Matthew from Hong Kong 2006.6.28

My Easy Headphone Amplifier has been finished. :D

Since there's not much components, the assembly is quite easy, so I can complete the PCB in a short time.

Power Supply : Type B-Mini (LM317/337)
Transformer : Cheap EI Transformer
Input Coupling Capacitor : Normal 1uF Film Capacitor
Resistor : Cheap carbon film capacitor
Volume Control : Alps 50k Ohm VR
Electrolytic Capacitor : Panasonic FC, Philips Audio grade, Nichicon (from old Onkyo SE-70 Sound Card ^_^)
Transistor : Toshiba 2SA1358/2SC3421 Ic=1A/Pc=10W
Op-Amp : Burr Brown OPA2604AP

All the components used are inexpensive. However, the sound is still good. Sound is balance and warm with good analytic power, vocal and treble are sweet. What make me surprised is its driving power, it can drive my AKG K501 quite well. Of course, it is not as good as my Valve HPA
(http://tokyosound.co.jp/sound/valvexse.htm).

However, dont' forget the building cost!

And, although I don't pay much attention to wiring, I can't hear any noise/interference when listening, it means the PCB layout still of Mr.Fujiwara is very good.

In conclusion, I am very satisfied with this Headphone Amplifier, the sound quality is surprising. And, balanced sound, which is the most difficult in DIY, is achieved.
Once again, we have to thank Mr.Fujiwara for offering us good Audio DIY kits. :-)

Thank you.


Thank you for sending me photographs of your headphone amplifier.
I knew AC voltage is 220V in Hong Kong from a transformer what you use.
There are few countries of AC 100V ?

  

  




大阪府のポンタンさんからいただきました。 2006.7.6

初めて投稿させていただきます。
完成直後から原因不明の不快音に悩まされ、一時は製作を断念しそうになりましたが談話室の皆様に色々アドバイスを頂き何とか完成にこぎつける事ができました。
皆様の美しい作例に比べると陳腐でちゃちな造りなので、投稿するのが躊躇われましたが、皆様への感謝を込めて初投稿させていただきました。

使用パーツは、
トランスにRSコンポーネントの120VA、12−0−12Vトロイダルトランス
C1、C2はジャンパー、C3〜C6にニッセイAPS、電解コンデンサーは定番の緑MUSE
オペアンプの帰還抵抗R7、8、13、14には、オペアンプの安定性向上のため5ピコファラドのセラミックコンデンサーをパラ接続しています。
抵抗は特に変わったものは使っていません。0.5Wの金属皮膜、誤差1パーセントです。
定数はR17、18、21、22を20kオームに変えた以外製作マニュアルそのままです。
入力部のボリュームは通信工業用の50Kオーム、オペアンプはOPA2604を当初使っていましたが、発振トラブルが発覚しましたのでOPA2134に変更しました。
ケース加工は愛用のウルトラ武蔵ドリルで行いました。談話室にも書かせていただきましたが、現在最高のドリルだと思います。
ケースを美しく仕上げたい方にはぜひお勧めします。

皆様の作例のようにケース内にアンプ基板を収納しようと思いましたが、たくさんの放熱穴を開けるのが面倒だった事とこれから夏にかけて放熱に一抹の不安を感じましたので、思い切って写真のような構造にしました。
完成後動作中の発熱を指でチェックすると放熱板の大きさもあってか、ほとんど発熱は感じられなかったので将来的にはタカチのOSケースなどに移し替えてみてもいいかなと思っています。
ボンネットがあれば少々の落下物に対しても安心ですが、無いなら無いなりに別の楽しみがあります。
それは美しい基板をいつでも見れてニヤニヤ出来る事です。(^-^)

「ICアンプ=お手軽だが音質悪くノイズ多い」という私の誤った認識を根底から覆す美音でとにかく音質がすばらしいです。長時間聞いても疲れないやさしい音で当たり前の音が当たり前に鳴ってくれる再現性のいいアンプだと感じました。
今までは住環境の点からヘッドホンのみの音楽鑑賞でしたが、これからはスピーカーの使用頻度がぐっと上がりそうです。
今後、色々なプリアンプと組み合わせて音色の変化を楽しんでいきたいと思います。
素晴らしいキットを配布していただいて本当にありがとうございました。


コンパクトなオープンタイプの構成が特徴ですね。クリップなどの金属物の落下には注意が必要ですが、
これなら放熱に心配しなくても良さそうです。



 




ういろうさんからいただきました。2006.7.13

この度、お勉強DAC3 + お気楽HPAが完成いたしましたので投稿させていただきます。
半田ゴテレベル:1、回路理解レベル:1の私でしたが、何とか完成させることができました。
皆さまの作例に比べると見劣りしますので、投稿しようか迷いましたが、製作にあたって部品選定や配線方法等でこちらの写真館は大変参考になりましたので、感謝を込めて投稿してみました。
ごく普通の仕様ですが、初心者バージョンとして見てやってください。

ケースはタカチのOS70-37-23と定番のやつですが、光入力:2、同軸入力:1、光出力:1、同軸出力:1、アナログ出力:2と入出力を欲張りすぎたおかげで、穴あけでいくつか失敗して見苦しくなってしまいました。
そこでリアパネルにはレタリングの代わりに、レーザープリンタ用のフィルムラベルを貼ってみました。(よくみると各端子が微妙にずれています。)

使用パーツは、DAC部とアナログ部の電解コンデンサをOSコンに。
アナログ部の抵抗はDALE CMF-55、IV変換抵抗に同じくDALE NS-2B、LPFのコンデンサはEROのKP1830、電源部の電解コンデンサはMUSE(緑)を用い、オペアンプはBBのOPA134にしました。他は安い一般パーツです。
電解コンデンサは全てマニュアルどおりの耐圧、容量としましたが、そうするとかなり貧弱な感じになってしまいました。
お気楽HPAのオペアンプは当初NJM4580DDとしていましたが、OPA604等を試してみたく、Dual→SingleのゲタをつくりSingleオペアンプ2発でも使えるようにしています。(現在はとりあえずNE5534になっています。)

製作にあたって、最も懸念していたのはSSOPの半田づけでしたが、フラックスの効果で思ったよりすんなり出来ました。
それよりも苦労したのは、マニュアルに載っていない部分である基板間やVRの配線、アースの落とし方などで、あたりまえなのか検索してもあまり出てきません。
なので、このあたりは適当です(w)。

音質については、現状単独のヘッドフォンアンプとして使っていますので、お気楽HPAの評価になってしまうかもしれませんが、低域から高域までバランスよく出ていて、音の伸びも非常に良いように思います。
また、今までに聴いていたどの機器よりも一段濃い音が出ているといった感じですので、小音量でも心地よく楽しめます。
まさに求めていた音が得られ、大変満足しています。

本機は完成まで製作開始より半年以上かかってしまいましたが、製作前は抵抗やコンデンサに、オーディオ用なるものがあることも知らず、一からネットで検索してパーツを選定していったので、そういう意味でも、私には大変勉強になり、まさにお勉強DACでした。
また、更にパーツやオペアンプの交換で高音質を狙えるので、今後いろいろ試してみたいと思いました。

なお、事後になりますが、以下のblogにてお気楽オーディオキット資料館のページをリンクさせていただきました!
あわせてご連絡いたします。
といっても、製作記他を記載する個人的な日記のようなもので、訪問者はほとんど私のみですが。
http://netafactory.blog54.fc2.com/

次なる製作キットもお分けしていただいておりますので、完成しましたらまた投稿してみたいと思います。
最後になりましたが、この度は素晴しいキットを配布いただき本当にありがとうございました。


とのことです。リアパネルは市販品みたいなしあがりですね。これは何をつかわれたのでしょう?
いや〜それにしても実装密度高いです。半田ゴテレベル3でしょうか!






kephisさんからいただきました。2006.7.16

ASRCができましたので、投稿します。
 自分のHP(www.asahi-net.or.jp/~uu4t-mur/index.htm)で発表するのもよかったのですが、今回はただ作っただけ(笑)で私のアイディアはほとんど入っていないので、投稿させていただきます。
 ASRCを必要とした理由は、96kの録音が主流になった昨今、生録の際にDATで録音するので、48kへの変換が必要だったからです。

 最大の違いは、電源にSWレギュレータを用いた点です。生録に持って行くので、できるだけ軽くしたい。PLLはアナログともいえないくはないが、音質的には問題ないだろう、と考えました。
 SWレギュレータなので、整流回路のパターンを用いて電源ラインにπ型LCフィルタを入れ込みました。
 また、同軸のスルー出力、および入力サンプリング周波数表示の回路を追加しました。亀の子式にICを乗せることで新たなPCBを付けずに配線することができました。
 SWレギュレータは5Vなので、ロードロップの3.3Vレギュレータを使用し、足の配置が違うので基板を裏で修正しました。
 ケースはタカチYM−250という、これまた軽い、安価なものを用いました。
 取っ手フロントパネルにつけました。これは、生録に持って行くと、輸送中や録音中のどさくさで、トグルSWのシャフトがおれた経験上、付けた方がよいので付けました。
 入力は、光と同軸の2CHを切り替え、これのみとしました。生録に多入力は不要です。
 出力SFは、48k固定でもよかったのですが、たまたま7接点のロータリーSWが手に入ったので、これをつかいました。
 光コネクタの上にあるラグ端子は、あとからこの穴とコネクタのキャップとをひもでつないで紛失しないようにするためのものです。生録はどさくさかつ埃が多いので、キャップはこまめに閉め、なくさないことが大切です。
 部品の配置はCADで外形寸法および穴位置を入れて決定し、フロントおよびリアパネルは、シルバーのプリンタ用のシールに印刷し、はりつけました。かなり正確な位置に印刷できます。穴はカッターで切り抜きます。
 ロータリーSWの角度など、正確に出せますので、便利です。
 私の製作物の中ではかなり楽にできました。fujiwaraさんのおかげです。ケース内配置の検討が一番かかったかな?
 何の苦労もなく、一発で動いてしまいました。fujiwaraさんに感謝いたします。

 とのことです。では、次には少し難しくなるようにバグパターンを入れておくとかはどうでしょうか(笑)。
それにしても綺麗にレタリングしてありますね。インレタでしょうか?と思ったら説明がありました。全面シールなんですね。
便利なものがあるものです。探してみようっと!



Kさんからいただきました。2006.7.18

いきなりですが、私のR2Rの作例には大きな失敗が3つありました。

失敗1  「抵抗を1K/2Kにした」
ヒロさんの実験報告をきちんと読めばこのような小さな値では、HC574の内部抵抗の影響が大きく出るため不利なのに、「R2Rって1K/2Kあたりの抵抗だよね」などと 勝手に思い込み0.1%のDALEの抵抗を輸入してしまいました。
さすがに高い代物なので買いなおすわけにもいきません。
しばらく、リカバリ方法を思い悩んだ結果以下のような結論に至りました。
・「R2R DACの調整が必要な主な要因はHC574の内部抵抗よる誤差である」
 なぜならたとえば1Kオームの抵抗に対して25オームは2.5%であり、 1%抵抗の精度の実力値よりはるかに大きい。0.1%の精度を生かすには内部抵抗を補正する必要がある。」
まずはR2Rを調整抵抗無しで組み立てます。
次にR2Rにヒロさんがつけてくださった調整機能を利用して、574の出力がONのときの電源電圧と抵抗の先をGに落とした状態での574の電位差から各端子の内部抵抗を測定。
やはり、ヒロさんの測定された結果とほとんど一致して23から27オーム前後です。
さて次に補正方法です。
現状では2Rに余分な25オームが加算されていますので、2Rにパラに150Kオーム前後の値の抵抗をパラレルに取り付けることにしました。秋月1000円テスタでも200mVレンジで3桁の有効数字が取れていますのでパラレルにする抵抗も数種類のチップ抵抗を組み合わせできるだけ正確に内部抵抗を打ち消す用に選別して作成しました。
たとえば内部抵抗23.5オームは2Kの2Rに168.4Kオームをパラって調整しますが、168.4Kなどと都合のよい抵抗はありませんので選別した56Kを3つ直列につなぎます。
私が用意したチップ抵抗は48.7K,52.3K、56Kの3種ですが、組み合わせ+誤差を利用すると結構ほしい抵抗値が作れます。
とくに上位ビットは優先的に精度を確保しました。上位4bitは測定値から計算した「ほしい値」を用意することができました。
測定の誤差を無視すれば、上位4bitの内部抵抗による誤差は0.1オーム程度に補正されいると思います。

失敗2  「DAIがない」
R2R、デフォルト24bitです。これまで24bit DACは一台も作ったことがなかったので何も考えずに24bit分抵抗を実装しました。
内部抵抗補正のみを残して組み立て終わったR2Rで音だしを行おうとCS8414で組み立てたDAIをつなぎ、CS8414のモードをあわせようとデータシートを見ると.....LSBJの24ビットフォーマットがありません。確かCS8414には24ビットフォーマットもあったはずなので大丈夫とまたしても勝手な思い込みです。
DIR1703DAIは未リリース、手元にはCS8412,CS8414、TC9245くらいしかDAIを持ってないのでどうにもなりません。
これまたしばらく悩んだ挙句、ロジックでCS8414の出力に少々手をいれれば何とかなりそうだと結論が出ました。
フォーマット変換アダプタを作成します。
MSBファースのDATAをSCKの反転信号で8回D−FFを通して最後に反転してないSCKでもう一回。
これでDATAが8bit分遅れるはず。CS8414は32bit幅で出力するので8bitずれると24bit後ろ詰めにになるはずです。
ところが、音になりません。またしてもしばらく悩みこみ、フトあることに気がつきました。「MSBファーストってデータラッチのタイミングは
アップエッジ/ダウンエッジどっちだっけ?」データシートで確認すると大正解。
幸いIISフォーマットを1bit少なくシフトすると今度こそ24bit後ろ詰めになりそう。修正は容易でやっと音だし成功しました。

「無調整での音だし」
無調整での音はさすがに聞けたものではありません。変なノイズが時々乗ります。抵抗自身の精度は高いのでこれが内部抵抗によるエラーの音なのでしょう。しかし、スイッチング電源なのに何か不思議な魅力のある音でもあります。
調整後の音に機体が持てます。

「調整後の音だし その1」
2Rの裏にチップ抵抗でつくった調整用抵抗を裏打ちします。可変抵抗は一切使用していません。
まずはスイッチング電源での音だしです。
なんとも魅力の乏しい音です。おとなしい鳴り方で歪は減ったようですが魅力がまったくありません。
スイッチング電源とはいえ、「あれ?こんなものかな」という感じです。
とはいえ、ただのスイッチング電源のみではさすがに評価としては不足でしょう。

「調整後の音だし その2」
PROSTさんのLED電源に興味があったので実験基盤を作り、これで試してみようと考えました。
ツエナーの代わりにLEDを定電圧源にしたリップルフィルタですが、定電圧LEDは同じくLEDとTRで作った定電流で駆動する回路です。
使うとトランジスタによって音が大きく変わるらしいのでDIP8ピンソケットを使いTRとLEDを差し替え変え可能にしました。使うTRはとりあえずC1815/A1015です。
........絶句。強烈です。多少独特の癖があるようですが高い分解能です。ビートルズなどエコーが完全に分離してしまいすっかり浮いてしまっています。
ものすごく、生々しい音でしばし、身じろぎもせず聞き入りました。
DALEの0.1%抵抗を使った甲斐があるというものです。


「R2Rの最後の悲劇」
あまりにも、出る音が気持ちいいので、他の作業をやりながらバラックのまま数日聞き続けていました。
しかし、悲劇は起こるべくしておきるものです。
手元の糸半田がこともあろうか、TRやLEDの林が生えている電源基盤に接触、あわてて取り除こうとしましたが
ときすでに遅く、パチパチという音とともに青い火花と白煙がR2Rの中央部のHC164のあたりに見えます。
DC15Vが直撃した模様です。
さて、この失敗はまだリカバリできていません。
手元にはHC164やVHC574がたまたま手元にあるので付け直せば、とりあえずの復旧はできるのですが
大量のSOP ICの交換と、せっかく測定調整した補正抵抗のことを考えるとなかなか気力がよみがえりません。
また、VHC574では内部抵抗がHC574とは大きく異なる可能性もあります。

さて、まずはICの除去からがんばらねば...

「補足」
今回の顛末の中で、R2Rのキモは574の内部抵抗であることはほぼ確信しました。
ただ、抵抗を選別、高精度にするだけでは不足だと思います。
そこで思いつきなのですが、574の出力で低ON抵抗のMOS FETをドライブしてはどうでしょう。
レベルが合えば単純につなぐだけで内部抵抗がミリオームに。
そうなると、抵抗の精度はそのまま音の精度につながり、0.1%抵抗をさらに選別することも意味を持ちそうに思えます。さらに出力を上げることも容易になります。
そして、視力の落ちた目で気を失いそうな量のチップ抵抗の選別、半田付けをしなくてもすみますし、より精度も出せると思います。
おそらく、通常のMSBのみ補正したR2Rでは16bitの精度も難しいでしょうし、今回作成した全bit調整のR2R DACでも16bitを大きく超えるような精度は出ていないと思います。
しかし、理論的にはメーカの24bitDACに迫る/超えるものも作れるかもしれません。
だって、デスクリートなら抵抗1個ごとに調整できるのですから。


ということです。一難去ってまた一難って感じですね。
縮小した画像ではわかりにくいのですが、半田面でチップ抵抗が3個直列になっているあたりは、精度追求の執念のようなものを感じます。
しかし、DALEも輸入すれば少しは安く買えるのでしょうか?






DAC1794D&ASRC by ヒロ 2006.7.22

比較的最近に作った基板ばかりの構成になりました。

 DAC: DAC1794D-woDAI (OPアンプはOPA134を使用)
 ASRC: DAI替わり使用
 電源: トランス RA40−072
           完全ディスクリ正負(アナログ用)
           ディスクリ電源MINI-PLUS(DAC用)
 バッファーアンプ:プリアンプ基板×2
 
装置仕様: パネル入力: 同軸×2,光×2
        パネル出力: 同軸×1、光×1
        オーディオ出力: 固定(DAC1794D直結)×1
                   可変(プリアンプ基板バッファー)×1
前面パネル:
        電源、リクロックOn/OFF、サンプル周波数、入力切り替え、可変出力、ヘッドホン端子





R.さんからいただきました。 2006.7.29

使用部品ですが、素直な音を目指してコンデンサにはニチコンのノーマル品を使用しています。
アキュフェーズやONKYOが使ってますね。意外に入手しにくいのが難点です。
抵抗はソリストの金属皮膜で1Wと2Wを使い分けています。
巻き線抵抗までは手が出ないが、1/4Wあたりの金属皮膜の音はキンキンして嫌という方はこの抵抗がお奨めできます。というか部品表に指定したいくらいです。
フィルムコンは手持ちのマイラーコンを使用しています。積層タイプはものによって高域がキツくなったりして苦労しますが、マイラーは可もなく不可もなく安心できます。
OPアンプはOPA2134を使用しています。非常に優等生な音です。
まったり、ゆったり鳴らしたい方は三菱のM5238Aをお奨めします。
オフセット電圧が小さいものを選別すると良いでしょう。小音量では少し物足りませんが音量を上げると非常に心地良い音です。
FET入力なら入力のカップリングCを省略できて、音質、お財布にGOODです。
整流用のダイオードは結局FRDブリッジを外付けしました。
アキシャルなショットキーDを使用する場合はERC84-009が良いと思います。
回路的には、OPアンプの入力容量の影響をキャンセルするため5PFのマイカを4箇所基板の裏につけています。
トータルとしての音質評価ですが、できるだけ性能引き出せるように回路を工夫しているだけに、ディスクリートアンプに遜色のない音です。
OPアンプの差し換えで音質をチューンできるところも楽しいです。
小型SPのユーザーであれば、20万以下くらいのメーカー製のアンプよりLM3886BTLのの方がうまくSPを鳴らせるのはないかと思いますよ。


とのことです。ダイオードの破損からのリカバリー早いですね。ブリッジダイオードは600V4Aくらいのものでしょうか?