目黒区のNさんからいただきました。 2007.7.2
このたび、ようやくASRC(ver1b)&DAC1794D-woDAI が完成しましたので
投稿させていただきます。製作に当たっては写真館、BBSの常連様の情報等を
参考にさせていただきました。(JA1WBY様他)
ASRCは機能が豊富なので、モード状態をすべてLEDで表示することにしました。
(離れて見てもLEDの位置と色で状態が把握できるようにしました。)
<LEDによる表示、その他追加・変更点>
1.スイッチ切り替え部
@電源、入力切替、SRC、RECLOCK、EMPHASYSのON/OFF(各ONのとき点灯)
照光トグルスイッチを使用 TL-22シリーズ
・電源スイッチ(緑)、SRC
/PASS(青)、Reclock(緑)EMPHASYS(赤)
・入力切替−OPT/COA(黄)、入力切替−1・3/2・4(黄)
(入力切替はスイッチの位置が下の場合は減光する)
Aモード選択状態をLED表示
・SRC/PASS(青/赤)、RECLOCK(緑)、EMPASYS(橙)
(EMPASYSはASRC基板の、EMPFLGから74HC139に入力、フラグがONのとき
LED(橙)を点灯する。回路は後述のBを参考、74HC139の残りの1回路を
利用して製作。他表示はトグルスイッチに連動、SRC/PASSは、トグルスイッチがSRC
の時(青)、PASSの時(赤)を点灯)
B受信したサンプリングレートの表示
・ASRC基板のDIR1703のBRATE0,BRATE1から74HC139使用したLED表示しました。
JA1WBY様(写真館PAGE16)を参考に作成。(回路図はJA1WBY様のHPより)
サンプリングレート
: 32−44.1−48−88.2/96 (KHz)
LED表示色 : 橙− 赤 −緑−
黄
BSRCのサンプリングレートの選択表示
・FS
SELECTダイヤルで選択したサンプリングレートを基板の選択切替と連動して
LED表示するようにしました。(常時点灯、2回路ロータリーSW)
サンプリングレート:
32−44.1−48−88.2−96−176.4−192 (KHz)
LED表示色 : 橙− 赤 −緑− 黄 −黄− 青 −
青
※SRCのTHROUGHですが文字数が多いのでPASSにしました。
※EMPHASYSの動作は、ASRC基板のEMPFLGを検知してLED表示することにしました。
EMPHASYSのトグルスイッチは、DAC1794D-woDAI基板のEMPHASYSをONにするだけです。
EMPHASYSのLED表示をみて手動でONすることにしました(ASRC基板のモード切替も
必要とは思いましたが、スイッチ切り替えが複雑になりそうなので、とりあえずEMP信号が
あることが判ればよいという形にしました。
(ASRC側も切り替えなければ機能しないのでしょうか?)
EMPFLGのチェックは、手持ちのAKAI
DR4D(HDDレコーダー)にエンファシスONモードがあるので
これでエンファシス付きのデジタルデータを出力してみてEMPFLGの動作を確認(LED点灯)しま
した。実際にエンファシス付きのCDを持っていないので真の確認はできていません。
※いろいろな色のLEDを使用する場合、LEDの輝度差があるため電流制限抵抗の選択には
はやはり事前にテストが必要でした。製作しながらあれこれやっていたのでLED表示
部分の配線がぐちゃぐちゃに、輝度あわせもある程度妥協しました。(定格電流では
明るすぎる場合や、他の色と並べて使用する場合の輝度合わせをする等。減光する
場合の目安としては、通常使用時の2倍〜3倍程度の抵抗値にしてみると減光したよ
うになります。)
2.デジタルOUT追加
ASRCのセレクター出力がOPTしかないので、お気楽アイソ(空芯)を通して
COA出力を追加しました。フェライトコア使用品に比べても遜色がなくむしろ
すっきりした傾向の音質になりました。
3.DAC1794D-woDAIのフィルター部の定数の変更してみました。
参考にしたHP:金田式的 fujiwara-DAC
http://homepage1.nifty.com/dcr/dcmic/nosdac/nosdac.htm
1.6 トランスインピーダンス・アンプ兼2次マルチプルLPFの定数の計算
計算テーブル&回路図 にあるEXCELファイル にて計算。
図、左下の電圧入力型となるようですけど。。。表に数値をあてはめてみて
G
= 1.7356897 fc= 84690Hz Cf= 2.200E-09F
Rs=
348Ω Rf=604.02Ω Ri=220.79Ω/Rs→∞の時のRi=604.02Ω
となりましたので。フィルター部のRを 620Ω→604Ω、360Ω→348Ωに変更して
通過帯域を上げて見ました(Cの変更はなし、fc=84690Hz、計算合っている
のかな?)
4.DAC1794D-woDAIの水晶発振器を高精度にしてみました。
三田電波(MTX-1625)80MHz/2.5ppm の高精度品にしてみました。
(測定データつき、購入品は40℃の時、偏差最大で1.15ppm)
一品入魂の購入品なので普通品(50ppm)と比較していないのでこの変更がわかり
ませんが、出てくる音質には安定感、分解の良さが感じられます。
(当初ICソケットに取り付ける予定でしたが勘違いして直接ハンダ付けをしてし
まいましたので)
製作完了時にはRECLOCKのONとOFFの区別がわかりませんでしたが、
エージングが進んでくるとリクロックをした方が音がやわらかくつや
のある方向になりました。
ASRC基板を購入してから約1年余り、ようやく部品も揃ったので
製作を始めました。3月上旬にはほぼ組みあがりましたが
いくつかの不具合から完成(6月中旬)が遅れました。
<不具合その1>
3月上旬には組みあがりましたが、SRCがTHROUGHでは信号が出るのですが
SACにするとまったく動作しなかったので、高価なセレクターになるところでした。
ASRCのPIN2からも出力がないので、DAC1794D-woDAIも動作確認できない状態でした。
(DIR1703のPIN10,11,12(LRCKO,SCKO,DOUT)の出力が
0V
なので当然なのですが)
何回も虫眼鏡点検しても、時間をおいて確認してもハンダ付けの不具合は見当たり
ませんでした。たまたまグランドとPIN10〜12をテスターの導通ブザーで確認したら
ところブザー音がして導通していることがわかりました。
原因はDIR1703の半田付け不良で外側からはまったく判らなく足の裏側で
ブリッジしていたようです。フラックスをたっぷり付けてハンダを盛ってから吸取
線で念入りに余分なハンダをすいとったら無事に動作しました。(このおかげで完
成が6月になりました。)
<不具合その2>
最初に動作確認をするためにまずデジタルインにつないで信号を入力。スルーでの
動作を確認するため、アナログ出力にケーブルをつなぎアンプと接続するとデジタ
ル信号が途切れる現象がありました。まだ、出力側のグランドラインをシャーシ
アースで共通にしていなかったのですがデジタル部(ASRC)とアナログ部(WO-dac)
のグランド同士の電位差を計ると約7Vありごれが誤動作の原因のようです。
早速グランドラインを配線してたところ前記の不具合は解消されました。
<不具合その3>
お気楽アイソ(空芯)をスルーのデジタルアウト(OPT)から分岐させるとき
VCCも接続したところ、受信部の44.1KHzのLEDが常時点灯するようになりました。
(DIR1703(B0,B1)→74HC139→LED表示)。お気楽アイソを取り付ける前は起こら
なかったのでお気楽アイソの電源はminiディスクリ(正)から取るようにして
VCCはカットしました。44.1KHzが点灯する不具合は解消しました。念のため電圧を
調べて見るとminiディスクリ(正)の出力は4.95V,デジタルOUTのVCCは、5.03Vとわ
ずかに違いがありました。これが原因とは断定できませんが、2種類の電源を使用
するときに接続の仕方によっては電位差のため誤動作や不具合が起こるようです。
幸いなことに致命的な不具合で部品を破損、焼損することが無かったのは幸いでし
た。
<添付写真のモード表示画面状況の写真の各状態>
・48KHz受信/PASS ・96KHz受信
/PASS
・48KHz受信/SRC-ON,RECLOCK-ON ・44.1KHz受信/PASS
・48KHz受信/PASS,EMPHASYS-ON
・32KHz受信 /PASS
・48KHz受信/PASS,EMPHASYS-ON ・48KHz→44.1KHz
ダウンサンプリング
SRC-ON,RECLOCK-ON ※SRC-ONにするのを忘れて撮影
ようやく完成、多少エージングも進みはじめたようですが、音質はすっきりと
レンジが広く思ったより低音が充実しています。
微妙な差かもしれませんが整数倍になる系列でアップサンプリングを行ったほうが、
むやみに192KHzでアップサンプルするより自然な感じがします。
(44.1→88.2→176.4/48→96→192)
BS、デジタル放送、DATの音源をCD用にダウンサンプリング(48→44.1)するのに活用していま
す。ダウンサンプリングによる音質の劣化は感じられませんでした。
結果的に時間や費用はかかってしまいましたが、市販で同等の機能のDACを
購入すると思えば、外観等が自由に設計できて安価に製作できたと思います。
よい基板をありがとうございました。現在、A6H
SLIM
ヘッドホンアンプを製作中です。
完成したらまた投稿したと思います。(機能が単機能なのでこんなに派手にLEDは使いません)
<主要役物・一品入魂>
使用ケース :タカチMS88-43-35G
照光トグルスイッチ :TL-22H1DKMMS1 基本レバー緑
(電源)
TL-22H1SKYYG4
ショートレバー黄(セレクタ)
TL-22H2SKNBG4 ショートレバー青
(SRC)
TL-22H1SKMMG4
ショートレバー緑(RECLOCK)
TL-22H1SKRRG4
ショートレバー赤(EMPHASYS)
電源トランス :RSトロイダル 18V/30VA,9V/30VA (各1個)
ロータリースイッチ :2回路12接点、ノンショートタイプ(メーカー不明)
I/V 用抵抗 :DEAL NS-2B 360Ω
I/V 用コンデンサ:オレンジドロップ 716P 2200pF
オペアンプ :OPA627BP
水晶発振器 :三田電波(MTX-1625)80MHz/2.5ppm
(プラクトサウンドシステムより購入、測定データつき)
トロイダルコア :FT-50-75(町田のサトー電気で購入)
ACインレット :FI-10R(フルテック)
以 上
とのことです。パネルのスイッチとLEDがメカニックな感じがあって、なにかコックピットみたいなものを想像させますね。
レタリングもバッチシで、タカチの計測器用(?)のケースとよくマッチしています。
しかしDIR1703の裏側でのブリッジは、よく解消できましたね。そんな症状がわかったら、思わず諦めてしまいそうです。
埼玉県和光市のTFさんからいただきました。2007.7.19
写真館が最近寂しいようなので、もし良かったら掲載してやってください。
写真のDACは元は、DAC1794D-Nのみだったのですが、
電源部を78xx系レギュレータ→LT1085,LT1033→ディスクリート電源MINIへと変化し、
DAIもDIR1703が不調だったので、CS8416+リクロック基板に変更しました。
アナログ部はOPAMPでも十分だと思っていたのですが、
「ディスクリIV+差動合成アンプ」が配布される事になってしまい、
改造すべきかとても悩みました。
元のDAC1794D-Nのアナログ部はDALEのNS-2Bとディップマイカという豪華仕様だったので、
改造して音が悪くなったら・・・と思い悩みましたが、
結局「ディスクリ」の言葉の魔力に負け改造に踏み切りました。
「ディスクリIV+差動合成アンプ」基板は部品点数も多く、
密度も高めなので、NS-2Bやディップマイカを使う事もできなそうなので、
抵抗はニッコーム、フィルムコンデンサは基本的にPPSフィルムを使いました。
定数関係は、IV抵抗を360→330Ωとして少し音量を下げたのと、
IVの終段を2SA1006/2SC2336に変更した以外は部品表通りです。
「ディスクリIV+差動合成アンプ」基板を導入するに伴い、
出力端子に基板が干渉するので、DAC1794D-Nのアナログ部に
生えていた部品は躊躇しながらもニッパで切り取ってしまいました。(涙。。。)
最後の写真が切り取られた部品たちです。(合掌)
大変だったのは、DAC1794D-Nの基板と「ディスクリIV+差動合成アンプ」の
基板が微妙にサイズが異なっている事でした。
結局仕方がないので、DAC1794D-Nの基板に切り込みを入れて
「ディスクリIV+差動合成アンプ」を底板に固定しました。
音ですが・・・
音だしは一発で成功したのですが、
出来た直後は改造した事を少し後悔しました。
確かに低音は増えているのですが、ボーカルのサ行が耳に突き刺さるような感じ
悲しくなりました。
エージング用CD(とはいってもホワイトノイズを入れただけですが)で2日ほどエージング
してから聞いたところサ行のきつさはとれ、低音もほどよく整い、
音場感が今までになく広がっている事に気がつきました。
今まではスピーカーの間でこぢんまりとしていたのですが、
スピーカーの少し外側まで広がっている感じがします。
結果的には大成功だと思います。
最後になりましたが、いつも楽しい基板を配布してくださるヒロさんにとても感謝しています。
ありがとうございます。
とのことです。これは大改造でしたね。
DAC1794Dとの基板サイズ等の相性はあまり考えていなかったのですが、無事収まったのと
結果的に音も良かったようで何よりです。
#写真館はちょっと最近寂しいですが、多分仕込みのときと楽観していますが・・・・・・・・・・
yosさんからいただきました。2007.7.23
大昔に頒布して頂いたお勉強DAC2を、漸く完成させることが出来ました。
DAC1794-3の完成報告ラッシュの前に、こっそりと写真館に飾ってやって下さいまし。
・・・と思っていたら、既に気合の入った作例↑が・・・ んー、肩身が狭いかも。(^^;
自分なりに工夫をする程の知識を持ち合わせていないので、
○電源部はDAC1794-3と同じ様な構成とし、最新版の香りを少しでも味わおうと思ったこと。
○ノイズ・フィルタを搭載して、より良い電源部に仕上げようと思ったこと。
○入力切替表示LEDを搭載して、より良い見栄えに仕上げようと思ったこと。
などを、先達の方々の作例を参考に作らせて頂きました。
ディスクリートが主流と為り掛けているご時世に、今更お勉強DAC2と云うのもアレですが、
暫くはオペアンプを交換して愉しまさせて頂きます。
どうもありがとうございました。
それと、何時もの如く勝手にリンクさせて頂きました。よろしくお願い致します。
http://www.shirakami.or.jp/~yos/index.html
とのことです。小豆色はオーディオファイル御用達のディップドマイカでしょうか。
ツマミにLEDを連動させるのは加工も配線も面倒ですが、グッと雰囲気がでますよね。
やはり最近は青色が主流?
toshiさんからいただきました。2007.7.30
1794-3が完成しましたので投稿します。回路の知識が全く無いの
で、ただひたすら半田付けとケースの穴あけです。フィルムと抵抗は桜屋電機
で調達、ディスクリIVと差動合成アンプ部分のトランジスタはA999とC2320を使
用しました。ケースは、手持ちのOS99-30-23を使おうと思いましたが、ちょっ
と窮屈なので、バラックでの音が良かったこともあり、奮発してWO133-37-33を
使いました。黒にしたため、以前持っていたサンスイのアンプみたいです。入
力は同軸2、光2としました。接続していない入力チャネルを選択すると他の
チャネルが出力されるのですが、実用上不便はありません。制作時のトラブル
としては、最初、アナログ部の電源部を逆接してしまい、オペアンプやトラン
ジスタがおシャカになったこと、電源部のみで電圧チェックを行い、その後
DAC部に接続すると、コンデンサーにたまった電荷のためか、バチッと音がし、
よく電源部のQ7のA1015が成仏しました。ヒロ様のDACは1704-4D以来、2年半ぶ
りですが、今回も何とか音がでて、ケースが納めることができ、とてもうれしいです。
とのことです。DAC1794-3の投稿一番乗り!
このケースのサイズなら余裕ありますね。電源に使われたコンデンサの銘柄がすこしわかりにくいですが、
あの独特の色調はあれかな?
toshiさんからいただきました。2007.8.18
お気楽アンプ3が完成後1週無事稼働したので投稿します。
1794-IIIの完成後、家に転がっているパーツを活用し、一気に作りました。
トランス(225VA)が2つあったので、片チャンネルずつの構成とし、ケースは、
CH8-43-23を2つ使用しました。ただ、いつも利用するエスエス無線に同色の在
庫がなく、シルバーと黒というチャネルにより色違いとなりました(^^;)。
電源は、NON-NFB電源(外付け型)を使用し、平滑コンデンサーに、以前若松で
買った56000uf×2を使いました。パワーアンプ基板の電解コンデンサーはKZを
使用しましたが、例によって大きすぎて、倒壊状態での設置となりました。
今まで使用していたパワーアンプは平滑を小容量にしていたこともあり、お気楽
アンプ3は、余裕のあるなめらかな音がします。
また、プリアンプなど上流側機器の個性も素直に反映され、大変気に入っていま
す。
プリアンプは、いままで真空管プリを使用していましたが、627対抗プリを復帰
させ、DAC、プリ、パワー(下段のシルバーと黒)と、fujiwaraトーンで統一す
ることにしました。
とのことです。最初はケースが小振りに見えたのでコンデンサの大きさがイメージできなかったのですが、
このケースの幅は43cmもあるのですね。ということはコンデンサはかなりデカイ!
シルバーのケースもワンポイントですね(正確にはCDPとあわせてツーポイント?)
岩手のSさんからいただきました。 2007.8.20
殆ど最終領布だったのではと思われますDAC63S-mini、完成しましたので
お礼方々投稿させて頂きます。
構想としては、市販CDプレーヤからの光入力限定、トランスはトロイダル、
DACやOPアンプを入れ替えて楽しめる様ICソケット化(OPアンプはとりあ
えずOPA2604APを装着)、放熱を考えた小さめのケースに入れる事を考え
ました。部品は特にオーディオグレードにはこだわりませんでした。
ケースは廃熱を考慮し底面とトップに空気穴を加工しました。トップの空
気穴にはゴミの進入を阻止する為に、この夏張り替えた網戸用ネットの切
れ端を接着しました。
太平洋高気圧がせり出して沖縄よりも北海道の気温が高い日々となってい
る猛暑の中、いよいよ左に汗ふきタオルと扇風機、右に半田ごて(IC用)
を揃えて製作を開始しました。ヘッド装着型ルーペを装着し拡大世界の浮
遊感に彷徨いながら、製作マニュアル記載のフラットパッケージ半田付け
要領通りに、ペースト少々その後に微細半田付けを繰り返して何とかフラ
ットパッケージICの半田付け行程を終える事が出来ました。
市販CDプレーヤへバイオリン曲CDをセットし、プレーヤの光出力端子と
DAC63S-mini光入力端子を光ケーブル結合した後、いきなりのノイズに備
えてアンプのボリュームを絞りDAC63S-miniのスイッチを投入するとLEDラ
ンプが微かに点灯(LED電流制限抵抗値1kΩでは大きすぎた様で後日750Ω
へ変更、やや明るくなった)。火花・煙は出ないか、素子類がバチバチシ
ョートしていないか、ヒューズは飛ばないかと緊張しましたが何事も起こ
らずホッとしてPLAYボタンを押し、おもむろにアンプのボリュームを上げ
るとスピーカーから曲が流れてきました。気になっていた3端子レギュレ
ータ放熱フィンの温度は、熱いが手で触れる程度でした。電源投入しっぱ
なしで、トップ空気穴から微かに暖かい上昇気流を感じる程度です。
出てくる音は、エージングが済んでいないせいかも知れませんが、CDプレ
ーヤ直接出力と比して音域がやや狭く感じられるものの、バイオリンの弦
一本一本の響きを聴き分けられそうな程中高音域に繊細感があり喜んでお
ります。
主要部品まで揃えた素晴らしいDAC基板を領布して頂き、感謝しております。
とのことです。入力も1系統でかなりコンパクトに収められましたね。
このシンプルさがDAC63SMiniの最大の利点だと思っています。
青色のICソケットは、なにか懐かしい感じも覚えますが、山一かな?
Matsukataさんからいただきました。2007.8.28
サブシステム用にDAC in
AMPを作ってみました。
キットの構成、使用部品は以下の通りです。
DAC基板:DAC63S
アンプ基板:LM3886シングル
電源基板:Non-NFB電源
【DAC部】
平滑コン:ELNA
for Audio 6800uF/35V × 2
Di:ファストリカバリ
抵抗: デール RS-2B &
CMF-55
アナログ部コンデンサ:WIMA MKS4
オペアンプ:OPA2134PA
【AMP部】
パスコン:ニチコン
FW
抵抗:デール NS-2B & CMF-55
【電源部】
平滑コン:ELNA for Audio
12000uF/56V ×
4
Di:ファストリカバリ
入力はデジタル2系統のみの超シンプル仕様です。
アンプ部の電源にはレギュレータなしのNon-NFB電源を使用しました。
非安定化にも関わらずハムノイズは無比です。
トランスはRSのトロイダル(15V)で、平滑後の電圧は実測で19.5Vでした。
DACの電源にもRSのトロイダルトランスを使いましたが、5V系のヒートシンクが
アツアツにならないよう9Vのものをチョイスしてます。
平滑後の電圧は約12V。
この電圧に合わせ、アナログ部のレギュレータは9Vのものを使ってます。
音ですが、素晴らしいの一言です。
このLM3886シングルアンプはヒロさんアンプキットの「密かな名作」だと思います。
ここまでシンプルでかつ安価に作れて、こんなに素晴らしい音を奏でるキットは
そうそうないのではないでしょうか。
以上、いつも楽しいキットをありがとうございます。
次は、DAC1794-IIIにチャレンジします。
とのことです。サブにするにしては部品に凝っているように感じるのは私だけかな?
とくにコンデンサのサイズがひときわ目を引きます(基板からはみ出してますね)。
#さらに詳しくはこちらにあります
http://blogs.yahoo.co.jp/matsu_kat/49070253.html
調布市のKさんからいただきました。 2007.9.3
こんにちは。
いつも、ホームページを楽しく拝見させていただいております。
また、多数の基板を頒布いただいておりましてありがとうございます。
この度、一年前に頒布いただきました「R-2R
LADDER
DAC」がようやく完成いたしました。
お礼も兼ねて投稿させていただきます。
DAコンバートについて勉強しながら製作になりました。
調整箇所が存在する辺りが心をくすぐられてしまいました。
私は主に音楽ソースにPCを使用しておりますので、PCと6L6SinglePowerAMPに挟まれて元気に動作しております。
当初は、16bit1枚で動作させるつもりでしたが、製作期間が長かった為に気が変わり、24bit差動構成になりました。
AudioOutも自作の真空管バッファで受けるつもりでしたが、差動構成になり不要になりました。
そのためなのですが、上にトランスやブロックコンデンサーを配置する予定でケースを選んでしまったので、メンテナンス性の乏しい筐体になってしまいました。(ケチったという話もありますが・・・笑)
R-2R
LADDER部には、10kΩ/1%の金属皮膜抵抗を使用しました。
用意した抵抗が1/4Wものだった為、1Rの2本目は苦肉の策で背面に実装する事になってしまいました。
また、DAC基板への起動時の突入電流による影響か、起動にDAI基板をリセットする電力が足りなくなってしまったらしく、MUTE基板を使いDAC基板を時間差で起動するよう変更しました。
廉価なトランスを使用した為、漏れ磁気には気を使いました。
2台のトランスは垂直な角度をつけて配置し、DAC&DAI基板との間に銅箔を貼ったアングルを組みました。
想定外の事態にMUTE基板のみDAC側に配置せざる得ない状況になってしまいましたが。
これからも、色々な基板頒布楽しみにしております。
また、よろしくお願いします。
なお、私のホームページに製作記事を掲載しました。
http://www.kana-net.ne.jp/R2R.html
http://www.kana-net.ne.jp/R2R2.html
まずい内容があれば削除あるいは修正をいたしますのでご連絡ください。
とのことです。上記のURLに詳細が記してあります。
DAIのリセットがうまくかからない理由は、R-2Rのデータ入力部のプルアップ抵抗が原因でしょう。
これを外せば大丈夫ですよ(って既に遅し?)。CS8416はリセット直後にデータ線がプルアップ/ダウンされている
かで動作モードを決めます。DAI側ではH/Wモードとするためプルダウンになっていますが、R-2Rには
プルアップ抵抗が入っているため、同時に電源が入ると誤動作を起こしているのでしょう。
電源の投入タイミングをずらされたのは正しい解決法だと思います。