有り難うございます。


とのことです。久々のDAC1704-4Dの作例です。
やっぱりPCM1704いいですよね。PCM1794のホットな音も好きですが、PCM1704のクールな音が個人的には好きです。
ところで投稿も一段落でしょうか。私も、最近でははんだごてを握る時間もすくなくなってきていますから。









稲城市のYさんからいただきました。 2008.8.4

屈折3ヶ月DAC1794-3.5Aが完成しましたのでご報告させていただきます。

・DAC1794-3.5 Aタイプ アナログ部参考例3:MJ 誌掲載方式(定数変更版)
・非安定化電源(アナログ用±22V)
・ディスクリート電源mini(DACアナログ用+5Vのみ)
・7805電源(DACデジタル用)

アナログ基板は2SK246-BL、2SJ103-BL、2SC4935。MJ紙のスケルトン部分をDale
RS-2B、それ以外はDaleRN60D、MJ紙のSEコン部分をディプマイカ、それ以外は
海神無線で売っていたEROのだと思います。
デジタル基板はKOA金皮、アナログ部分に進、コンデンサはニッセイAPSとOSコン、
電源近くだけ緑MUSEを使いました。
ディスクリート電源基板は、31DF2の足を削ってつけています。アナログ電源は非安
定化でPIONEERのAUDIO用を使い22Vぐらい出ています。
ケースは大き目のOS88-37-43を使い、かなり余裕の実装となりました。

外観の目標はサウンドデザインのFoBだったのですが…ちょっと間延びしていま
すね。音はPHILIPS LHH300RからのデジタルアウトをDACに入力して内蔵DAC7と
比較しています。DAC7より一皮むけたような音で鮮度が高い感じを受けます。
これをベースにKMHのネジ式コンデンサ、終段Trを交換しようと思っています。

部品選びからケース加工まで時間がかかりましたが、とても楽しく作れました。


とのことです。ケースも余裕ありますから電源関係を強化したりすると面白いかもしれませんね。
サウンドデザインのFoBってなにかな?としらべたらこれですね。
http://www1.cnc.jp/sounddesign/sd05/fob.pdf
切り替えSWの落としこみができれば、もっと近づくとおもいますが加工が大変ですね。










Nさんからの追加画像UP 2008.9.6

写真館p36への追加分(8P-1,2)
★FN1242Aを4パラ+4パラにし差動部に新評価基板を使い変更しました。

写真館p37への追加分(P4-1)
★FN1242Aを新4パラと差動部に新評価基板を使い変更しました。








筑紫野市のMさんからいだきました。 2008.9.9

3台分同居DACが、かたちとなりましたので報告します。

始め、EMISUKEさん基板FN1242Aモノ仕様をパラと、1チップ仕様AK4397同居DACを製作色々構想で、途中で回り道しました。このDAC,前作DAC1794-3.5Aタイプを超えたい、思いでの製作です。今回のDAISRC付きです。特徴はDAIFN1242Aデジタルに、三端子電源に大容量OSコン、幾つもパラッてます(基板裏面)。AK4397DAC1794-3.5Bタイプは、5Vに単一4本二カドバッテリーより、ヘッドホンジャックにて供給。三田電波の発振子だけ別電源とか・・・です。デジタル電源強化にて音質アップしました。で音質比較ですが一つ差があります、DAC1794-3.5Bに比べてFN1242Aモノパラ、AK4397DAC1794-3.5Aタイプ、音が少し抜けません(同じ部屋から、広い部屋へ移って分かる感じ)同居DACだしAとBの差は、Aがアナログ電源、金田式±35VREG, I/V抵抗、デールRS-2Bで Bが、アナログ電源 コンデンサーインプット型±34V I/V抵抗、スケルトンです。どのDACも単独では、不満は,あまりない!。外観、まー満足ですね。

とのことです。これだけ色々とつまっていると、どれがどの配線かわからなくなってしまいそうです。
この複雑さも自作の楽しみですね。







(2008.9.13)
追加一枚です。
サイドウッドを付けて見ました。角が塗装が剥げやすく、保護の為でもあります。
いらない文字もあります(カモフラージュ)。木(黒檀)は、素朴な無塗装です。
そうそうこれは、D/A部、基板重ね過ぎで、努力しても、高さ5ミリオーバーでした。



2009.1.30
追加写真です。
PEGE37CDラインアンプ手直ししました。秋月100円コンデンサーに、二種類パラってます。聴いてみてビックリ!
こちらが、よりクリアです。あーあ、ため息です。

PEGE37同居DACこのようになりました。





2009.1.31
追加写真投稿分、しばらく聴いていたら高域がキツイようです。両方没にしてください。
簡単には、いきませんね!


そうでね。なかなか決定打はでないのかもしれません。