1.6シリーズ増殖?の巻き。 2013.5.4

DAC1242-1.6のシリーズとして、もう2種類検討中です。


もう2つの1.6シリーズ。

一気につくっちゃえ!

DACのみの基板になっているので、部品点数は少な目です。
一気に2枚つくりました。2枚の共通部品も多いので、同時につくると部品を探す手間が効率化できます。

(1)コードネーム DAC8741-1.6 
    (WilsonのWM8741を使用したSPDIF.PCM.DSD入力可能なDAC)


DAC8741-1.6です。


(2)コードネーム DAC1794-1.6 
  
(TI社のDSD1794を使用したSPDIF.PCM.DSD入力可能なDAC)


DAC4794-1.6です。

さてさて動作確認をしたいところですが、GW後半のお出かけが待ってます。
道混んでるかな?

動作確認していきましょう。まずはDAC1794-1.6 
2013.5.8

動作確認のためにはまずはPICのプログラムを書く必要があります。
というのもCS8416にしても、DSD1794にしてもI2C通信でレジスターを書き込む必要があるので、
PICが必須になります。一からつくると大変ですが、これについてはDAC1242-1.6をベースにして作成しました。
まずはSPDIFでの動作確認からですが、問題なく動作しました。
やったね!

SPDIFで動作確認の様子。


SPDIF入力で動きました。

SPDIFで動いたとなると、PCMでは多分問題ないでしょうから、次はDSDで動かしてみました。
DSDのソースはエレアトさんのUSB−AUDIOを使います。
こちらも、無事動いているようです。でもDSDの波形は高周波数成分が多くのっているようなので、
本当に音がでているかどうかで確認してみたくなります。


USB−AUDIOと接続しています。動いているようですが・・・・

一気に音だしまでいっちゃえ!

音だし評価待ちの電子ボリューム基板とアンプ基板が近くにあるので、
一気にそれらにつないでみることにしました。DACにつかっているDSD1794は電流出力なので
電圧変換するため出力に75Ωの抵抗がとりついています。そして、それらのシングルエンドの出力を
電子ボリューム基板に入力です。

構成は
 USB-AUDIO →  DAC194-1.6 → EVC1972 → RenewA12 → ヘッドホン
となります。
 音楽ソースは大黒マキさんのCDをDSD128に変換したものをつかいましたが、いい感じで鳴ります。
久しぶりにマキさんを聞きましたが、軽快なリズムで好きだな〜。


DSD入力での音だしも無事確認できました。

PCMでも動作確認 2013.5.19

PCMでの動作確認にはASRCをつかいます。ASRCでは出力フォーマットがI2S.RJ.LJと変化させることができるので、
これで受け側であるDACも問題なく動作するかを確認しておきます。

PCMでの動作確認。 接続はASRC→DAC1794-1.6

アンプ部を一体化させよう! 

バラックのままだと机上のスペースをかなり占有してしまうので、アンプと電子ボリューム(EVC1159)を一体させておきましょう。
Renew A12アンプの上に電子ボリュームを搭載します。ネジピッチは同じあので簡単に2階建てにします。
3階建てにする予定なので、基板の厚みを補正するため、片側にはダミーの基板を乗せておきまし。

A12基板の上に電子ボリュームを搭載。

最上段にはDAC1794-1.6を搭載します。

その上にDAC1794-1.6を搭載!


横からみた様子。15mmのスペーサでつないでいます。

最終確認です!

アンプとDAC1794-1.6を一体化したのでかなり机の上のスペースがあきました。
これで、ASRCとUSB−AUDIOもあわせて一気に動作確認ならびに試聴ができます。

これで動作確認、試聴が楽になりました。

DAC8741-1.6 難航中・・・・ 2013.5.24

さて、次はDAC8741-1.6にとりかかっているが、うまく動かない。
まずはSPDIF入力モードでプログラムを書くわけだが、
まずCS8416は問題なく動作。必要なデータはWM8741に送られているが、
WM8741からの信号がでてこない。W8741もI2C制御にしているが、問題なくデータ転送は出来ているので
モード設定は問題ないはず。I2Cのアドレスをアサインしていない値に変更してみると、通信エラーが発生するので
問題なくアドレス設定もできている。なぜ動かないのかな?
 WM8741のマニュアルにはI2Cという言葉は一つもでてこないので、ひょっとして通信プロトコルが違うのだろうか?
I2Cではなく2wire controlという言葉が使われている。まあ、言葉は違えど内容は同じはずだが・・・・

ん・・・



(つづくかな?)